蠱毒 小説一覧

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万年のコドク

人類が宇宙に進出してから数世紀。人類の生存圏は、太陽系を中心とした半径数十光年に及ぶ宙域にまで広がっていた。 ある時、人類支配領域へと侵入する不審な天体が発見された。それは、未知の知的生命体による建造物であっのだ。 “クイックシルバー”と命名されたそれを探査に訪れた地球連合軍の軍人ジン=フォーリオスは、その乗機サーヴィングとともに囚われてしまう。その天体は、多数の異星文明の兵器をのコレクションを揃えており、それらを相争わせていたのだった。そのコレクションの一つとなってしまったジンは、異星文明の兵器達と戦い、生き延びねばならない……。
2

優秀高場

 その学校の卒業生は優秀な者が揃っている。1名の秀才と99名の優秀な者。  それがこの学校の伝統とでも言うのか、設立以来続いている状況だ。  調べていた記者が消えた。  何かが行われているのは間違いない。  学校では何が行われているのか、小学校から高校卒業までの11年間。全寮制の男子校。そして、長期休みでも誰ひとりとして学校の寮から出て帰省しようとしない。  この学校は、存在が不気味で、どこかおかしい。おかしいことしかわからない学校なのだ。  生徒を、優秀な者に変える工場のような物なのか?
3

心を読める王子は初恋の純粋聖女を望まない

その王子は人の心を読める力を持っていた。 優しい顔をして、王子を利用しようと考えているだけの両親や友人・知人。常に自分を良く見せたいだけの令嬢たちの醜い心が見えてしまう。 それ故に何もかもが退屈に感じていた王子にとって、それはほんの暇潰しでしかなかった。 王族としての奉仕活動の一環で訪れた、とあるボロボロの孤児院。擦り寄ってきた少女の世話をしてやった。 「おうじさま、またきてね」 心からの純粋な笑顔が眩しくて、なんだか悪い気はしなくて。 何度か足を運び、少女と言葉を交わした。 そのうちに王子は気づき始める。 孤児の少女に自分が強く惹かれていること、そして彼女が類稀なる聖女であること。 そしてこの想いが、決して叶わぬものだということに。 ※小説家になろう、カクヨムに重複投稿しています。
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