20
アルファポリス文庫
江戸飯物語、第三巻!

料理屋おやぶん ~まんぷく竹の子ご飯~

千川冬 /
その迷い、美味い飯で晴らします

行方不明だった父と再会後も、心優しいヤクザの親分の料理屋で働き続けるお鈴。美味い飯を食えば道が開くという父の教えを信じ、様々な事情の客へ料理を振舞っていたある 日、店の仲間であり元殺し屋の弥七と共に彼が過去に面倒を見ていた青年、喜平と出会う。人懐こい喜平の手伝いのおかげで繁盛し始めた店だったが、突然悪い噂が立ち、営業禁止の危機に――!? ほっこり江戸飯物語、第三巻!

■文庫本 ■定価737円(10%税込) ■2024年01月20日発行
アルファポリス文庫
食と人情の時代小説!

きよのお江戸料理日記4

秋川滝美 /
好敵手が独立! 自分も店を持ちたいときよの心が揺れ動く―

江戸の料理屋「千川」で料理人として働くきよ。一人前の料理人を目指して精進を重ねていたある日、良き競い相手だった彦之助が独立し、己の店を持つことになった。「彦之助が店を持てるのならば、自分だって……」と揺れる心を持て余していたある日、母から帰郷を促す文が届く。実家に帰れば、店を持つ後押しをしてもらえるかもしれない――誘惑に駆られるきよ。一方で、彦之助は自分の店の奉公人とうまくいかず、信頼できる相手と働きたいと、きよを己の店に引き抜こうとして……

■文庫本 ■定価759円(10%税込) ■2023年04月30日発行
アルファポリス文庫
あやかしには、塩!

柳鼓の塩小町

江戸深川のしょうけら退治

月芝 /
江戸を騒がす怪事件を塩で解決⁉ 人情×あやかしの歴史時代小説!

深川にある柳鼓長屋に住んでいるお七は怪異に滅法強く、「えいや」と塩を投げるだけであやかしを退散することができる。そんなお七についた渾名は『柳鼓の塩小町』。ある日、お七のもとに、長屋の住人で元忍びの鉄之助が番屋にしょっぴかれたという報せ が入った。どうやら最近江戸を騒がせている盗賊団『しょうけら』の一味だと疑われたらしい。そして、その盗賊団には、なにやら厄介な怪異が絡んでいるようで――

■文庫本 ■定価737円(10%税込) ■2022年12月31日発行
アルファポリス文庫
隠居武士の大舞台!

あしでまとい

御城下の秘技

井戸正善 /
跡取りの義息子のため、隠居武士は再び刀を振るう!

床に臥せる隠居武士、空閑政頼のもとに旧友が大金を手に老中藤岡伊織の暗殺を依頼しにきた。最初は断ろうとした政頼だったが、空閑家を継いだ義息子の陽一郎がその暗殺対象である藤岡の護衛に抜擢されたと聞き、考えが変わる。陽一郎に遺す金を手に入れるために暗殺の依頼を成功させ、さらには護衛の陽一郎に手柄を立たせる。そんな無理難題をやり遂げるための策を講じた政頼は、陽一郎に自身が受け継いだ秘技『無明』を伝授することに決める。――刃が自分に向くと覚悟して。

■文庫本 ■定価737円(10%税込) ■2022年10月30日発行
アルファポリス文庫
剣を振るうは友のため!

秘剣 梅明かり

なまけ侍 佐々木景久

鵜狩三善 /
激闘の中で、奥義はついに花開く――

北陸の小藩・御辻藩(みつじはん)の藩士、佐々木景久(ささきかげひさ)。人並外れた力を持つ彼は、自分が人に害をなすことを恐れるあまり、世に背を向けて生きていた。だが、あるとき竹馬の友、池尾彦三郎(いけのおひこさぶろう)が窮地に陥る。父の代から確執がある後藤左馬之助(ごとうさまのすけ)が、彼との決闘を望んだのだ。左馬之助は一流の剣客。一方、彦三郎は剣の腕がからきしで、立ち合えば命はない。景久は友を救うべく、己の生きざまを捨て、決闘に割って入ることにした。勝算はある。彼は生来の剛力だけでなく、師から秘剣・梅明かりを授けられており――

