「勝つ」の検索結果

全体で245件見つかりました。
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時は1945年3月、敗色濃厚の日本軍。 今まさに沖縄に侵攻せんとする圧倒的戦力のアメリカ陸海軍を前に、日本の指導者達は若者達による航空機の自爆攻撃…特攻 で事態を打開しようとしていた。 「バカかお前ら、本当に戦争に勝つ気があるのか!?」 その男はただの学徒兵にも関わらず、平然とそう言い放ち特攻出撃を拒否した。 当初は困惑し怒り狂う日本海軍上層部であったが…!? 姉妹作「新訳 零戦戦記」共々宜しくお願い致します。 共に 第8回歴史時代小説参加しました!
大賞ポイント 1,508pt
文字数 50,626 最終更新日 2022.06.30 登録日 2022.05.29
劉備とは楽団のような人である。 優秀な指揮者と演奏者たちがいるとき、素晴らしい音色を奏でた。 初期の劉備楽団には、指揮者がいなかった。 関羽と張飛という有能な演奏者はいたが、彼らだけではよい演奏にはならなかった。 諸葛亮という優秀なコンダクターを得て、中国史に残る名演を奏でることができた。 劉備楽団の演奏の数々と終演を描きたいと思う。史実とは異なる演奏を……。 劉備が主人公の架空戦記です。全61話。 前半は史実寄りですが、徐々に架空の物語へとシフトしていきます。
大賞ポイント 518pt
文字数 74,875 最終更新日 2024.06.01 登録日 2024.05.02
歩き巫女の千穂と共に旅をし、笛を吹いている篠(しの)。 ある日、笛の師匠でもある鷹彦が、篠の吹く龍笛「龍の涙」(通称リュウ)を譲って欲しいと使いをよこす。 千穂はそれを断り、山伏加賀坊を味方につけ対抗しようとする。気に入らない篠はリュウと千穂を守るために強くなろうとするが。(「序章龍の涙」) 鷹彦を斬ることを誓う篠。 剣の修行のため、加賀坊と行動を共にするが、それは加賀坊を斬るためでもあった。 数年後、死闘の末に加賀坊に勝つが、怪我と強烈な腹の痛みで動けなくなり、通りかかった医者源悠(げんゆう)に助けられる。 源悠からもらった薬がなくなりかけたため江戸へ行くが、源悠はすでに亡く、弟源盛(げんせい)が後を継いでいた。 源盛は、子供ができないと悩む女を治療(?)しているのだという。(「1章殺戮の女神」) 殺したい女と産みたい女の物語。 性描写と残酷描写があります。
大賞ポイント 4pt
文字数 11,873 最終更新日 2024.06.01 登録日 2024.05.27
「真田対徳川なら絶対に徳川が勝つに決まってるから真田は見限る。でも徳川軍の一員として戦場に出て痛い思いをするのはまっぴら御免。だから『徳川に味方する宣言』だけしておいて、終戦まで主戦場から離れた山城に引きこもる作戦」 を実行に移した杉原四郎兵衛。 ところが、戦から半月ほど経過したのに「勝ったはずの徳川」からの使者が来ない。 それもそのはず。実は徳川軍はあっさり負けてしまっていたのだ! やがて、四郎兵衛たちの籠もる山城に、真田の若殿が率いる一軍が迫り来る。 兵糧もやる気も尽きた四郎兵衛たちの運命や如何に。 ----------✂---------- ※今作は、旧作【子檀嶺城戦記】をリライトしたものとなります。  旧作をお読みいただいた皆様も、改めてご一読いただければ幸いです。 ----------✂---------- 真田昌幸が「占拠」する信州上田城へ向かって、徳川軍が攻め寄せる。 上州沼田の領有権争いから持ち上がった真田と徳川(&北条)の闘争は、真田の本拠地での大規模戦闘に発展した。 昌幸の嫡男・源三郎信幸は、父に命じられた通りに伏兵部隊を率いて支城へ詰めた。 同じ頃、二十名ほどの男たちが、主戦場から遠く離れた子檀嶺(こまゆみ)岳の古城に入った。塩田平の地侍・杉原四郎兵衛の一党である。 真田と徳川の圧倒的戦力差から徳川軍が勝つと予想した四郎兵衛は、 「徳川に身方する」 と吹聴しつつも古城からは一歩たりとも出ず、 「勝利するであろう徳川軍からの勧誘」 を待つという消極的策戦を取ったのだった。 しかし半月が過ぎても、徳川からの迎えは現れない。 それもそのはずで、真田勢に敗れた徳川勢は、すでに東信濃から撤退済みだった! 廃城で孤立し、事態を知る手段もなく、不安に苛まれる四郎兵衛に耳に、銃声が聞こえた――。 天正十三年(1585)閏八月。 後の世に、第一次上田合戦と呼ばれる戦の裏側で起きた、ほんの数日間の「反乱」の顛末。
大賞ポイント 1pt
文字数 59,349 最終更新日 2021.06.27 登録日 2015.02.07
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