「思い出す」の検索結果

全体で1,079件見つかりました。
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資産家である東竹家のお嬢様、志摩子。実は彼女は中学の時に両親を亡くし、親戚であったこの家に迎え入れられたのだ。それまでの質素な生活とは異なる何不自由ない暮らしだったが、彼女の心が昔のように温まることはなかった。 東竹家の女の役割は、事業のため家のために政略結婚をすること。志摩子の見合い相手は、ライバルの西竹家の17歳も年上男性。だが全てを諦めている志摩子にとってはどうでもよいことだった。形ばかりの見合いの日に志摩子は、「自分の人生を生きて」という母の遺言を思い出す。 そんな志摩子には、誰にも言えない気になる男性がいた。しかし時折り会うその男性のことを志摩子はほとんど何も知らないのだ。名前も、声も、顔すらも……。
大賞ポイント 2,031pt
文字数 7,685 最終更新日 2024.04.25 登録日 2024.04.25
三千華は結婚して家庭を持ってから、思い出深い季節が訪れて大学生の頃のことを思い出すことになった。 家族以外の人の顔と名前を覚えることが苦手な三千華は、そこで自分の顔にそっくりな女性と間違い続けるお爺さんとボランティアを通じて出会うことになるのだが、その縁がより自分に縁深いことを知ることになるとは思ってもみなかった。
大賞ポイント 587pt
文字数 30,712 最終更新日 2024.05.17 登録日 2024.04.24
青春 連載中 長編 R15
 今のように若者がネットで調べたりすることが出来なかった世紀末! あの時はまってしまったのは偉大だとされていた予言者の言葉を解釈したと称する作家の書籍だった!  あの夏、僕は一人の少女を愛したが見失ってしまった、どこかに・・・  あの時、何が起きたのかを思い出す旅が始まる! (時代設定ですが、フィクションにつき現実に起きた事件ではないものが含まれております)
大賞ポイント 502pt
文字数 3,261 最終更新日 2024.05.24 登録日 2018.06.25
普通ってなに? 多様性ってなに? 都内に勤めるOLのさくらは、たまたま入った店で自身の母に再会する。思わぬかたちで母に再会した母は、自身の過去を思い出す。さくらは小学生にあがる前、母方の祖母のもとで育ち、なぜ「普通にできないのか」と言われ、肩身の狭い思いをしたことがあった。そのときに感じた「普通」とは何か、という疑問を抱えながら大人になったさくらは、上京し、「薫ちゃん」と出逢う。 薫ちゃんは世間一般的に見れば、普通ではなく、家から勘当された身だった。 薫ちゃんの生き方が、「普通じゃなくても良い」を体現したものだと思ったさくらは、特に何の目的もないまま同居している。 ふたりでぬるま湯につかるような感覚に浸りながら、日常を送り続けるのかしれない。
大賞ポイント 12pt
文字数 9,675 最終更新日 2024.04.30 登録日 2024.04.30
桐谷春陽は新卒の編集者。父は地元の老舗町中華を営んでいる。海のそばで生まれ育ちながらも、亡くなった母のことを思い出す海に近寄れない。かつて栄えた地元商店街は、高齢化と老朽化によって、閑古鳥が鳴いていた。そんな廃れかけた町に大手企業の再開発計画が進行中だと知る春陽。時を同じくして、地元の海にイルカの母子は住みつき、にわかに観光客で賑わっていく。遠き昔にも家のすぐそばの海にイルカの母子が住んでいた。春陽は幼少期を思い出しつつ、仕事に恋にと社会人の新生活に頑張りながら、いつしか地元の町と父の中華料理店を守りたいという想いが芽生える。幼なじみや地元の仲間に支えられ、失われた過去を取り戻そうと奮闘する春陽は、新しい季節を迎えるなか――。
大賞ポイント 2pt
文字数 159,976 最終更新日 2024.03.31 登録日 2024.03.31
青春 完結 ショートショート
洋服に夢中な中学生の娘。 彼女の何気ない一言から、明里(あかり)は古い友人のことを思い出すのだった。 ※エブリスタから転載しました。
大賞ポイント 2pt
文字数 2,502 最終更新日 2021.08.30 登録日 2021.08.30
小説家を夢見るけど、自分に自信がなくて前に踏み出す勇気のなかった高校生の私の前に突然、アナタは現れた。 桜の木のベンチに腰掛けながら、私はアナタとの日々を思い出す。 アナタは私の友達でも親友でもなかった。けど、アナタは私の人生の大切な人。 私は今でもアナタのために小説を書いている。
大賞ポイント 1pt
文字数 34,533 最終更新日 2024.04.18 登録日 2024.04.18
三日間の恋人だった。 君から、届いた手紙 25年ぶりに、僕は、再びあの日を思い出す事になってしまった。 もう二度と思い出したくなかった。 あの日…。 無力でちっぽけで、何も出来なかったあの日…。 知恵も金も何もなかったあの日 そう、あの日もこんな雷雨だった。 地鳴りのように、響く雷 どしゃ降りの雨 [サヨウナラ、永遠に] メッセージが、一通届いた。 三万文字以内の短編小説になります。 掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。 小説家になろうでも載せています。
大賞ポイント 0pt
文字数 28,739 最終更新日 2022.03.21 登録日 2022.03.20
現代文学 完結 ショートショート
毎年2月14日に思い出す16歳の時の悪夢のバレンタインデーと、30年以上の歳月を経て悪夢から覚めたショートストーリー。
大賞ポイント 0pt
登録日 2017.10.15
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