「メッセージ」の検索結果
全体で954件見つかりました。
7
件
ダンジョンRPGをやり込む九条悠真は、ゲーム内で女神からの救援メッセージを
受け取る。魔物に追い詰められ、先から光の出る剣でシューティングのように
迎え撃っていると、部屋に来客が。幼なじみの女流棋士・星名亜里亜が
三週間前から行方不明だという。外の騒ぎに出た二人は、ゲームと同じ怪物に
襲われ、悠真は意識を失う。
目を覚ますと、そこはギリシャ神話風の異世界。起こしてくれた美少女を
亜里亜と思って気軽に声をかけると、相手はテーバイの王女アリアで、
現代の記憶はなかった。
街は魔物に襲われ、神殿のオリュンポスの秘宝が盗まれた。天地は真っ赤に染まり、
兵も民も地割れに吸い込まれてどこかへ連れ去られた。神殿に取り残された王女は、
交信機である剣を使って救助を求めたのだ。だが勇者を待っていた王女は、
剣もろくに振れない悠真に失望する。
地割れの先はダンジョンにつながっていた。秘宝を取り戻し魔物を退治しなければ、
彗星が神殿を襲い、神殿も兵も民も戻らない。王女の首飾りには、将棋の駒が
彫られた宝石が十個。
剣も振れない悠真と、剣を持てない王女アリア。
二人はオリュンポスの秘宝を求めて、迷宮へ降りる。
文字数 39,534
最終更新日 2026.09.14
登録日 2026.08.31
元刑事・雨宮麗香は、身に覚えのない理由で懲戒解雇される。行き場を失った彼女の前に、高梨尚之と名乗る大男が現れ、謎の組織「RED CORE」への勧誘を持ちかける。RED COREは、様々な経歴を持つエージェントたちが凶悪事件を未然に防ぎ、あるいは解決へ導く非公式の機関だった。突然の話に戸惑う麗香だが、高梨は「10日以内に返事をしてほしい」とだけ告げてその場を去る。
決断の猶予が残るなか、武装組織による大規模な脅迫事件が発生する。都内各所で爆破が相次ぎ、警察だけでは対応しきれない事態に、警視庁はRED COREへ応援を要請。エージェントたちが出動し、司令部の分析官RUBYは、犯行が単なるテロではなく「特定人物への復讐」である可能性を突き止める。次の爆破まで残された時間は少なく、エージェントたちは爆破予想地点へと急行する。
その最中、雨宮はかつての同僚の警察官が何者かに刺殺される現場に遭遇し、動揺と無力感を抱く。そこへ再び高梨が現れ、「真実を知りたいのなら、自分の力でそれができるとしたらどうか」と静かに揺さぶりをかける。真実を求める思いを強めていく雨宮。彼女はやがて、自らの決断を下すことになる。
一方、現場ではエージェントのCHERRYとGARNET、そして正体がBLAZEというコードネームを持つ高梨自身が連携し、構成員たちを相手に爆破解除作戦を遂行する。危機一髪のところで爆破は阻止されるが、その場には「本当の狙いは別にある」ことを示唆する挑発的なメッセージと暗号が残されていた。事件の真の目的と黒幕は誰なのか、そして雨宮はRED COREへの加入を決意するのか——緊迫の展開が続いていく。
文字数 5,758
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.08.31
金曜日の深夜。
コンビニへ向かう途中、公園で見かけたのは――エルフ、ドワーフ、そして獣人。
どう見ても異世界の住人だった。
彼らは元の世界へ帰る方法を探しており、必要なのはロウソクと酒だという。
異世界ファンタジー好きの会社員・健太は、彼らを助けるため深夜のコンビニへ全力疾走!
無事に買い物を済ませて戻ってきたものの、そこに三人の姿はなく、地面には意味深なメッセージだけが残されていた。
――本当に彼らは異世界人だったのか?
それとも……?
