現代文学 芸術 小説一覧

8件
1

不知

しらず、と読みます。以前さる文学賞に応募した作品の供養。全四話完結になります。 〜以下あらすじ〜 燃え尽き症候群に陥った美大生・加賀泉は、些細なきっかけから現代画家・文屋錨と知り合う。彼の特別な才能と成功、そして苦悩を目の当たりにした泉は、錨の娘・愛莉とも仲を深めていく。しかし、二人の関係に気が付いた錨にも、異変が起こり始めて……?
2

心に降る音、余韻の甘さ

ピアニストの響子とショコラティエの匠。 お互いに作り出すのは、目に見えず、数字に表れない。 それぞれが抱える悩みと苦しみ。そして—— 全ての創作者と、その受け手へ。 ライト文芸大賞参加作品です。 短編完結です。同じ世界観で連作長編のシリーズはこちらになります。 (芸術家二人の日常。たまに恋愛風味) https://www.alphapolis.co.jp/novel/602571631/841930098 全七話です。 5月に入りましたら、残りの話を1日と8日の朝6:00更新します。
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太陽の塔

僕とメイが出会う。 二人の男女が将来を誓い合う。 そのことにいかほどの意味があるだろう? 世界が一つ滅ぶ。 神様の言い合いで。 一つの宇宙が失われる。 そのことにいかほどの意味があるだろう? 僕は、ファーストフード店のカウンター席にどっかと腰を据え、スマホをいじる。片手でポテトをつまみ、頬張る。 そのようにして、世界は創造され、また破壊される。 まるでそれが、特別なもののように。 まるでそれこそ、真理であるというふうに、自信ありげな表情で我々の顔を覗き込む、絶対者、実行者。 そのものは太陽の塔を司り、我々の眼前に真如を顕現する。 それがソラ、虚空、 圧倒的可能性と不可能性の出会う奇跡の場所。我々の故郷である。 見ての通り、物語は既に失われた。 それは失われた時と、失われた物語(しそう)を取り戻すものである。 実行者である僕とメイは、セツナは、そのために太陽の塔を操り、そこにコトダマを編み、新世界を表すのだった。
4

私は

私は明らかな文才を持ちながら、この時代というものを憎悪していた。どんなに売れた小説でも、マンガにならなければ売れない。マンガになった途端に売れる。どんなに支離滅裂な絵でも、とりあえず絵にさえなっていれば、売れる。絵を見たアニメ/マンガ好きの目に見えた世界しか見えない盲目なファンどもが、ただの絵を過大評価し、深堀りする。そんなものが一生涯かけて書かれたような活字の何億倍もの値札をつけるというのだから、まったくこの時代は狂っている。まぁ、そのおかげでドンドンアニメにしてもマンガにしてもストーリィが幼稚でチープになっている。
5

A・Iが許せない!

脱サラしてイラストレーター兼同人漫画家として生計を立てている大学の同期と久々に酒を飲むことになった「俺」。AIイラストに批判的な彼の言動には不審なものが多く…… ※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」に投稿しています。
6

刹那の赤

梅雨の地方都市。 窓際の少年は、転校してきた少女・白根悠と出会う。 彼女は「愛よりも美」を信じる、芸術至上主義者だった。 絵を描くために生き、描き終えるために死ぬ少女と、それをただ見届けることしかできなかった少年のお話。
7

愛しのニーナ

不思議で猟奇的要素のある、短い物語。
8

君を歌う。

人々は暗闇の中で暮らす。 救いなんてありもせず、ただ方向もわからず歩き続ける。 しかしそんな時に光差し、導くものがあるとしたら、それは何だ。 それは分からないが、間違いなく人々はそれに向かって歩き始める。
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