「兄嫁」の検索結果
全体で28件見つかりました。
16世紀初頭、新大陸サントドミンゴに若き次男アルバロ・デ・モリーナが到着する。陽気な笑顔の裏に「勝った側だけが正義だ」と信じる冷徹さと、兄の妻イサベルへの秘めた想いを抱えた男である。兄フアンのインヘニオとインディオ村、黒人奴隷たちを託されたアルバロは、暴力ではなく数字と制度を組み替えることで労働と飢えを「料理」していく。死者の数を減らしながら利益を増やし、修道士ラス・カサスにさえ一目置かれる一方、イサベルとの距離は少しずつ危うく縮まっていく。
やがてメキシコでの黄金の噂が届き、アルバロは家族と黒人夫婦ルシアとトマス、弟たちを引き連れてユカタンへ向かう。ポトンチャン上陸戦やタバスコ川での戦いを切り抜ける中で、マヤ語とナワトル語を操る若い妻チャックニクを迎え、彼女を通訳兼参謀として側に置く。スペイン人・黒人兵・先住民が入り交じる奇妙な隊商は、やがて湖上の大都市テノチティトランに招かれ、皇帝モクテスマ二世の「客将」として黒色火薬と大砲を差し出すことになる。
しかしアステカ帝国の西南では、銅の槍を振るうタラスコ王国が国境砦オストゥマを圧迫していた。モクテスマの密命を受けたアルバロは、黒人兵とアステカ兵、数十頭の馬、20門の大砲を率い、バルサス川をさかのぼる苛酷な行軍に挑む。渓谷に砲をつり下ろし、カヌーで川を遡航し、飢えと疲労にあえぎながらも、ついに砦の眼前でタラスコ軍を石弾の雷雨で粉砕し、将軍たちとその妻を人質として手中に収める。
湖の都で得た黄金と西南の戦場で得た人質と牧場地。アルバロはそれらを巧みに組み合わせ、モクテスマとスペイン王権のあいだに自らの立場を穿ち込んでいく。インディオの死者を減らす施策も、兄嫁と現地妻への歪んだ愛情も、すべては「石の王冠」を頭に載せるための計算に過ぎない。新大陸の血と金と信仰を材料に、世界をほくそ笑みながら料理しようとする大悪党の第一幕である。
文字数 614,792
最終更新日 2026.03.30
登録日 2025.12.01
隣国に一年間の留学をしていた私は、そこでとんでもない騒動に巻き込まれてしまう。隣国の王太子殿下の婚約者である令嬢が起こした婚約破棄騒動とその彼女にプロポーズする兄。そして、彼女がこの世界は悪役令嬢が主役の世界だと何故か私に教えてくる。悪役令嬢?芝居か何かの役ですか、そうですか。そんなものはどうでもいいのです。私にかまわず隅で好きに演じていてください。ただし、誰にも迷惑をかけないように!複雑な事情を持つ王家に生まれた主人公が自称悪役令嬢達に振り回されながらも、まわりに支えられながらまっすぐに生きる、そんな物語。 ※ご都合主義なゆるゆるファンタジー世界が舞台です。色の名前は原色大辞典というサイトを参考にしています。 小説家になろう様にも掲載しております。
文字数 88,834
最終更新日 2023.07.30
登録日 2023.07.18
致監禁からの脱出ゲームに巻き込まれた俺は驚愕する。スタートは深い森の中にある一軒家、周囲は凶暴なモンスターが徘徊する高難易度。
同伴者三名はよりにもよって失恋相手。人妻副担任で姉の一華姉に、兄嫁で義姉の芹香さん、その妹で親友の彼女の詩。全員身内で姉? しかも脱出ゲームを有利にするアイテムを買うために必要なポイントのチャージは中出しセックス……これ初手から詰んでない? 禁断関係まっしぐらの中、チャージされたポイントで買い集められていく品々は――変な姉が勢揃いしたほのぼの脱出もどきゲームです。ノクターンノベルズより転載です。お昼の11:30と深夜23:30に更新予定!←諸事情により更新時間を変更しました。
文字数 230,569
最終更新日 2020.08.17
登録日 2020.07.29
ヘンリーはその日、初めてマーマレードなるデザートを食べた。
それは兄アーサーの妃キャサリンが、彼女の生国スペインから、イングランドへと持ち込んだレシピだった。
のちに6人の妻を娶り、そのうち2人の妻を処刑し、己によく仕えた忠臣も邪魔になれば処刑しまくったイングランド王ヘンリー8世が、まだ第2王子に過ぎず、兄嫁キャサリンに憧憬を抱いていた頃のお話です。
文字数 1,954
最終更新日 2023.09.28
登録日 2023.09.28
■イーデスブックスより電子書籍化しました■
スゴ腕の剣士だった兄はダンジョンで死んだ。
妻のエルフ・ミルティーシアをかばってだった。
そして、兄嫁は未亡人となった。
ボクは小さなときから、エルフの兄嫁が大好きだったんだ。
だから、修行をするということで、ふたりでダンジョンに行った。
どこでもいい。兄の息づかいを感じる家以外のどこかでふたりきりになりたかったからだ。
でも、ボクはそこで、大きな間違いを犯してしまったんだ。
お義姉さんの脱いだパンティででオナニーをしてしまった。
それを見つかってしまった。
ボクは罰をうけた。
「ひとりで下の階層に行って、そうね…… リザードマンを倒して死体を…… 3つほどもってくることね」
お義姉さんはそう言ったんだ。
そして、ボクはリザードマンの死体を持って帰った。
そして始める、ふたりのレッスン――
ダンジョン冒険物ですが、安全のため18禁です。
多少エロ描写があります。
文字数 3,545
最終更新日 2017.03.08
登録日 2017.03.08