ファンタジー 神の加護小説一覧
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藤堂 忍は、10歳の頃に難病に指定されているALS(amyotrophic lateral sclerosis:筋萎縮性側索硬化症)を発症した。
ALSは発症してから平均3年半で死に至るが、遅いケースでは10年以上にわたり闘病する場合もある。
忍は、不屈の闘志で最後まで運命に抗った。
担当医師の見立てでは、精々5年以内という余命期間を大幅に延長し、12年間の壮絶な闘病生活の果てについに力尽きて亡くなった。
その陰で家族の献身的な助力があったことは間違いないが、何よりも忍自身の生きようとする意志の力が大いに働いていたのである。
その超人的な精神の強靭さゆえに忍の生き様は、天上界の神々の心も揺り動かしていた。
かくして天上界でも類稀な神々の総意に依り、忍の魂は異なる世界への転生という形で蘇ることが許されたのである。
この物語は、地球世界に生を受けながらも、その生を満喫できないまま死に至った一人の若い女性の魂が、神々の助力により異世界で新たな生を受け、神々の加護を受けつつ新たな人生を歩む姿を描いたものである。
しかしながら、神々の意向とは裏腹に、転生した魂は、新たな闘いの場に身を投じることになった。
この物語は「カクヨム様」にも同時投稿します。
一応不定期なのですが、土曜の午後8時に投稿するよう努力いたします。
文字数 156,902
最終更新日 2024.04.27
登録日 2023.09.02
東の国で将軍家の娘として育った朱美は神官から巫女として
指名されるが彼女は自由奔放な娘だった。
本来巫女は王族の姫から選ばれる慣例だったのに将軍家から
というのは異例の事だった。
将軍である父も良い顔はしなかったが、王には逆らえずに
朱美は神殿にて巫女として仕えるように命令される。
名誉な事だと言われるがそうは思わない朱美は自由をもと
めて神殿を抜け出し旅に出る事を決意する。
小さな船に乗り込み西を目指すが遭難してしまう。
西の国は幾つかの国が覇権を争っているがその中
でも大国の一つ明蘭の海岸に漂着してしまう。
衰弱した朱美を助けたのは剣隆という若者だった。
文字数 12,973
最終更新日 2021.08.24
登録日 2021.08.17
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