「8月 20日」の検索結果
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西野葵(にしのあおい)。2016年8月20日時点で18歳の大学1年生だ。
「へそから血脈(ちみゃく)を辿って毛細血管の最先端まで行くために、オートバイの免許を取った」と理解不能宣言をした。
聞いていたのは、清水悠真(しみずゆうま)。小林巧(こばやしたくみ)、小松清太郎(こまつ)(せいたろう)。西田文一(にしだぶんいち)。「十王輪友会(じゅうおうりんゆうかい)」というライダーズクラブのメンバーだ。
葵が言う「へそ」とは、上田市にある「生島足島神社(いくしまたらしまじんじゃ)」のことだ。別名「日本のへそ」と言われている。
上田市には「真田幸村」の居城がある。「十王」とは「真田十勇士」から取ったものだった。
「十王」になれるだけのテクニック。オートバイを御せるだけの精神力。ゆるぎない信念。どんなに辛いことにも屈しないで立ち上がる。絶対に諦めない。「やさしさ」は心の余裕の部分に住んでいる。その場所を持ち続けられるもの。それが、彼らが目指す「十王」だった。
葵はどかっと大地に足を付けた、重たい奴らの背中を追いながら、「十王」になっていった。
文字数 80,368
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.08
【言ノ葉ノ綿-夏纏2019篇『桔梗の夢』】
かつて、とあるアパートが起因となった怪奇事件は
様々な人々の手によって収束され、無事幕を閉じた。
しかし、その事件から一年後となる2019年8月。
その事件が遺した爪痕は、
1年の時を経て再び新たな怪奇の演目を紡ぎ始めた――。
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※本作の「R18」は主に性描写におけるR18ですが、
本作にはホラー描写、流血描写、暴力描写も含まれます。
その為、上記が苦手な方はご注意下さい。
❖更新スケジュール:
➤2019年9月11日(水) 連載開始 (毎日配信)
➤2019年9月20日(金) 本編連載終了
➤2019年9月21日(土) 付録配信完了
❖リンクポイント情報:
本作は、前作となる『想人の聲』と
大きくリンクする部分が
作中に多数御座います。
ただし本作は、(リンクポイント含め)
前作と本作、どちらから先に読んでも
お楽しみ頂けますのでご安心ください。
ですが、リンクポイント次第では
前作の真相のネタバレになる場合が御座いますので
もし、真相を一切知らずに前作を読まれたい場合は
本作を読まれる前に『想人の聲』を
読まれることをお勧め致します。
❖前作の御案内:
前作に置いては、本作タグ内の
「SJKK_言ノ葉ノ綿」で辿って頂けますと
すぐに見つかると思います。
+++捕捉情報+++
●『言ノ葉ノ綿』シリーズとは…?
→謎多き大学生、禰琥壱(ネコイチ)と、彼に通ずる人々が送る様々な日常や、怪異と紡いだ怪奇譚をまとめたシリーズ。
●『夏纏篇』とは…?
→『言ノ葉ノ綿』シリーズの中で、夏に連載する短篇につけられる篇名。
+++投稿作品についての注意事項(定型掲載文)+++
※当方が創作するすべての作品・物語・用語・情報等は、作者の想像からの完全なるフィクションです。
例え作中に実在の人物・団体・事件・地名等と重なるものがあっても、
それらとは一切の関係はありません。
また、作中における全ての表現は
犯罪行為及び刑罰法令に抵触するすべての行為へ誘引・助長・ほう助する為のものではありません。
※当方が投稿する全ての創作物(イラスト・文章など)の
無断記載・転載・転用・複製(模写トレス含)・保存(スクショ含)・二次配布
自作発現・商品化・創作作品の二次創作・二次利用(アイコン・ヘッダー・壁紙利用など)
は、いかなる場合も一切禁止です。
文字数 164,698
最終更新日 2019.09.21
登録日 2019.09.11
2022年9月1日(木)〜2022年12月6日(火)全69回
月〜金曜0時更新
『手のひら。』『Love Stories。』の直接の続編となります。
現実世界の、ちょっと先にある、ちょっと不思議なお話。
脳内で自己構築をしまくって、お楽しみください。
『застежка-молния。』はト書きの全く存在しない、全く新しい読み物。
『文字を楽しむ』という意味でジャンルは『文楽(ぶんがく)』と命名しております。
小説とは異なり、読み手の想像力によって様々に質感が変化をします。
左脳・理論派の方には不向きな読みものですが、
右脳・感覚派の方はその、自由に構築できる楽しさを理解できるかもしれません。
『全く新しい読み物』なので抵抗感があるかもしれません。
お話も、一度読んで100%解るような作りに敢えてしておりません。
何度も反芻してゆくうちに、文楽(ぶんがく)ならではの醍醐味と、
自分の中で繰り広げられる物語にワクワクする事でしょう。
『застежка-молния。』は自身のホームページ
( https://osamuhinata.amebaownd.com )にて
2021年8月1日〜2022年1月20日まで既に連載を終えたものです。
*文楽(ぶんがく)は、フォント・文字サイズ・センタリング等
リッチテキスト形式を駆使した作りになっております。
本サイトでは形式上、簡易版となっていますので、予めご了承ください。
文字数 104,174
最終更新日 2022.12.06
登録日 2022.09.01
夏休み中につき、おんぼろアパートでのんびり過ごす主人公。このアパートに住む隣人たちはみな現代に生きる妖(あやかし)だが、主人公から見た日常はまさに平和そのものである。
主人公の恋人である雪女はバイトに明け暮れているし、金髪褐色ギャルの河童は海辺で逆ナンばかりしている。猫又はのんびり町内を散歩し、アパートの管理人さんはいつも笑顔だ。
ところが雪女には何やら心配事があるようで、主人公に内緒でいろいろと画策しているらしい。実は主人公には彼自身が気がついていない秘密があって……。
ごくごく普通の「僕」と雪女によるラブストーリー。
「僕」と妖怪たちの視点が交互にきます。「僕」視点ではほのぼの日常、妖怪視点では残酷な要素ありの物語です。ホラーが苦手な方は、「僕」視点のみでどうぞ。
扉絵は、遥彼方様に描いて頂きました。ありがとうございます。
この作品は、小説家になろうにも投稿しております。
また、小説家になろうで投稿しております短編集「『あい』を失った女」より「『おばけ』なんていない」(2018年7月3日投稿)、「『ほね』までとろける熱帯夜」(2018年8月14日投稿) 、「『こまりました』とは言えなくて」(2019年5月20日投稿)をもとに構成しております。
文字数 72,208
最終更新日 2019.06.30
登録日 2019.05.28
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