皇弟 小説一覧
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「花びらを数えるだけ」と婚約破棄された私を、隣国皇弟は二年間探していました
「花びらの数を数えているだけ」
そう笑って婚約を破棄した王太子は、新しい恋人の首に、隣国の皇帝を否定する意匠を飾った。
警告を退けた直後、隣国の使節団が足を止める。
王宮意匠監察官エステルは、衣装や宝飾に隠れた意味を調べる専門家。
婚約も王太子宮付きの仕事も終えた彼女に手を差し伸べたのは、隣国皇弟カシアンだった。
彼が差し出したのは、著者名を残せる雇用契約書。
二年前に妹の婚礼を救った報告書を、名前も知らない書き手への感謝とともに、ずっと持ち歩いていたという。
仕事には厳しく、贈り物には妙に不器用。そんな彼の隣で、エステルは少しずつ、自分の好きなものを選べるようになる。
一方、警告を読まなくなった王宮では、外交の失態が重なっていた。
――今さら戻れと言われても、私の居場所は私が決めます。
軽んじられた仕事と恋を、自分の手に取り戻す物語。
全32話・完結まで執筆済み。ハッピーエンド。
2
身代わり妃は後宮で失せ物の夢を見る
従姉妹の姜未央(きょう びおう)の後宮入りに侍女としてお供するため、姜家の本家を訪れた姜木蘭(きょう もくらん)。ところが肝心の未央が直前で行方不明。伯父からの命により、木蘭が身代りで後宮入りすることになってしまう。後宮入りから逃げても、身代りがバレても一族死罪は確実な状況。妃のふりをしながら皇帝の夜伽をかわしつつ、本物の妃である未央が見つかるのを待ち続けるしかない。木蘭には不思議な力があり、誰かが必死で探している『失せ物』が夢の中に現れることがある。その力で後宮内の問題を解決していると、噂を聞きつけた皇弟の劉孝公(りゅう こうこう)が殿舎を訪ねてくる。彼は木蘭の力を試す為に、ある物を探して欲しいと依頼を持ち掛ける。失せ物の夢が導く、偽りの妃の後宮物語。
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