「画展」の検索結果
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アナスタシアは何度も死ぬたびに自分の15歳の誕生日にまで戻されるループに取り込まれた悪役令嬢。
何十回も殺されたことで疲れきったアナスタシアは、死に際くらいは自分で選ぼうとさっさと死ぬ事を決意する。
それなのに何故か婚約者の王子やヒロインがアナスタシアと仲良くなろうと近寄ってきて?
死のうとすればするほど死ねず、周りに愛されていく元悪役令嬢のはなし。
二話目から死にたがります。
謎が明らかになるのは終盤です。
基本おバカな令嬢に周りが振り回される少女漫画展開のお話。
タグのざまぁ、婚約破棄などは過去の話で悪役令嬢が受けた描写が入るので苦手な方への注意喚起のため設置しています。
本筋では殆ど関係ありません。
『この物語は自殺方法を考えて実行したり、死に方への言及といった行為が多分に含まれておりますが、行為を容認・推奨するものではありません。内容を模倣するような事や誰かに試すといった行為はしないでください。全てフィクションだと流して頂けますようお願い申し上げます。』
また、そう言った行為について嫌悪感を抱く方は読まれない事をおすすめします。
文字数 34,511
最終更新日 2023.02.05
登録日 2022.12.21
栗橋の勤務する新聞社で絵画展が開催され、監修として美術評論家のアラン佐伯が来日。展覧会前夜にレセプションが開かれるが、その最中に絵画が三点一瞬にして消えてしまう事件が起きる。
完璧な警備体制、関係者全員にアリバイがある状況の中で、植草は絵が消えたトリックの解明とアリバイ崩しを行い犯人を暴く。
奈緒を人質にして逃れようとする犯人。その時、奈緒が犯人の片腕を抱え込む。一瞬にして背負い投げを喰らった犯人は、取り巻く警備員に逮捕されるのだった
文字数 22,503
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.31
文字数 2,576
最終更新日 2021.07.13
登録日 2021.07.13
三角市、少年少女科学館。特別企画展示コーナーの一角に陣取る、ずんぐりむっくりなロボット。
それはただのロボットでは無い。
最新AIを搭載した「おしゃべりロボット」
……の、はずだった。
文字数 100,219
最終更新日 2018.12.31
登録日 2018.11.29
山の上の美術館に行くのは二回目だった。初めて行った時は雨が降っていた。玄関前に大きな水溜りができていて避けるのに大変だった記憶がある。今回は晴れていた。快晴とまではいかないが雲よりも青空が目立っている。今日この美術館に来ようと思ったのは全くの偶然だった。街を適当に歩いていてバス停の前を通った時、ひとつの広告が目に入った。美術館の企画展のものだったのだが、モノトーンな色彩に惹かれ、取り上げられている作家の名前も知らないけれど、きっと良い作品に出会えるに違いないと思った。そのままバス停でバスを待って、バスに揺られて山の真下まで辿り着いた。美術館は山の頂上にある。エレベーターなどはないから、自力で歩いていくしかない。山には猫がたくさん住んでいて、登り切るまで三匹の猫と遭遇した。どれも白い毛色をしていた。人間慣れしているようで、私が近づいても逃げもせず、一匹に限っては私の足首のあたりに体を擦り付けていった。山の中であるので緑が多い。目の保養になると思った。そういえば最近、自然に触れていない。見ているのはコンクリートや鉄骨やそれらから成形される人工物ばかりだ。もっとも、それらも元を辿れば自然物ではあるのだけれど。美術館は地下と地上の二階建てで、半年ほど前にリニューアル工事が完了して再オープンしたばかりである。一回目はリニューアル後間もない頃に行ったのだった。展示自体は改修してどのように美術館が生まれ変わったのかを説明すると共に、そこから派生して「以前と以後」をテーマとする作品群を並べるというもので、正直な感想としてはあまり面白くなかった。美術館がどのように生まれ変わったのか説明してくれるのは有難いが、それを企画展のテーマと無理やり結びつける必要はなかったし、無理やり結びつけたためか、展示されている作品の質はあまり高くないように感じた。リニューアルと全く無関係で良いから、一人の作家を深掘りするとか、集められる質の高い作品からテーマを設定するとかして欲しかったと思う。比べて、今回の企画展はかなり期待ができそうだった。外国のアーティストで国籍もわからないが、戦争や紛争をテーマにした作品を多く残しているみたいだった。
文字数 3,398
最終更新日 2023.09.17
登録日 2023.09.17
この小説は第2回おきなわ文学賞小説部門佳作作品です。すでに作品集『はなうる2006』(財団法人沖縄県文化振興会)に収録して出版済みのものを改定し、今回再収録しました。『サザン・ホスピタル短編集』の番外編であり最終章となります。
沖縄から外科医を目指そうとアメリカ・UCLAに留学した東風平理那(こちんだ・りな)はある日、大学構内で黒人の青年ダニエルと出会います。大柄な身体のわりに人なつっこいダニエルはトランペット奏者としてあちこちのバンドで活躍していました。何度か彼の出演する舞台を観たり一緒に美術館へ行ったりと二人は急速に接近しますが友人のままでいました。
ある日、絵画展へ招待された理那はダニエルと出かけ、そこで繰り広げられる南京大虐殺の絵の前で衝撃を受け倒れてしまいます。ダニエルは家へ連れ帰り理那を介抱しますが、そこへ理那のルームメイトであるトモエが理那を連れ戻しに来ます。人種差別発言を繰り返すトモエに理那は激怒、そのままダニエルと暮らすことに。
やがて理那は妊娠。両親に内緒で兄から送金してもらおうと実家に電話をすると、出たのは母親でした。「帰っておいで」との優しい言葉に涙しつつ理那は沖縄へ一時帰郷します。つわりが落ち着いた頃、ダニエルが理那に会いに沖縄へやってきました……。
文字数 19,830
最終更新日 2022.01.29
登録日 2022.01.10
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