「芝生」の検索結果

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ライト文芸 完結 ショートショート
 最後にあいつの顔を見た時、あいつは校舎裏の芝生で四つん這いになっていた。  よくマンガとかであるように小説を読んでたわけじゃなかった。タバコを吸ってた訳でもなかった。金髪の巻き毛には砂埃が付いていた。綺麗なお顔にもついていた。  4月らしい春の青空の下、あいつは目を皿にして芝生に這いつくばっていた。
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小説 185,041 位 / 185,041件 ライト文芸 7,549 位 / 7,549件
文字数 851 最終更新日 2023.06.28 登録日 2023.06.28
芝生の広場には一定の間隔ごとにカプセルが並んでいた。[39]番。それが彼にあてがわれたカプセルだった。カプセルの中で彼は様々なバーチャル世界を体験する。そしてそこにはいつも彼女の視線があった。突き刺すような恐ろしい視線だ。やがて、彼と彼女との関係性が明らかになっていく。それは、殺す側と殺される側という役割だった。繰り返し、繰り返し、その役回りは襲ってくる。逃げることはできない。
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小説 185,041 位 / 185,041件 現代文学 7,911 位 / 7,911件
文字数 5,247 最終更新日 2019.07.09 登録日 2019.07.09
群雄割拠がひしめき合う戦国乱世の時代。 表舞台の主役が武士ならば、裏舞台の主役は忍びたち。 数多の戦いの果てに、多くの命が露と消えていく。 そんな世にあって、いちおうは忍びということになっているけれども、実力はまるでない集団がいた。 あまりのへっぽこぶりにて、誰にも相手にされなかったがゆえに、 荒海のごとく乱れる世にあって、わりとのんびりと過ごしてこれたのは運ゆえか、それとも……。 京から西国へと通じる玄関口。 高槻という地の片隅にて、こっそり住んでいた芝生一族。 あるとき、酒に酔った頭領が部下に命じたのは、とんでもないこと! 「信長の首をとってこい」 酒の上での戯言。 なのにこれを真に受けた青年。 とりあえず天下人のお膝元である安土へと旅立つ。 ざんばら髪にて六尺を超える若者の名は芝生仁胡。 何をするにも他の人より一拍ほど間があくもので、ついたあだ名が鈍牛。 気はやさしくて力持ち。 真面目な性格にて、頭領の面目を考えての行動。 いちおう行くだけ行ったけれども駄目だったという体を装う予定。 しかしそうは問屋が卸さなかった。 各地の忍び集団から選りすぐりの化け物らが送り込まれ、魔都と化しつつある安土の地。 そんな場所にのこのこと乗り込んでしまった鈍牛。 なんの因果か星の巡りか、次々と難事に巻き込まれるはめに!
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小説 185,041 位 / 185,041件 歴史・時代 2,221 位 / 2,221件
文字数 169,667 最終更新日 2019.05.28 登録日 2019.04.30
 羨ましがるのは早いんじゃない?
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小説 185,041 位 / 185,041件 現代文学 7,911 位 / 7,911件
文字数 839 最終更新日 2019.08.31 登録日 2019.08.31
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