怠惰ぐらし希望の第六王子 悪徳領主を目指してるのに、なぜか名君呼ばわりされています

旧題:怠惰生活希望の第六王子~悪徳領主を目指してるのに、なぜか名君呼ばわりされているんですが~

 ブラック企業に勤めていた男──久岡達夫は、同僚の尻拭いによる三十連勤に体が耐え切れず、その短い人生を過労死という形で終えることとなった。

 最悪な人生を送った彼に、神が与えてくれた二度目の人生。

 今度は自由気ままな生活をしようと決意するも、彼が生まれ変わった先は一国の第六王子──アルス・ドステニアだった。当初は魔法と剣のファンタジー世界に転生した事に興奮し、何でも思い通りに出来る王子という立場も気に入っていた。

しかし年が経つにつれて、激化していく兄達の跡目争いに巻き込まれそうになる。

どうにか政戦から逃れようにも、王子という立場がそれを許さない。

また俺は辛い人生を送る羽目になるのかと頭を抱えた時、アルスの頭に一つの名案が思い浮かんだのだ。

『使えない存在になれば良いのだ。兄様達から邪魔者だと思われるようなそんな存在になろう!』

こうしてアルスは一つの存在を目指すことにした。兄達からだけではなく国民からも嫌われる存在。

『ちょい悪徳領主』になってやると。
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