「らん」の検索結果

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SF 連載中 短編
町の喧騒も、自動車のエンジン音も、テレビの音も何もかもが消え、恐ろしいほどの静けさの中で目を覚ました俺。 どうやら世界は終わったらしい。 全人類のうち、99,9999%が一夜にして消えた。 どういう意味か分からないよな?俺にも分からん。 普通に会社に行き、いつもどうり満員電車に揺られて帰宅。 花の金曜日ということで、唯一の楽しみである飯を思いっきり堪能し、食後のビールを飲みながらいつの間にか寝てしまった。 で、起きたら世界が終わっていた。 どうしてわかったかと言うと、スマホに見知らぬ番号からメッセージが入ったからだ。 「99.9999パーセントの人類は削除しました。 めでとう! あなたは選ばれた人です。 この週末の世界をお楽しみください」 最初は単なるいたずらだと思ったんだ。 でも、外に出てみてその言葉が真実だと分かった。 「…………なんだこりゃあ……!人っ子一人いやしねえ……!」 幸いにも奇跡的な確率で、隣んちの鈴木(イケメン)が生きてた! 助かったぜ、鈴木! お前がいたら何とかなる気がする! 「……とりあえず、飯を食おう。腹が減っては戦はできぬ、だ!」 これは偶然にもマンションの隣同士で生き残った 俺田中と、隣の鈴木の 終末飯うまスローライフの話。 ※※ 第1回新エンタメ小説大賞エントリー作品です。皆様の一票、お待ちしております! 表紙のみAIでイラスト作成したものを編集しました。
大賞ポイント 28,421pt
文字数 106,184 最終更新日 2026.07.15 登録日 2026.06.29
ライト文芸 完結 長編
小惑星の衝突により、海に沈んだ廃墟の街・オオサカ。 新東京からやってきた少女エミは、同じく少女の――リンと出会う。 「うちの名前はリンや! オオサカ案内しよか?」 エミは彼女に対し、絶対に明かせない『ある目的』を隠したまま、共にオオサカの街を巡ることに。 底抜けに明るく、お節介なほどエミを笑顔にしようと尽くすリン。 その無償の優しさに触れるたび、エミの胸の内で罪悪感が膨らんでいく。 これは、冷たい嘘から始まり、不器用な二人が本当の「隣人」になるまでの物語。
大賞ポイント 2,042pt
文字数 42,704 最終更新日 2026.06.30 登録日 2026.06.27
現代文学 連載中 長編
派手なブロンドの巻き髪。 ネオンピンクのリップ。 ストーンまみれの長いネイル。 本体よりも主張の強いチャームだらけのスマホ。 どこにでもいそうなわかりやすいギャルの神子沢南は、感情豊かなギャル文化にあっては、異質な存在だった。 著しく共感性に欠けているミナミは、観察眼と論理性で人の心を理解していた。 感情に左右されないミナミが、情報と理屈で事件や課題を解決する、そんなお話。
大賞ポイント 1,072pt
文字数 20,908 最終更新日 2026.07.15 登録日 2026.06.28
キャラ文芸 連載中 短編
リュウ・ホァユウ(男)は、皇帝の名で呼び出しを受け、緊張の極みにあった。有能な験屍使として徐々にその名を知られ始めていたとはいえ、まさか陛下がいかなる御用で……。不安と訝しみに苛まれたホァユウに、皇帝の声が告げる。「後宮で不審死があった。宦官が宦官を殺して姿をくらましたと言ってきたが、まるで信用ならん。余の代わりに、ことの真相を究明せよ」 男子禁制の後宮での事件。男の自分に可能なのか? 懸念するホァユウだったが、帝の命令は絶対である。拝命し、調べを始めようとするが。
大賞ポイント 61pt
文字数 3,403 最終更新日 2026.07.03 登録日 2026.06.30
ホラー 連載中 長編
 心臓が止まったはずの人が、また、歩き出す。  原因はわからない。5Gのせいだとも、隕石のせいだとも言われたが、誰も本当のところは知らない。ただ、世界中で同じことが同時に起きた。死んだ人が起き上がり、ゆっくりと、生前と同じ道を歩く。会社へ。学校へ。夕暮れには、家へ。誰かがそれを「もどり」と呼んだ。死んで、帰ってきた人たち。  人類は、十分の一になった。日本国政府はほぼ機能を止め、最後に一つだけ法律を残した――必要な物資は店から持ち出してよい。ただし、一度に一人一週間分まで。取りすぎず、奪い合わず、みんなで生き延びること。専門家は言う。あと三年、長くて五年。それまで、なんとか、各自で生き延びてほしい、と。  熊本市西区。この日から、田崎家の非日常だけど、普通の毎日が始まる。  父・康夫(五二)はスコップ片手に、酒を探しに出る。母・幸代(五〇)は猫の餌のため、フライパンを握って奮闘する。兄・大地(一六)は窓辺で「もどり」を観察し、中二病全開の研究ノートをつける。妹・花音(一四)は、漫画家になる夢を諦めない。そして四匹の猫――ちゃとらん、かぐや、マロン、おはぎ。なぜか「もどり」は、猫を襲わない。  地下水を汲み上げ、太陽光発電を活用して、お風呂も沸く。ご飯も食べられる。家族は、多数決と、二人以上での外出と、交代で書く一冊の交換日記。三つのルールだけを頼りに、終わった世界で、終わらない日常を生きていく。  運動不足を解消したい母は、ジムから器具を調達しようと言い出す。