あなたにおすすめの小説

婚約破棄されたので、蜂も連れて出ていきます 〜蜂のいない果樹園に、実がなるとお思いで?〜 表紙

婚約破棄されたので、蜂も連れて出ていきます 〜蜂のいない果樹園に、実がなるとお思いで?〜

 王都の夜会で、わたくしは婚約を破棄されました。理由は「その手を見ろ」。蜂に刺された痕だらけの手が、侯爵家の恥だと。 「我が領の果樹園に据えられた箱は、すべて焼き払う」 「では、持ち帰る許可をいただけませんか」 「持っていけ。一匹残らずだ」  ――承知いたしました。一匹残らず、でございますね。  その夜のうちに、四十二の巣箱を運び出しました。  花は、それだけでは実になりません。運ぶものが要るのです。けれどあの方は三年間、一度も果樹園に足を運ばず、木は勝手に実るものだと信じておいででした。  やがて訪ねてきたのは、十年も果樹が実らぬ北の辺境伯。「木ではなく、土でもなく、虫が」——わたくしの言葉を、手帳に書き留めてくださる方でした。  北の丘に緑の粒が実る頃、南の果樹園は花だけを咲かせて秋を迎えます。  異世界養蜂ざまぁ・一話完結。ヒロインの武器は特殊能力ではなく、百年ぶんの帳面です。
恋愛 完結 短編
文字数:10,817
我慢なんてしていませんわ。だって、面倒でしょう? 表紙

我慢なんてしていませんわ。だって、面倒でしょう?

「クロエに子供ができた。準備が整い次第、離れで暮らすことになるからそのつもりでいてくれ」 普段ほとんど屋敷にいない夫が前触れもなく告げてきた言葉をきっかけに、レティシアは“三年間”の契約を終わらせることにした。 赤の他人を屋敷に迎えることはしない。 不要なものに感情を砕く理由などない。 「だって、面倒でしょう?」 不誠実な夫も、無意味な結婚も、 この際すべて切り捨ててしまいましょう。
恋愛 完結 短編
文字数:4,095
虐げられる令嬢は豹変しました。〜復讐の開始ですわ〜 表紙

虐げられる令嬢は豹変しました。〜復讐の開始ですわ〜

とある公爵令嬢――彼女、オルフェーノ・クロンギの人生は虐げられる日々だった。 彼女の家族は妹だけを溺愛する。両親は彼女を「地味で可愛くない」と罵り蔑み、粗末な食事しか与えなかった。 それとは対照的に、彼女の妹はすべてを与えられる。豪華な食事、美しいドレス、宝石、人形――欲しいもの全て。 彼女は何も与えられず、屋敷の隅の物置にひっそりと生きていくしかなかった。 更に、彼女の婚約者である第二王子は、彼女を忌み嫌った。 貴族令嬢で婚約者の彼女に散々暴言を吐き続けた。 人生に一度として手紙もプレゼントも寄越さなかったばかりか、彼女の眼の前で妹と不貞行為に及ぶ。婚約者の彼女は空気だと言わんばかりに。 そんな両親と王太子に溺愛される妹も彼女を見下していた。 彼女の物を壊したり、服を破ったり、髪を切ったりするなどの嫌がらせを繰り返す。 そんな妹の横暴を彼女の周りは誰も咎めない。それどころか彼女が悪いことにしてしまう始末。 挙げ句には、妹の取り巻きたちまで彼女が蔑まされているのに乗じて学園で悪口を言い始める。立場が低いくせに。 彼女はもう限界だった。 悲しみと怒りが頂点に達した時、極限状態にまで陥った彼女に奇跡が起きる。 「私、前世は日本人だったんだ……」
恋愛 完結 短編
文字数:20,920
【完結】婚約破棄は既に済んでいます 表紙

【完結】婚約破棄は既に済んでいます

婚約者に婚約破棄を言われてしまいました。 私にはどうすることもできません。何故なら既に両家の当主で婚約破棄についての話し合いは済んでおりますから… ※説明不足の部分がありますが実際の会話のテンポ感を感じながら読んでいただけると嬉しいです。 ※初心者のため手探りで始めています。よろしくお願いします。 ※表紙はAI生成です。 新作「健康オタク、異世界へ」が連載スタート! 別作品もありますので、興味のある方はぜひ! ・【連載中】「神降臨の地を守り続ける家系〜役目を果たしたい彼女と支え守りたい彼ら〜」 ・【完結済】「第一王子に婚約破棄宣言された侯爵令嬢は時期女王の予定です。」
恋愛 完結 ショートショート
文字数:12,883
患っているのは貴方達では? 表紙

患っているのは貴方達では?

 第三王女が“不治の病”にかかり、その症状を緩和出来るのは近衛騎士のヴァルランだけ──。  そのヴァルランの婚約者であるミザリーは、“王女と騎士の叶わぬ恋”に酔う周囲と婚約者にウンザリしていた。  そんな中、ミザリーにも“不治の病”に似た症状が現れ──?  王女と病弱幼馴染みテンプレを混ぜて仮病じゃないパターンで練ってみました。
恋愛 完結 短編
文字数:10,093
「君は側妃になってくれ」と言われたのでもうどうなってもいいと思って聖祠壊したら邪神に愛されました 表紙

「君は側妃になってくれ」と言われたのでもうどうなってもいいと思って聖祠壊したら邪神に愛されました

2026/8/17 追記 連載版公開中! 皆様のお陰でランキング入りになりました! 感想、いいねもありがとうございます! 読み切りのサクッと読めるバッドエンドとして書いてましたが、もう少し世界観を広めた連載版を開始してます!よろしくお願いします! 侯爵令嬢のセレスティアは長年支えてきた王太子、レオンハルトに「君は側妃として国を支えてくれないか」と言われて正妃としての役割を下ろされて、幼なじみのダリアがセレスティアの代わりにその座に着いた。 セレスティアは二人の結婚式の最中、絶望感から何もかもどうでも良くなって近寄っては行けないと教えられてきた聖祠(シュライン)を壊しに向かうと邪神が出てきて願いを叶えてくれると言うので、復讐を願ったら邪神に愛されました 側妃ネタ+溺愛神様+祠ネタです サクッと読めるバッドエンド感ある話です 登場人物全員が口足らず過ぎて手遅れなので幸せには多分なれない
ファンタジー 完結 短編 R15
文字数:21,086
【完結】シュゼットのはなし 表紙

【完結】シュゼットのはなし

子猫(獣人)のシュゼットは王子を守るため、かわりに竜の呪いを受けた。 顔に大きな傷ができてしまう。 当然責任をとって妃のひとりになるはずだったのだが‥。
恋愛 完結 短編
文字数:5,796
《完》わたしの刺繍が必要?無能は要らないって追い出したのは貴方達でしょう? 表紙

《完》わたしの刺繍が必要?無能は要らないって追い出したのは貴方達でしょう?

『無能はいらない』 魔力を持っていないという理由で婚約破棄されて従姉妹に婚約者を取られたアイーシャは、実は特別な力を持っていた!? 大好きな刺繍でわたしを愛してくれる国と国民を守ります。 無能はいらないのでしょう?わたしを捨てた貴方達を救う義理はわたしにはございません!! ******************* 毎朝7時更新です。
恋愛 完結 短編
文字数:92,205