希望と絶望 小説一覧

2
1

君を失って世界が止まった

君を失って世界が止まった
静かに心を閉ざしていた少年・蓮は、クラスの中でふとしたきっかけから凛という少女と出会う。 明るく見えて、ふとした瞬間に寂しさを滲ませる澪。 その交流は、蓮と中の止まっていた感情を少しずつ揺らしていく。 だがある日、凛は突然学校から姿を消し……。 「たくさんのものをこれまで失ってきた。けど君を失ったショックは、それらすべてを足し合わせても到底届かない」 静かな青春の終わりと、喪失の中でそれでも確かに残る“希望”の記憶を描いた物語。
現代文学 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 4,886 最終更新日 2025.07.14 登録日 2025.07.13
2

空飛ぶペンギン

氷原の端にある「極北翼獣学院」。そこではあらゆる鳥たちが空の飛び方を学んでいた。 ペンギン族の少年 ルーミア もまた、「空を知りたい」という一心で入学した。 しかし、教室で待っていたのは冷たい嘲笑だった。 「ペンギンが飛ぶ? 氷の塊が空を舞うつもり?」 空を得意とするアホウドリやカモメたちは、ルーミアが翼を広げるたびに笑い、馬鹿にした。 悔しさで眠れぬ夜、ルーミアはひとり氷壁の上に登り、吹雪の中で翼を震わせて飛ぶ練習を始める。 何度も転げ落ち、氷に身体を打ちつけながら、それでも心の奥の声が叫んでいた。 ——「いつか空を掴むんだ。」
ファンタジー 連載中 長編
感想数 0 文字数 9,212 最終更新日 2026.05.02 登録日 2026.05.02
2