漫画の道具が欲しい妹は、画材を調達するために街に行きたがる。熊本城を拠点にしたら格好いいと、兄は無茶を言う。父は今日も、酒のために命を張る。わがままで、賑やかで、ちょっとだけ命がけ。そんな家族のドタバタが、リレー形式の日記で綴られていく。  でも――歩き続ける「もどり」たちは、ただの怪物ではない。いなくなった妻の残した大切な庭を、いつまでも守り続ける者がいる。誰かを守るように、手を引いて歩く者がいる。彼らは、何を抱えて生きて、何を残して、帰ってきたのか。襲う者と、襲わない者を分けるものは、何なのか。賑やかな笑いの底から、その謎が、静かに立ち上がってくる。  少しだけスプラッターありの、ハチャメチャな終末サバイバル。なのに、読み終えると、なぜか少しだけ、泣いている。熊本の土地と方言を錨に描く、物悲しくて、可笑しくて、あたたかい、家族と猫と死者の物語。  あとぜき、お忘れなく。開けたら、閉めること。閉めなければ――入ってきますけん。
大賞ポイント 41pt
文字数 113,928 最終更新日 2026.07.15 登録日 2026.06.30
現代文学 完結 長編
〜メウコラソン〜 心のままに。  新駅の開業が計画されているベッドタウンでのできごと。  新駅の開業予定地周辺には開発の手が入り始め、にわかに騒がしくなる一方、旧駅周辺の商店街は取り残されたような状態で少しずつ衰退していた。  商店街のパン屋の娘である弧峰慈杏(こみねじあん)は、店を畳むという父に代わり、店を継ぐ決意をしていた。それは、やりがいを感じていた広告代理店の仕事を、尊敬していた上司を、かわいがっていたチームメンバーを捨てる選択でもある。  葛藤の中、相談に乗ってくれていた恋人との会話から、父がお店を継続する状況を作り出す案が生まれた。  かつて商店街が振興のために立ち上げたサンバチーム『ソール・エ・エストレーラ』と商店街主催のお祭りを使って、父の翻意を促すことができないか。  慈杏と恋人、仕事のメンバーに父自身を加え、計画を進めていく。  慈杏たちの計画に立ちはだかるのは、都市開発に携わる二人の男だった。二人はこの街に憎しみにも似た感情を持っていた。  二人は新駅周辺の開発を進める傍ら、商店街エリアの衰退を促進させるべく、裏社会とも通じ治安を悪化させる施策を進めていた。 ※表紙はaiで作成しました。
大賞ポイント 32pt
文字数 196,075 最終更新日 2023.10.01 登録日 2023.05.30
ライト文芸 連載中 長編
脱走坊主の清行は、寺小屋を営みながら市井の人々の相談に乗っている。おおらかでざっくばらんな清行のそばにいるのは、賢く気品ある佇まいの子供、朝之助。 二人は協力しながら市井の人々を助け、ちいさな寺小屋を営み、日々を共に暮らしている。 しかし、ある冬の日に行き倒れていた朝之助には、清行にも話せない秘密があるようで……。 一人のおとなと一人のこどもが身を寄せあって支え合いながら暮らし、周囲の人々の涙や温かさにふれていくストーリー。
大賞ポイント 3pt
文字数 10,865 最終更新日 2026.06.28 登録日 2026.06.13
SF 連載中 長編 R15
山奥にある地方コミューン出身の主人公・鶉(うずら)と兄・琥珀(こはく) ふたりは共にシティ郊外にある全寮制の学園で生活している シティ出身の生徒のほとんどは、埋め込み式神経接続装置《CEPTOR》を入れており、それにより感覚や感情すらデータ化して共有することができる 学園も《CEPTOR》はあることが前提の環境になっていた 同じ環境で育ち、共に《CEPTOR》を持たないという条件でありながら、すぐに学園へ適応し周囲へ溶け込んでいく兄 それとは対称的に、鶉は人工食品を受け入れることができず、なかなか周囲にも馴染むことのできない自分に思い悩んでいた 鶉の唯一の友・青鸞(せいらん)はシティの市長の息子であり、抜きん出た能力と恵まれた容貌から後継者として将来を約束された立場にある しかし、本人はそれを望んでいない 醒めた目で周囲から距離を置き、何故か鶉と行動を共にしている ある天体観測の夜 青鸞の誘いで、鶉は学園の立ち入り禁止区画へと足を踏み入れる その先にあるのは、長い間放棄されていた温室と小さな研究室だった そこでふたりは、シティでは忌避されている生の果実を口にする経験を共有する また、鶉は廃温室で、もうひとりの少年・黒鶫(くろつぐみ)と出会う 黒鶫はシティで生まれ育ちながら、誰とも共有できない孤独を感じていた 自分と似た孤独を感じ取った鶉と黒鶫は距離を縮めるが、やがて黒鶫は鶉に向かって叫ぶ 「君は自分で選んで外側にいる。それは孤独じゃない、ただの贅沢だ」    その言葉は、鶉が気づかないまま受け入れてきた「守られ方」への、静かな告発だった 完璧な兄への疑念 そして起きる事故 調査の果てに鶉と青鸞が辿り着いたのは、この世界の秩序を支える、ある不都合な真実だった 知らないままでいることは、誰かに選ばされていることかもしれない
大賞ポイント 1pt
文字数 51,130 最終更新日 2026.06.19 登録日 2026.06.12
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