結婚の約束をした幼馴染。
一途に思いを向けてくる後輩。
愛憎を拗らせた兄の友人。
けれども、いちばん好きなのはお兄ちゃん――。
未熟な悪女はどんな愛を選ぶのか。
「青い導火線 クセモノたちの狂詩曲」続編です。ぐっとオトナなお話になります。多角関係は更に緊迫、兄妹の関係は更に危うく……絡まりに絡まった恋模様の行きつく先にお付き合いくださいませ。
文字数 297,888
最終更新日 2021.09.04
登録日 2021.04.30
女性がストッキングを脱ぐところを見るのが好きだった。
夜な夜な女性のストッキングの脚を物色し誘いをかける男。
果たして、用があったのはそのものか、あるいはその中身なのか。それが問題だ。
※2021/08/31 最終2話にR18シーンを追加しました。
文字数 11,629
最終更新日 2021.08.31
登録日 2021.06.21
働かない父親と家出を繰り返す母親と三人で暮らしている小学生のリナ。
ある夜、母親に連れて行かれた山中で首を絞められる。
助けてくれたのは、山の中の工場で働きながら古いアパートで一人で暮らしているおにいさん「ユウ」だった。
文字数 31,420
最終更新日 2021.07.31
登録日 2021.07.26
ある日の下校時間、学校の玄関でおれは突然襲われた。目の前が真っ白になり気が付けば、おれを襲った犯人と一緒に不思議な空間にいた。
これはいわゆる臨死体験ではないかと予想し、聞こえてきた風鈴の音に導かれて歩いていくと、おれが幼少期を過ごした家があった。そこでおれは死んだ父さんとの思い出をまざまざと思い出す。優しくて、頭が良くて、自慢だった父さんのことを――。
文字数 13,306
最終更新日 2021.07.31
登録日 2021.06.21
あたしには幼馴染がいた。名前はラズモア。よっつになった年にお隣の老夫婦の家に引き取られて来た男の子だ。同い年だと知って当然のように毎日遊ぶようになった。遊び相手が身近にできたことが単純に嬉しかったーー
文字数 5,770
最終更新日 2021.07.31
登録日 2021.07.26
派遣社員として工場で働く由梨は二十代前半。真面目で不器用で、仕事中おしゃべりをする女子たちに毎日イライラしている。
サービス業に嫌気がさして工場に来たこともあり周りに壁を作っていた由梨も、年が近い白井とは少しずつ親しくなっていくが……。
文字数 100,481
最終更新日 2021.07.23
登録日 2021.06.25
危険物につき心の清らかな方は閲覧注意。インパクトで誘っておいて実は純粋、とかじゃないですからね! そのまんまですよ、そのまんまー。
注意しましたからね。自己責任でお願いします。
それでは、強心臓の方のみ先にお進みください。純粋な方はお引き取りを。
文字数 2,021
最終更新日 2021.07.13
登録日 2021.07.13
自慢じゃないけど、わたしの小さなころの夢は玉の輿に乗る事だった。幼稚園の七夕飾りの短冊に「金持ちの男の人とケッコンしてお金持ちになりたい」って書いて先生たちの度肝を抜いた。
そんな私が大人になって思うこと。
inspiredsong「想うこと……」椎名恵
文字数 8,143
最終更新日 2021.06.30
登録日 2021.06.22
故郷を離れ学校生活を送る中谷亜衣の周りに様々な人々が集まり始める。
転校生加倉さやかとその親戚だという男女。亜衣の叔父の田辺昌宏。
そして亜衣に古びた写真を渡す見知らぬ少年……。思いもよらない物語が亜衣の周りで動き出す。
※「宵の宮」の続編ですが、こちらから読んでも大丈夫だと思います。
※参考文献『古事記』岩波文庫
文字数 74,048
最終更新日 2021.05.21
登録日 2021.05.02
大学生になったばかりの聡は、無気力な日々を送っていた。機械的に大学に通い、授業が終われば病院にいる幼馴染の郁子の見舞いに行く。愛情の薄い両親に放っておかれてひとりぼっちでいる郁子のことを、聡はずっと気にかけ想ってきた。聡なりに郁子を守ってきたのだが。
文字数 80,364
最終更新日 2021.05.08
登録日 2021.04.26
秋祭りを目前に控えた山村に、加倉司・さやかの兄妹が見物に訪れた。祭祀組織の風習が色濃く残るその村で人々と交流する中、不可思議な出来事が紐解かれていく。いよいよ迎えた宵宮の夜、現れるのは神かあやかしか、それとも……。
※参考文献『宮座と村』大系日本歴史と芸能第7巻 『古事記』岩波文庫
文字数 45,633
最終更新日 2021.05.02
登録日 2021.04.26
高校生になって始まったのは騒がしい日々。
クセモノな先輩たちに振り回されて彼はたくましくなっていく。
やがて知る様々な思い、たくさんの思惑。
そして一生ものの恋が始まる――――。
始めは学園コメディですが後半恋愛色が強くなります。多角多面な恋愛模様がお好きな方は是非。
今後は「Lotus 便利屋はカフェにいる」に続きます。
※2021/12/11~冒頭から文章とレイアウトの手直ししていきます。内容に変更はありません
*登場人物
・池崎正人
新入生。持ち前の行動力と運動能力で活躍するようになる。負けず嫌いで男らしい性格だが察しが悪い。
・中川美登利
中央委員会委員長。容姿の良さと性格の特異さで彼女を慕う者は多いが恐れる者も多い。
・一ノ瀬誠
生徒会長。美登利の幼馴染。彼女に動かされているようでいて、実はいちばん恐れられている。
・綾小路高次
風紀委員長。堅物で融通が利かないが、意外な一面を持っていたりもする?
・坂野今日子
中央委員会書記。価値観のすべてを美登利を基準に置き絶対的に従っている。
・船岡和美
中央委員会兼放送部員。軽快なトークが得意。
・澤村祐也
文化部長。ピアノの達人。彼も幼い頃から美登利に心酔している。
・安西史弘
体育部長。際立った運動能力の持ち主で「万能の人」とあだ名される。性格は奇々怪々。
・森村拓己
正人の同級生で同じく寮生。美登利の信奉者。計算力が高く何事もそつなくこなす。
・片瀬修一
正人の同級生。総合的に能力が高く次期中央委員長と目される。マイペースで一見感情が鈍いようにも見えるが。
・小暮綾香
正人の同級生で調理部員。学年一の美少女。
・須藤恵
綾香の親友。大人し気な様子だが計算力が高く、けっこうちゃっかりしている。
・宮前仁
美登利と誠の幼馴染。市内の不良グループをまとめる櫻花連合の総長になるため北部高校に入学した経緯を持つ。
・錦小路紗綾
綾小路の婚約者。京都に住んでいる。
・志岐琢磨
喫茶ロータスのマスター。元櫻花連合総長。美登利たちの後ろ盾のような存在。
・中川巽
美登利の兄。初代生徒会長。「神童」「天才」と称されるものの、人間的に欠けている部分が多い。それゆえに妹との関係を拗らせてしまう。
・榊亜紀子
美大生。芸術に精魂を傾ける奇抜な性格の持ち主。
・村上達彦
巽の同級生。生い立ちと持って生まれた優秀さのせいで彼もまた拗らせている。中川兄妹に出会って一層歪んでしまう。
文字数 248,613
最終更新日 2021.04.30
登録日 2021.03.30