■文庫本 ■定価737円(10%税込) ■2022年10月30日発行
アルファポリス文庫
江戸のあったか人情飯

料理屋おやぶん ~迷い猫のあったかお出汁~

千川冬 /
身も心もああたたまる人情飯

藩の陰謀に巻き込まれ行方不明となった父を捜し、江戸にやってきた駆け出し料理人のお鈴。行き倒れたところを助けられたことがきっかけで、心優しいヤクザの親分、銀次郎の料理屋で働く鈴は、様々な悩みを抱えるお江戸の人々を料理で助けていく。そんなある日、鈴のもとに突然、父からの手紙が届く。そこには父が身体を壊して高価な薬を必要としていると記されていて――!?

■文庫本 ■定価737円(10%税込) ■2022年10月30日発行
アルファポリス文庫
いざ、好敵手と対決!

きよのお江戸料理日記3

秋川滝美 /
今こそ飛躍の時! 食と人情の時代小説、大好評第3弾!

江戸の料理屋「千川」で料理人として働くきよ。久しぶりに再会した父にも料理の道を進むことを認められ、一層精進していこうと気合を入れ直した今、気になるのは「千川」の次男坊・彦之助。心を入れ替え、真摯に料理に向き合う彼の姿に刺激を受け、きよもまたさらなる飛躍を目指す。時に弱気になるけれど、それでも板場の席は譲らない。すべてはお客の笑顔のために。身も心も癒される食と人情の物語、きよの躍進眩しい第三弾!

■文庫本 ■定価737円(10%税込) ■2022年04月05日発行
アルファポリス文庫
用心棒が藩の闇を暴く!

谷中の用心棒 萩尾大楽 阿芙蓉抜け荷始末

筑前助広 /
閻魔の行く手すら遮る男「閻羅遮」が、藩を揺るがす闇を斬る!

江戸は谷中で用心棒稼業を営み、「閻羅遮」と畏れられる男、萩尾大楽。家督を譲った弟が脱藩したことを報された彼は、そこに政争の臭いを嗅ぎ取り、裏の事情を探り始める。そこで見えてきたのは、御禁制品である阿芙蓉(アヘン)の密輸を巡り、江戸と九州の故郷に黒い繋がりがあること。大楽は弟を守るべく、江戸の裏社会や藩政の内部に巣食う、強大な敵に立ち向かっていく――閻魔の行く手すら遮る男が、権謀術数渦巻く闇を往く!

■文庫本 ■定価792円(10%税込) ■2022年02月05日発行
アルファポリス文庫
男装姫の大立ち回り!

姫様、江戸を斬る

黒猫玉の御家騒動記

この姫様、恋も剣も規格外!

由緒正しき大名家・鵺森藩の一人娘でありながら、剣の腕が立つお転婆姫・美弥。そして、その懐にいるのは射干玉色の黒猫、玉。とある夜、美弥は玉を腕に抱き、許婚との結婚を憂い溜息をついていた。とうに覚悟は出来ている。ただ、自らの剣術がどこまで通用するのか試してみたい。あわよくば恋とやらもしてみたい。そんな思惑を胸に男装姿で町に飛び出した美弥は、ひょんなことから二人の男ーー若瀬と律に出会う。どうやら彼らは、美弥の許婚である椿前藩の跡継ぎと関りがあるようでーー?

■文庫本 ■定価737円(10%税込) ■2021年10月05日発行
アルファポリス文庫
お江戸の町のほっこり飯

料理屋おやぶん ~ほろほろしょうゆの焼きむすび~

千川冬 /
江戸の町に花開く、人情噺とほっこり飯。

母親を亡くし、失踪した父親を捜しに、江戸に出てきた鈴。ふらふらになり、行き倒れたところを、料理屋「みと屋」を開くヤクザの親分、銀次郎に拾われる。そこで客に粥を振舞ったのをきっかけに、鈴はみと屋で働くことになった。「飯が道を開く」料理人だった父親の思いを胸に鈴は、ご飯で人々の心を掴んでいく。そんなある日、銀次郎が無実の罪を着せられて――!?

