王太子殿下との婚約から洩れてしまった伯爵令嬢のセーリーヌ。
宮廷の大広間で突然現れた賊に襲われた彼女は、殿下をかばって大けがを負ってしまう。
彼女に同情した近衛騎士団長のアドニス侯爵は熱心にお見舞いをしてくれるのだが、その熱意がセーリーヌの折れそうな心まで癒していく。
加えて、セーリーヌを振ったはずの王太子殿下が、親密な二人に絡んできて、ややこしい展開になり……。
果たして、セーリーヌとアドニス侯爵の関係はどうなるのでしょう?
文字数 27,236
最終更新日 2024.01.16
登録日 2023.12.14
アシェリー・へーボンハスは平凡な公爵令嬢である。
取り立てて人目を惹く容姿でもないし……令嬢らしくちゃんと着飾っている、普通の令嬢の内の1人である。
フィリップ・デーニッツ王太子殿下に密かに憧れているが、会ったのは宴会の席であいさつした程度で、
王太子妃候補になれるほど家格は高くない。
本人も素敵な王太子殿下との恋を夢見るだけで、自分の立場はキチンと理解しているつもり。
だから、まさか王太子殿下に嫁ぐなんて夢にも思わず、王妃教育も怠けている。
そんなアシェリーが、宮廷内の貴重な蔵書をたくさん読めると、軽い気持ちで『次期王太子妃の婚約選考会』に参加してみたら、なんと王太子殿下に見初められ…。
王妃候補として王宮に住み始めたアシュリーの、まさかのアツアツの日々が始まる?!
文字数 26,050
最終更新日 2023.12.13
登録日 2023.10.24
『うらめし村』の女の子まりもは、心がやさしい子です。けれども、外見は怖いので、本当の自分との違いになやんでいました。そんなまりもは、偶然、道に迷った男の子に出会って…。ほのぼのストーリーです。
文字数 2,698
最終更新日 2023.11.11
登録日 2023.11.08
エリーナは、伯爵家の6人目の娘として生まれましたが、幸せではありませんでした。彼女は両親からも兄姉からも無視されていました。それに才能も兄姉と比べると特に特別なところがなかったのです。そんな孤独な彼女の前に現れたのが、公爵家のヴィクトールでした。彼女のそばに支えて励ましてくれるのです。エリーナはヴィクトールに何かとほめられながら、自分の力を信じて幸せをつかむ物語です。
文字数 30,550
最終更新日 2023.11.07
登録日 2023.09.18
子爵家の令嬢のエミリーは、生まれながらの癒しの力を持っていました。幼馴染の公爵家の令息アルベールと恋に落ちますが、隣国の戦争に巻き込まれ、兵士として戦場に赴きます。そんな時、エミリーは魔王と出会ったことで、運命は狂い始めます。エミリーとアルベール、そして魔王。それぞれの愛が交差していく物語です。
文字数 29,811
最終更新日 2023.10.03
登録日 2023.09.16
伯爵令嬢のオカリアは、騎士のブルームと出会い、恋に落ちます。しかし、身分違いの恋は実らず、公爵令息のエドワーズと婚約させられる。しかし、エドワーズはオカリアがブルームのことを忘れられずにいることに嫉妬して、彼女に暴力をふるうようになる。そんな彼女に手を差し伸べたのが、騎士団長になったブルームだった……。
文字数 28,072
最終更新日 2023.09.14
登録日 2023.08.27
ホッテン伯爵のエルセーヴ嬢は、社交界で多数の貴族から求婚を受けますが断っていました。父親から結婚相手を選ぶように迫られ、エルセーヴは相手を選ぶゲームを仕掛けるのですが……
文字数 12,252
最終更新日 2023.08.27
登録日 2023.08.07
国語の時間で作文の宿題が出ました。お題はお父さんのこと。お父さん、無口な人だから、ちょっと面倒くさい。お父さんは、ふだんからあんまり話さないし、朝六時から会社に出かけて、帰ってくるのは夜の八時を過ぎてから。土曜と日曜日の休みは、ほとんど書斎から出てきません ふだん、お父さんは夕ご飯を食べたら、すやすやとベッドに直行……。そんなお父さんのことを作文にするなんて、果たしてできるの?
文字数 3,470
最終更新日 2023.08.25
登録日 2023.08.23
男爵令嬢のリリアーヌは、いわれのない罪を着せられます。流刑地に送られる途中、なぞの青年と仲間たちに助けられて、名前を変えて第2の生活を始めるのですが……
文字数 20,391
最終更新日 2023.08.22
登録日 2023.07.28
父伯爵と義母娘の借金の肩代わりとして、義理の娘マリアン嬢が不動産会社の社長であるアサルト・トップス氏から求婚された! けれど色男であるだけでなく好色な悪評がある彼に、マリアンは抵抗し、身代わりとして父の愛人の娘であるわたしが嫁ぐことになってしまい……
文字数 14,156
最終更新日 2023.08.21
登録日 2023.07.29
サルデーニ公国の男爵令嬢、エミール嬢は、突然、隣国のポーツネル皇国から婚約前提で皇太子と同居するよう命じられてしまいます。ポーツネル皇国は、周辺国に攻め込み領土を広げる悪名高い国。エミールは気乗りしないまま、命令に従うことになるのですが、皇太子は想像とは違っていて……?
