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科学部に所属する高校2年生の佐藤翼は、ごく普通の男子高校生だった。
密かに同級生の桜井美月に想いを寄せながらも、告白する勇気が出ないまま平凡な日々を送っていた。
そんな翼の人生が一変したのは、ある放課後のこと。
科学部部長の白石理子先輩の実験を手伝っていた際、謎の薬品を浴びてしまい、なんと女性の身体になってしまったのだ。
事故の責任を痛感した理子は、翼の面倒を見ることを決意。
両親不在の理子の家で、翼との同居生活を始めることになる。
女性としての身体に戸惑い、制服や更衣室、お風呂など日常のすべてが変わってしまった翼。
生理や胸の成長、体力の低下、感情の変化など、男性時代には想像もできなかった苦悩に直面する。
しかし、周囲の人々に支えられながら少しずつ新しい自分を受け入れていく。
果たして翼は元の身体に戻ることができるのか?
それとも女性として新しい人生を歩むことになるのか?
性別を超えた愛とは何なのか――。
TS×学園ラブコメが織りなす、笑いあり涙ありの青春物語。
文字数 141,734
最終更新日 2025.07.24
登録日 2025.07.12
藤堂晶は、高校生活に不満なんてなかった。
成績は中の上、部活では人望があり、そしてなにより、彼女は学園一の美少女・花村優里。
――誰もが「リア充」と呼ぶ、理想的な青春を送っていた。あの日、彼女に出会うまでは。
放課後の図書室。静寂の中で、出会ったのはクラスで誰とも喋らない、どこか陰のある女子・浅葱 澪。
冷たい目と、どこか湿った匂い。ほんの一瞬の接触が、なぜか頭から離れない。
もう会わない。そう思っていたのに、晶は何度も、彼女の元を訪れてしまう。
触れるたび、晶の中の何かが壊れていく。
彼女がいるのに。正しい未来があるのに。それでも晶は、澪に溺れていった。
これは、愛と呼ぶには歪みすぎた一人の少年の物語。
文字数 40,170
最終更新日 2025.06.13
登録日 2025.05.28
わたしの快楽は、ご主人様に見せるためのものだった――。
薄暗い部屋、命令されるままに一人で悦びを刻む夜。
視線に支配され、声に従い、道具で震え、手で貫かれるように蕩けていく。
次第に、自分の快楽が「与えられるもの」になっていく感覚に、心も身体も逆らえなくなっていた。
そして、あの夜――
ご主人様がわたしの中に本物を沈めた瞬間、すべてが変わった。
痛みも羞恥も、すべてが悦びに変わっていく。
奥の奥まで支配されることこそが、愛だったと知る。
これは、わたしがご主人様の牝に育てられ、
幸福の底で繋がっていく物語。
文字数 21,458
最終更新日 2025.06.12
登録日 2025.06.11
かつて名門伯爵家の令嬢だったリリアナ。
だが、政略に巻き込まれた末に婚約を破棄され、冤罪で爵位を剥奪された彼女は、すべてを失った。
――唯一愛した男、セオドアに見捨てられて。
死を覚悟した彼女を拾ったのは、高級娼館《ル・デザイール》。
リリアナは黒百合と名を変え、男を快楽で支配する技巧を身につけた。
その日まで――かつての婚約者を、自らの手で堕とす日まで。
彼は気づかぬまま、黒百合に心も身体も溺れてゆく。
だが、交わるたびに募っていくのは、決して消えない想いと後悔。
「中に出してもいいか?」
「その前に、私の名前を呼んでみて」
愛していた。憎んでいた。
それでも最後の夜、彼女は仮面を外し、彼の胸で泣いた――赦しと別れが絡みつく、濃密で美しく切ない愛の物語。
文字数 21,067
最終更新日 2025.06.10
登録日 2025.06.09
気づけば私は、異世界の貴族令嬢に転生していた――
前世では仕事一筋で婚期を逃した、27歳の独身女。
せめて今世では普通に生きよう……そう思っていた矢先。
王宮からの命令は、「王子殿下への性教育係を務めよ」という、とんでもないもので──?
次期国王である若き王子エリアスは、弱冠12歳ながらも礼儀正しく、どこか大人びた少年だった。
真面目に教育に取り組もうとするほど、彼の無垢な瞳に、私は翻弄されていく。
これはあくまで義務、教養の一環……そう自分に言い聞かせるけれど。
「もっと知りたいんです、先生のこと。身体のことも、気持ちのことも」
触れる指先、重なる唇、教えるはずだった私が――
気づけば教え込まれていた。
年上女性×年下王子。教えるはずが快楽に溺れる倒錯ロマンス。
文字数 33,883
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.06.06
かつては誇り高き青年兵士だった――はずのアキラ。
気づけば彼は、女だけで構成された軍国家に囚われていた。
巨大な筋肉女に制圧され、冷酷な女教官に調教され、包容力あふれる年上女性に甘やかされ……
抵抗しようとすれば、力でねじ伏せられ、快楽で支配され、精神ごと飼い慣らされていく。
「あなたは、私たちのもの。もう外の世界には戻れないのよ?」
逃げ出す自由はある。ただし、それを選ぶ理性が、残っていればの話だ。
――これは、支配と被支配の境界が溶ける檻の中で、
一人の男が完全に堕ち、幸福な所有物となっていく物語。
文字数 17,013
最終更新日 2025.06.06
登録日 2025.06.05
誇り高き祖国のために剣を振るってきた女騎士ラグリナは、すべてを奪った仇敵の将軍――ザイグルの首を狙って敵地へと潜入した。
だが待っていたのは、策謀と魔術に満ちた甘美な牢獄。
屈辱に濡れた身体、淫毒に疼く心、そして彼の言葉が突き刺さるたびに、騎士としての誇りが削られていく。
だがラグリナはまだ信じていた。自分は絶対に、快楽などに屈しないと。
――けれど気づけば、彼の指が、声が、腕が、世界で一番欲しいものになっていた。
仇敵に抱かれる夢は、いつしか現実となり、悦びのうちにすべてを呑み込んでいく。
これは、ひとりの女騎士が「誓い」を脱ぎ捨て、快楽と執着の底へ堕ちていく、倒錯の異世界官能譚。
文字数 15,870
最終更新日 2025.06.05
登録日 2025.06.04
「無能」「役立たず」「王妃にふさわしくない」
魔力を持たぬことを理由に、婚約者の王太子から冷遇され――公爵令嬢ミレイユは、政略の道具として敵国に送り出された。
けれど、そこで出会ったのは――
威厳と野性を纏う、グレイヴ王国の若き王・レオンハルト。
彼は言った。
「この女を、俺の妃とする」
そして、無能と蔑まれた彼女に、愛と快楽と自尊心を惜しみなく注ぎこむ。
――熱を、甘さを、愛を知ったミレイユは変わっていく。
冷たい王宮で愛されずにいた令嬢は、王の腕の中で花開く。
やがて王太子が和睦を名目に現れたとき、王は言い放つ。
「お前の捨てた女は、俺の最愛の王妃だ」
ざまぁの甘美、政略の裏で燃えあがる独占愛。
夜毎に蕩ける濃厚な愛撫と、王妃としての覚醒――
これは、ひとりの無能令嬢が、隣国の王に愛され尽くす物語。
文字数 18,301
最終更新日 2025.06.03
登録日 2025.06.02
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