ファンタジー 同性愛 小説一覧
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「――つまり、あなたは世界が滅ぶと?」
「端的にいうと、そう」
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イルフォール学園高等部一年のアイは、女好きと有名なおちゃらけムードメーカーであり、初恋に悩む親友の面倒を見たり不良生徒とつるんでみたりと、いたって平穏な学園生活を送っていた。
近々始まる野外訓練の班員が足りず頭を悩ませていたその日、クラスへやってきたのは時季外れの入学生イナサ。彼の“秘密”を知ったアイは、黙っていることを条件に彼を班へ引き入れることに成功し、やれひと安心……と思いきや、いよいよ明日に迫った野外訓練を前に、親友から打ち明けられた“内緒話”を皮切りとして、水面下にあった不穏が次々とその兆しを見せ始める。故郷を滅ぼした“奇病”。人族と魔族の和平を願う青年の覚悟。平穏は音を立てて崩れ始め、アイもまた世界の“白き激動”へまきこまれてゆく。
安寧のゆりかごから混乱の時代へ投げ出され、それでも生きてゆく“彼ら”の強さと日々の希望を描いた幻想終末譚。
文字数 113,807
最終更新日 2025.04.03
登録日 2025.03.07
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文字数 30,666
最終更新日 2024.04.06
登録日 2020.06.09
5
「リーザ!!お前のように子供も作らない百合聖女には婚約破棄を告げてやる!!
女の癖に!!女が好きで!!子供も作らないなんて!!恥ずかしくないのか!!
お前のように!!不道徳な聖女は必要ない!!追放だ!!とっと消え失せろ!!」
「はぁ、警告してあげるわハンツ。婚約破棄はかってにすればいいけれど、誰のおかげで
パタンガメンム王国が護られていると思っているのかしら。
私を追放すれば、王国は滅びるけれど、それでもいいのね」
「ふん!!お前がいなくてもお前の妹のリミィサがいるからなんの問題もない!!
聖女としての実力も素質もリミィサの方が上だ!!」
「リミィサには無理よ。リミィサは今まで怠けて遊んでいた殿方に媚を売る事だけは得意な
クソ女性だもの」
「ふん!!言ってろ!!リミィサなら出来る!!
いいか!!驚かないで聴けよ!!俺様は真実の愛に目覚めたんだ!!
俺様は!!お前のような百合聖女よりもお前の妹の可愛くてノンケのリミィサを愛しているんだ!!」
自称病弱な妹は私のものをなんでも欲しがりました。
自称病弱な妹はついには私の婚約者まで奪おうとしてきました。
百合聖女という事で妹に虐げられ家族に虐げられ、ありとあらゆるものが私を虐げてきました。
百合聖女という事で、何故ここまで虐げられなければいけないのでしょうか。
私が何か悪い事をしましたか。
貴方達に不快な思いをさせましたか。
もう我慢の限界です。
私の中の何かがぷつりと切れてしまいました。
今更助けてくれと言ってももう遅い!!
文字数 4,121
最終更新日 2021.11.06
登録日 2021.10.31
6
──父さんって呼んでもいいですか?
外伝シリーズ第二弾。
第一作「天使は瞳を閉じて」から十年後……。
ヴィヴィアンの魂を救う為、ハデスに課された十三の苦役をローレンスはこなしていた。
最後の苦役は「見習いの教育」。
母を苦役に取られ十年もの間、教育者不在の為に放置されたタナトス神アメリアの教育を最後の苦役として果たす事になる。
文化が遅れた田舎の島で、人の間でのんびりと育ったアメリアは何処かずれていた。彼女の突飛な行動に悩まされ笑わされ、ローレンスは最後の苦役を楽しみつつ務める。
しかし懐いているもののアメリアは何処かよそよそしく心の奥までは開かない。それもその筈、彼女はローレンスの実の娘であった。
ハデスに「実の娘であるとローレンスに言ってはならない」と厳命された彼女は一年以内に父が自分を実子であると気付かなければ存在を滅される。
「子供が居ない」と言いつつ、落ち込んだ時に優しく慰める父ローレンスにアメリアは複雑な感情を抱いていた。
果たしてアメリアにはローレンスを「父さん」と心から呼べる日が来るのだろうか。
外伝なのでランゲルハンス島奇譚シリーズをご覧になっていなくとも楽しめます。
尚、ランゲルハンス島奇譚(1)「天使は瞳を閉じて」の読後にご覧になるとより楽しめます。
【ランゲルハンス島奇譚シリーズ】
・ランゲルハンス島奇譚(1)「天使は瞳を閉じて」
・ランゲルハンス島奇譚 幕間(1)「天使と悪魔」
・ランゲルハンス島奇譚 外伝(1)「バンビとガラスの女神」
・ランゲルハンス島奇譚(2)「シラノ・ド・ベルジュラックは眠らない(上)」
・ランゲルハンス島奇譚(3)「シラノ・ド・ベルジュラックは眠らない(下)」
・ランゲルハンス島奇譚 外伝(2)「もう一人の天使」←当作品
以上の順でご覧になるとより楽しめるかと思います。
*「小説家になろう」でも掲載して居ります。
文字数 127,860
最終更新日 2020.01.21
登録日 2020.01.21
7
美しい世界があった。そこに生きる人々も当然美しかった。
美しかった。確かに美しかった。
いつからだろうか。それらに疑問を持つようになったのは。
こうなってしまっては、私は異端になってしまう。
何故なら、この世界は美しいのだから。うつくしいのだから。
「貴女の乳房に触れる機会はありますか?」
そして出会った。この世界で一番汚いとされている人間に。
そして、その人間を。
私は、とても、美しいと感じた。
文字数 28,407
最終更新日 2018.10.15
登録日 2018.07.30
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