喋る猫小説一覧

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 光の王国フィルニア。代々この城下町でパン屋を営んでいた家族に突然の不幸が襲った。  働き盛りの両親が、馬車の事故で突然亡くなってしまったのだ。息子のティルミオと娘のティティルナに残されたのは、多額の借金と猫一匹。  おまけに両親は税金まで滞納していたのだ。  この絶望的な状況に、ティルミオとティティルナの兄妹がなす術なく項垂れていると、ふいに、どこからともなく彼らを導く謎の声が聞こえたのだった。 「お前たちに力を与えてやるにゃ。」  あり得ないことに、飼い猫のミッケが人語を話し出して、困っている二人に降臨したのだ。 「どうにゃ?お前たちが望むなら、我が特別な力を授けてやるにゃ。」  突然の出来事に頭がついていかない二人であったが、普通に働いてたら税金も払えないし借金もいつまで経っても返済が終わらないのだ。  猫の手も借りたい思いだった兄妹は、この不思議な三毛猫の誘いを、戸惑いながら受け入れた。 「分かった。ミッケ。俺たちに力を下さい。」  こうして、兄妹と三毛猫の二人と一匹の、借金返済計画は始まったのだった。 ## ファンタジー小説大賞にエントリーしています。気に入って頂けたら応援よろしくお願いいたします!
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文字数 214,355 最終更新日 2024.04.09 登録日 2023.08.24
動物が大好きな平和ボケした30(独身)の僕――苗草 梅雨華(なえぐさ つゆか)は動物保護をする職場へ出勤途中に犬の散歩をしていた子供をかばって事故に遭い、そのまま死亡―― あれ、死んでない? 動けるよ? まさかの転生。しかも異世界。うそでしょ? 性別まで変わってるじゃん。 何でもありな世界へ転生した僕(♀)は、喋る猫や不思議さんに出会ったり、魔物のような動物を保護したり、時に戦ったり。 こっちの世界でも動物保護に努めます。
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文字数 3,156 最終更新日 2023.09.28 登録日 2023.09.10
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