ちょっとお人好しな会社員が巻き込まれる、笑えてほっこりする勘違い系コメディ短編。
異世界を信じる男と、深夜の公園で起きた小さな奇跡(?)のお話です。
文字数 1,382
最終更新日 2026.06.01
登録日 2026.06.01
★KADOKAWAグローバルコミック編集部さま『注目作』選出実績あり(Nolaノベル掲載)
★1159……凄惨な死亡時刻から祝福のサインへと反転する、人形修復師と天使の物語。
【あらすじ】
人形修復師である【神司(シンジ)】は、正体不明の顧客から古い人形の修復を依頼される。
困難な修復作業を終えたシンジの前に、突然、人形に酷似した銀髪碧眼の幼女【ルチル】、大天使【リエル】が現れる。
リエルは、「ルチルはシンジの守護天使であり、彼が頻繁に目にする数字『1159』は天使からのメッセージ」だと告げる。
ルチルは普段は霊体として存在し、人助けという“天使の仕事”をする活発な少女。だが、その正体は、20年前に誘拐され亡くなった6歳の少女の魂だった。
ルチルが生前のトラウマによる悪夢に苦しんでいると知らされたシンジは、記憶を失い生まれ変わる“転生”の道を選ぶよう、ルチルを説得する。
ルチルが姿を消してから一年後。
人形に憑依できる特別な日に、シンジは再びルチルに問いかける。
ルチルは、つらい記憶から解放される【転生】を選ぶのか。
悪夢に苦しみながらも、シンジの傍にいる【守護天使】の道を選ぶのか――。
文字数 9,949
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.08.30
俺、黒田陸。三十二歳、無職。元陸上自衛隊野戦特科二等陸曹。
特技は着弾予測。弱点はそれ以外の全部。
おまけに与えられた特性は「即応」。鍛えれば周りが引くレベルのペースでレベルが上がっていく、本来なら破格のチートだ。
――だが、サボればそっこーで元に戻る。
働きたくない。動きたくない。できれば一生ゴロゴロしていたい。
そんな俺を、取り立て女神ゼニスが今日も無理やり異世界に引きずり出す。理由はいつも同じ、俺が女神に負っている「借金」のせいだ。
蘇生費、装備貸与料、そして「面倒くさいから最初からレベル上げとけ」と言ったばかりに契約させられた【即日レベルアップシステム】の利用料――請求項目は毎回違うが、金貨で返済しろというのだけは変わらない。
稼いだ金はそのまま装備につぎ込んで、気づけば借金は増える一方。世話焼きな獣人娘・ミャオには「節約を考えないとダメだにゃあ」と呆れられながらも、なぜか結局は貢がせてしまう始末。
現実では、心配して連絡をくれる後輩の自衛官・望月ひなたのメッセージすら、面倒で未読スルー。
そんな怠惰なクズニートの日常に、ある日影が差す。
北の森から、名も無き討伐等級・規格外の「アレ」が動き出した――。
呼び出された時点でのレベルは、いつも通りの底辺。だが、命の危機に晒されるたび、「即応」だけは律儀に仕事をする。
本気を出せば、桁外れ。だが本人は、欠伸ひとつでやり過ごそうとしている。
さて、この怠け者の元特科隊員は、今日も"弾着"だけは外さない。
登録日 2026.08.30
間宮玲司は、何一つ終わらせられないまま死んだ。
仕事も、勉強も、恋も。
投稿していた異世界転生小説も、すべて途中で更新を止めていた。
完成させなければ、失敗作だと決まることもない。
いつか続きを書くと言っていれば、まだ可能性は残っている。
そうやって結果と責任から逃げ続けた玲司は、想い人へ送れなかったメッセージと、最後の一文がない物語を残して生涯を終えた。
異世界でレイルという少年へ転生した彼の魂から生まれたのは、固有スキル【未完】。
完成直前の物事から「最後の一工程」を奪う力だった。
小説は最後の一文だけ書けない。
母親の刺繍は最後の一針だけ結べない。
パンは何度焼いても中心だけが生焼けになる。
鍛冶師の剣は、最後の仕上げだけが終わらない。
レイルの近くでは、誰かが積み重ねた努力が決して実を結ばない。
村人たちは彼を恐れ、「仕事殺し」「終わらずの子」と呼んだ。
両親は息子を守りながらも、彼の力が生んだ損害から逃げなかった。
幼なじみのリィナだけは、レイルの間違いを叱りながら、彼自身を見捨てなかった。
レイルは他人を守るため、自分の小説を意図的に未完のまま抱える。
やがて彼は、【未完】が完成を消しているのではないと知る。
奪っているのは、物事が世界へ確定する最後の一工程。
それならば、剣撃も。
魔法も。
治癒も。
敗北も。
死さえも。
完成直前で抱え、必要な瞬間に返すことができる。
かつて何も完成させられなかった少年は、無数の未完を背負う大魔導士へ成長していく。
一方、世界を支配する神は、人間の失敗と後悔を終わらせるため、すべての人生を唯一の正しい結末へ固定しようとしていた。
誰も間違えない。
誰も失わない。
誰も選ばなくてよい、完璧な世界。
しかしレイルは知っている。
完成していないからこそ、続きを選べるものがある。
一つを終わらせるからこそ、次を始められることもある。
そして彼の隣には、なぜか前世からずっと待っていたような目で彼を見る、幼なじみの少女がいる。
前世で終わらなかった恋。
今世で始まった二人の人生。
世界を完成させようとする神。
これは、完成を恐れて逃げ続けた男が、何を終わらせ、何を未来へ残すのかを自分で決めるまでの物語。
「終わらせるのは、俺が決める」
登録日 2026.08.28
7
件