サイエンス小説一覧
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件
文字数 36,184
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.04
ひょんなことから、警察と連携する研究施設【人間科学研究所】通称・IHSに就職することになったマリア。
しかし、その研究施設で働きたいのなら、警察の手足となることを条件に出されてしまう。マリアは研究がしたいがために協力を飲むが、警察は彼女について行けない。何もかもが特殊過ぎて普通の人間には、彼女は理解できなかった。
唯一の理解者は、マリアが父親のように慕う警察官、黒田だけだった。
そんな矢先、警察学校を優秀な成績で卒業し、キャリア組と呼ばれる優秀な男性刑事が捜査一課に配属された。
彼の名は青井暁人。科学に長け、剣道はなんと五段。とりあえず手元にあるものが彼にとっては武器となる。
そんな彼、マリアと組まされることになった。
初めはお互いが嫌がる素振りを見せながらも、二人で過ごす時間が増えるほど認め合うように。
幾つもの事件を共に解決し、マリアの特性までも理解した暁人。
そして、彼女には“世界を揺るがすくらいの秘密”があることを知った彼は……。
これは、天才的な頭脳とひらめきの力×抜群の推理力と文武両道の二人が紡ぐ研究レポート―――。
文字数 100,012
最終更新日 2022.12.12
登録日 2022.12.08
仮説1:実験体としてこの空間に入れられた
仮説2:死刑囚としてこの空間に入れられた
仮説2が正しければ、あたしはこの無機質な部屋の中で近い将来、死を迎える。
仮説1が正しい事を証明する為には、仮説2を棄却しなければならない。
ここは、6面体の空間。色は「白」一色。存在しているのは、記憶を失った「あたし」ひとり。そして、壁に1つだけ存在する「赤いボタン」。何者かに閉じ込められた事は自明。ただし、何の目的で閉じ込められたのかは不明。生きてこの空間から抜け出す為には、可能な限り情報を収集し、状況を分析し、仮説を立て、検証し、行動にうつしていく必要がある。
まずは、このボタンを押すべきか、否か…。
文字数 20,220
最終更新日 2020.05.11
登録日 2020.05.11
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