文字数 23,179
最終更新日 2023.07.12
登録日 2023.04.26
子爵の令嬢エメリーは幼馴染みで婚約者である公爵令息トマスから婚約の白紙を提案されます。トマスには別に付き合っている男爵令嬢エザベルがいます。けれどもエメリーは諦めきれずに、次第にトマスを巡ってトラブルに発展! エメリーはトマスをひきとめることができるのでしょうか。
文字数 13,395
最終更新日 2023.06.22
登録日 2023.06.16
男爵家の爵位を失ったマチルダ嬢は、アーグストン子爵に、臨時の庭師として雇われます。外国の要人を屋敷に迎えるにあたって、庭を整備するのが役目だったのですが、その庭は荒れ放題でした……。マチルダは、子爵様の希望どおりの庭を造ることができるのでしょうか。
文字数 8,204
最終更新日 2023.05.22
登録日 2023.05.18
男爵令嬢のセラフィーヌは、侯爵子息のアルベールと結ばれる。しかし、アルベールはマザコンだった……。義母にいたぶられ、唯一の楽しみである乗馬まで馬鹿にされてしまう。『じゃじゃ馬令嬢』呼ばわりされた真夜中、とうとう家を出たセラフィーヌが遭遇した不思議な出来事とは?
文字数 10,235
最終更新日 2023.03.26
登録日 2023.03.18
編集者になった新米編集部員の武田奈々。あこがれの小説の主人公、アグネッタ王妃シリーズを執筆しているロマンス小説の橘文代の担当となる。しかし、文代はもうアグネッタを絞首刑で殺そうとしていた。菜々は何とかアグネッタを生かしたいと強く願いながら眠ったところ、朝起きたら、物語の主人公になっていた。しかも、自分はそのままだと自分は絞首刑になってしまう運命。奈々はなんとか、アグネッタ王妃として、生き延びる策を練って日々、がんばります。
文字数 19,746
最終更新日 2023.03.01
登録日 2022.06.15
自称作家である彼は、素敵な女性たちに助けられながら、今日も行きつけの弁当でなんとか生きています。そんな彼の日常です。
【注意】このコンテンツは性的な表現が含まれており、読者対象は成人向けです。お読みになる際はご承知の上でお楽しみください(R18 官能表現があります)。
文字数 38,961
最終更新日 2023.02.28
登録日 2022.05.24
聖女エレテメスは、小さな村の領主の娘だったが、父親と再婚した義母や義妹に聖なる力を奪われ、婚約していた相手も義妹に奪われてしまう。
絶望の淵の彼女に、なぜか一人の伯爵が求婚を申し出てきた。
彼の名前はアーネスといい、かつて、負傷兵だった彼の治療をしてくれたことがわかり……。
不思議な出会いが、エレテメスの運命を変えていきます。
文字数 9,328
最終更新日 2023.02.27
登録日 2023.01.25
魔力もない、聖女候補生のアテナスは、なぜか大聖女、さらには王妃にまでなり、好待遇に戸惑いますが……。その見返りは魔獣の退治ですが、果たして約束は果たせるのでしょうか?
文字数 7,353
最終更新日 2023.02.26
登録日 2023.01.25
ララメル男爵令嬢は、縁談の席をすっぽかした姉の代理で出席したのですが、その相手の殿方がなかなか手強くて、離れらなくなり……。巻き込まれヒロインの運命とは。
文字数 4,921
最終更新日 2023.02.24
登録日 2023.01.25
かつて魔法省の上級騎士だった母親、アテーネ
を、暗黒卿デスモント卿に奪われた、アンティネット。
母方の叔父夫婦に引き取られたものの、使用人以下の扱いをされていた。
そんなアンティネットに寄り添ってくれた、男爵令息のグレッグに、淡い恋心を抱く。しかし、公爵家の養子としてグレッグと引き離されてしまう。
それでも、アンティネットはグレッグに再会し、恋を実らせるために、王の都を目指して頑張っていた。
そんな時、亡くなった母の同僚だった魔法省の上級役人、スハルト伯爵がやってきて……。それに王太子から婚約破棄されたフローレイン公爵令嬢が絡んできて……。
アンティネットとフローレインの、それぞれの物語が始まる。
文字数 53,978
最終更新日 2023.02.22
登録日 2023.01.24