■文庫本 ■定価737円(10%税込) ■2021年10月05日発行
アルファポリス文庫
料理で皆を癒します!

きよのお江戸料理日記2

秋川滝美 /
身も心も癒される食と人情の物語、ご堪能あれ!

江戸の料理屋「千川」で料理人として働くことになった、きよ。慣れないながらも一生懸命励んでいたある日、ひとりの男が「千川」を訪れる。男は「千川」の主の次男坊・彦之助。上方での料理人修業を終えて帰ってきたそうだが、なにやら様子がおかしい。そのうえ、彼はやけにきよを敵視してきて……。 彦之助の嫌がらせに、きよを襲う謎の体調不良。そんな中でも、自分の料理を食べたお客の笑顔が心の支え。身も心も癒される食と人情の物語、波乱含みの第二弾!

■文庫本 ■定価737円(10%税込) ■2021年08月05日発行
アルファポリス文庫
江戸の料理に旋風起こる

きよのお江戸料理日記

秋川滝美 /
「居酒屋ぼったくり」著者の新境地、ここにあり!! 

逢坂の油問屋の子として生まれた「きよ」は、とある事情から屋敷の奥でひっそりと暮らしていた。そんなある日、弟の清五郎が問題を起こし、逢坂にいられなくなってしまう。両親は清五郎を江戸にやることにしたが、きよも弟の世話係として共に行くことに。ふたりが向かう先は、父の知人が営む料理屋『千川』。そこで清五郎は配膳係として、きよは下働きとして働くことになったのだが、ひょんなことからきよが作った料理が店で出されることになり……。「居酒屋ぼったくり」著者の新境地、ここに開幕!

■文庫本 ■定価737円(10%税込) ■2020年11月25日発行
アルファポリス文庫
心温まる人情小説

深川 花街たつみ屋のお料理番

みお /
第5回アルファポリス歴史・時代小説大賞お江戸人情噺賞受賞!

深川の花街、大黒で行き倒れていた醜女。妓楼たつみ屋に住む絵師の歌に拾われた彼女は、「猿」と名付けられ、見世の料理番になる。 元々厨房を任されていた男に、髪結、化粧師、門番、遣手婆……この大黒にかかわる人々は皆、何かしらの事情を抱えている。もちろん、歌も。 そんな花街も、猿がやってきたことをきっかけに、少しずつ、しかし確かに変化していく――

■文庫本 ■定価737円(10%税込) ■2020年11月07日発行
アルファポリス文庫
必殺の剣にていざ鵺退治

居残り方治、鵺月夜

鵜狩三善 /
月下、白刃が魔を斬る!!

とある藩の遊郭、篠田屋に遊興費を払えぬ居残りとして住み込みをする浪人、方治。しかし彼の実態は、楼主の求めに応じ暗躍する剣客でもあった。そんな彼はある日、仔細あって他藩で起きた猟奇的な事件の調査を助太刀することに。そこで方治は、忍の技を用いる奇妙な男と対峙する。だが、この一件はただのきっかけに過ぎなかった。方治と篠田屋は、この後、藩政を狙う謎の忍軍と激突し――

■文庫本 ■定価737円(10%税込) ■2020年07月31日発行
アルファポリス文庫
人情系捕り物帖第二弾!

フラれ侍

定廻り同心と首打ち人の捕り物控

二上圓 /
江戸の謎はこの二人にお任せ!?

