BL ブラック企業 小説一覧
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件
1
「限界社畜、恋に落ちたら終わりだと思ってた――でも、一緒に辞めて起業しました。」
ブラック企業で出会った新卒ふたり。
職場は地獄、寮は同室、心は限界寸前。
“ちゃんとした社会人”を目指す白井と、マイペースに生き延びる藤宮。
恋なんてしない、期待なんてしない――そう思ってたはずなのに、
「お前がいたから、ここまで来られた」
気づけば手を取り、会社を辞め、仲間たちと“理不尽の外側”へと走り出す。
すれ違い、涙、ほうじ茶プリンとキスの夜。
これは、仕事と恋に潰れかけたふたりが、
一緒に人生を立て直していく、再起系BLラブコメディ!
文字数 34,389
最終更新日 2025.05.05
登録日 2025.04.15
2
「氷の主任に、恋は必要ですか?」
この人、ほんまに人間なんやろか――
新卒2年目の営業・天城陸は、社内でも“ブラック中のブラック”と噂される制作三課に異動することに。
そこにいたのは、神経質なまでに完璧で、社内で“氷の如月”と呼ばれる主任・如月玲。
ハーフアップに束ねられた黒髪、美しい容姿、そして人間味のない仕事ぶり――「この人、ほんまに人間なんやろか」
最初はただ圧倒されていた陸だが、深夜のオフィス、ふたりきりの喫煙室、ふと見せた笑みや寝顔に触れるうちに、少しずつ彼の中で玲の存在が変わっていく。
だが玲には、かつて東京で“心を閉ざすきっかけ”となった過去があった。
人に期待しない。甘えない。壊れないように、感情を殺して働くだけの毎日。
そんな玲の心に、陸のまっすぐな言葉と行動が、静かに染み込んでいく。
恋愛未満のやりとりが、じれったくて、いとおしい。
不器用なふたりが、心を通わせ、やがて“生き方”そのものを選び直していくまでの物語。
残業、缶コーヒー、喫煙室、そして閉ざされた心の奥にある、誰かと生きる勇気。
仕事で繋がったふたりの“再生と恋”の行方は――。
文字数 69,107
最終更新日 2025.05.05
登録日 2025.04.13
3
セックスは、愛していない人とする……。
ブラック企業に勤める柳ヶ瀬遼は、過労死寸前の生活をしている。
ある日、終電間際の電車で、彼は、痴漢と間違えられる。「彼は女性の尻を触ったりしませんよ。なぜなら、」そして、いきなりのキス。最低のやり方で痴漢の冤罪を晴らしてくれた男は、石川豪太、労務関係の弁護士だった。後日、遼は、職場の後輩、太田蒼の墓で、豪太と再会する。それ以後、豪太は遼につきまとい、働き過ぎを非難し、休日を取らせて共に過ごし、料理をするなど、遼の世話を焼き始める。
豪太は、生前の蒼から、職場の先輩が過労死寸前だから助けてほしいと依頼されていた。しかし、彼が動けずにいるうちに、蒼は死んでしまう。蒼の遺志を汲み、豪太は遼を過労死から救おうと、ブラック企業と戦いを開始する。
蒼は、遼の職場の後輩であるだけではなかった。彼は遼に告白していた。しかし、自己肯定感が低く、それゆえ人から愛される自信がない遼が、蒼を受け容れることができないでいるうちに、蒼は死んだ。そこへ現れたおせっかいな男、豪太。遼にとって、彼の介入は迷惑でしかなかった。そうしているうちに、ノンケだったはずの豪太が、次第に変わり始める……。
[表紙]Leonard,AI
文字数 132,729
最終更新日 2017.03.01
登録日 2016.12.11
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件