吉原にて、雨天に傘を持っていながら「思いを遂げるまでは差さずに濡れていく」……という〈フラれ侍〉が評判をとっていたある日。南町奉行所の定廻り同心、黒沼久馬のもとに、雨の夜の連続辻斬りが報告される。そこで友人の〈首斬り浅右衛門〉と調査に乗り出す久馬。そうして少しずつ明らかになっ ていく事件の裏には、傘にまつわる悲しい因縁があって――

■文庫本 ■定価737円(10%税込) ■2019年09月05日発行
アルファポリス文庫
人気シリーズ第二幕

東海道品川宿あやめ屋

旬の膳と真心尽くしのもてなしで、さびれたお宿の立て直し

時は文久二年。旅籠「つばくろ屋」の跡取りとして生まれた高弥は、生家を出て力試しをしたいと考えていた。母である佐久の後押しもあり、伝手を頼りに東海道品川宿の旅籠で修業を積むことになったのだが、道中、請状を失くし、道にも迷ってしまう。そしてどうにか辿り着いた修業先の「あやめ屋」は、薄汚れた活気のない宿で――美味しい料理と真心尽くしのもてなしが、人の心を変えていく。さびれたお宿の立て直し奮闘記。

■文庫本 ■定価737円(10%税込) ■2019年07月05日発行
アルファポリス文庫
遊里に居残りの剣が煌く

居残り方治、憂き世笛

鵜狩三善 /
徒花のため、居残り剣士が外道を斬る

とある藩の遊郭、篠田屋には遊興費を払えずに居残りとして住み込み働きをする浪人がいる。その男、方治は来歴不明ながら笛の巧みさや腕が立つことを買われ、見世の名物となっていた。そんな彼はある日、他藩の武士 に追われている男装の少女を救う。彼女――菖蒲は藩を裏で牛耳る大悪党を打倒しようとする一族の娘で、篠田屋の楼主を頼ろうとしていたのだった。楼主から娘を任された方治は、彼女を狙う外道達と死闘を繰り広げることとなり――

■文庫本 ■定価737円(10%税込) ■2019年04月03日発行
アルファポリス文庫
心温まる旅籠物語

中山道板橋宿つばくろ屋

旬の膳と真心尽くしのもてなしで旅のつかれを癒やします

時は天保十四年。中山道の板橋宿に「つばくろ屋」という旅籠があった。病床の主にかわり宿を守り立てるのは、看板娘の佐久と個性豊かな奉公人たち。他の旅籠とは一味違う、美味しい料理と真心尽くしのもてなしで、疲れた旅人たちを癒やしている。けれど、時には困った事件も舞い込んで――? 旅籠の四季と人の絆が鮮やかに描かれた、心温まる時代小説。

■文庫本 ■定価737円(10%税込) ■2018年04月05日発行
アルファポリス文庫
爽快捕り物小説

ケダモノ屋

定廻り同心と首打ち人の捕り物控

二上圓 /
熱血同心の相棒は怜悧な首打ち人!?

ある日の深夜、獣の肉を売るケダモノ屋に賊が押し入った。また、その直後、薩摩藩士が斬られたり、玄人女が殺されたりと、江戸に事件が相次ぐ。中でも、最初のケダモノ屋の件に、南町奉行所の定廻り同心、黒沼久馬はただならぬものを感じていた……。そこで友人の〈首斬り浅右衛門〉と共に事件解決に乗り出す久馬。すると驚くことに、全ての事件 に不思議な繋がりがあって――。表題作「ケダモノ屋」の他、全五編の爽快捕り物小説。

■文庫本 ■定価737円(10%税込) ■2018年04月05日発行
アルファポリス文庫
心に沁みる日常―

座卓と草鞋と桜の枝と

会川いち /
涙が止まらない感動の時代小説―

真面目で融通がきかない検地方小役人、江藤仁三郎。小役人の家の出で、容姿も平凡な小夜。見合いで出会った二人の日常は、淡々としていて、けれど確かな夫婦の絆がそこにある――。ただただ真面目で朴訥とした夫婦のやりとり。飾らない言葉の端々に滲む互いへの想い。涙が滲む感動時代小説。第4回アルファポリス「ドリーム小説大賞」大賞受賞作品、待望の文庫化!

■文庫本 ■定価660円(10%税込) ■2017年03月31日発行
20