桜野結

桜野結

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ファンタジー 連載中 長編
人の本心が視える公爵令嬢ヴィオレッタは、正真正銘の性悪だった。気まぐれで侍女を解雇し、令嬢を公然と嘲笑い、悪びれもしない。 ある日、彼女は聖女セシリアの心を読んで気づく。この娘は未来を知っている。そして自分が3度の凶行に及び、断罪される筋書きも。 ならば、と彼女は決めた。――何もしないでいよう。 毒を盛らず、衣を裂かず、階段から突き落とさない。ただ、疑いようのない場所に立ち続ける。 未来を知る女が、未来どおりにならない世界に取り残されたとき、何が起きるのか。 改心なし、反省なし。性根の腐った悪役令嬢が、指一本汚さずに勝つ話。
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小説 510 位 / 233,927件 ファンタジー 85 位 / 55,037件
文字数 132,525 最終更新日 2026.10.14 登録日 2026.09.23
ファンタジー 連載中 短編
わたくし、エリシア・ヴァルデンには魔力がありません。社交界では「ヴァルデンの石ころ」と呼ばれています。 そのかわり、8歳のときから、魔法のかかったものの上に砂時計が見えます。砂が落ちきれば、その魔法は切れます。止めることも、足すこともできません。 そして、わたくし自身の頭の上にも、10年前から砂時計が浮いています。落ちきるのは今夜、王太子殿下の成人前夜の舞踏会。てっきり、自分の寿命だと思っておりました。 最後の晩くらいはと着飾って向かった舞踏会で、殿下はわたくしに婚約破棄を告げました。腕には「聖女さま」。 ――けれど殿下。あの方の光にも、痣にも、侍女にも、砂時計が乗っておりますのよ。しかも、どれも残りわずか。 ですから、どうぞごゆっくり。罪状は、一つずつ伺いますわ。
24h.ポイント 18,830pt
小説 71 位 / 233,927件 ファンタジー 10 位 / 55,037件
文字数 40,673 最終更新日 2026.10.14 登録日 2026.10.03
ファンタジー 連載中 長編
「アデライド・フォン・ヴァイセンブルク。貴様との婚約を、破棄する」 建国祭前夜、三百人が集まった夜会の中央で、王太子はそう宣言した。 罪状は、想い人への毒殺未遂。日付も場所も証人も、すべて彼の口から語られた。すべて嘘だった。 弁明すれば逆上と言われ、泣けば誤魔化しと言われる。だからアデライドは、ただ一言こう答えた。 「――承知いたしました。ただ一点だけ、お願いがございます」 正式な断罪録を作り、ご署名と王太子印を。 王太子は笑い、読み返しもせずに署名した。この男は昔から、書類を読まない男だった。 貴賓席で、母が倒れる音がした。 剣も毒も魔法も使わない。彼女が握ったのは、手数料銀貨三枚の申立書ただ一枚。 書式十七番――公文書記載事項の訂正申立。 「別にいい、とは申しません」
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小説 1,651 位 / 233,927件 ファンタジー 284 位 / 55,037件
文字数 96,165 最終更新日 2026.10.14 登録日 2026.09.24
青春 連載中 長編
指定校推薦の枠は、1枠。評定平均4.6の佐倉澪は、その枠のために2年間、評定を積み上げてきた。競争相手は、評定4.5の親友・神谷楓だ。 3年の春、澪がテスト中に消しゴムを落とす6秒の動画が出回る。映っているのは、不正を疑われかねない仕草だけだった。証拠はない。それでも学校は、澪を校内選考から外した。 同じ頃、父の会社が倒産し、母は家を出ていく。奨学金には家計の書類が要る。推薦を取れなければ、大学に行く金がない。そんな澪のもとに、医学部志望で成績トップの同級生・柏木千歳が取引を持ちかける。「3人、名前を出して」 澪は、自分が助かるために1人を選んだ。選んだ理由は、都合のいいものだった。そして、これが最後の嘘にはならなかった。 評定4.6という数字は、本当は何を積んだものだったのか。誰かを信じなくなった17歳の、10か月の記録。
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小説 1,202 位 / 233,927件 青春 14 位 / 8,010件
文字数 30,905 最終更新日 2026.10.14 登録日 2026.10.09
恋愛 完結 短編
「お前との婚約を破棄する。便利なだけの女だ」 10年間、王太子の隣で見えない実務を担ってきた公爵令嬢エレオノーラは、夜会の場で、身に覚えのない罪を理由に婚約を破棄されます。 反論すれば、毎年冬に北の砦へ荷を送ってきたことを明かさなければなりません。王太子の名を使い、自分の私財で、5年間ずっと隠してきたことを。 そのとき、北の辺境伯が口を開きました。 「その刻限、この方は兵站倉におられた。私がこの目で見ております」 毎年倉の前で短い言葉を交わすだけだった彼は、5年前から、彼女の名前を知っていました。
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小説 179 位 / 233,927件 恋愛 105 位 / 67,539件
文字数 52,286 最終更新日 2026.10.13 登録日 2026.10.04
恋愛 完結 短編
公爵令嬢アデラインは、無口な王太子シリルを三年かけて好きになった。 けれど、ある夜を境に、彼女は悪女になると決める。宝石をねだり、給仕を怒鳴りつけ、長年仕えた侍女を追い出し、殿下を「退屈な方」と嘲った。 すべては、殿下から婚約を捨ててもらうため。理由は、誰にも言えない。 そして半年後。謁見の間に呼び出された彼女の前で、殿下が書類の束を手に取る。 嫌われるのが下手な悪女の、半年間の嘘の物語。
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小説 5,692 位 / 233,927件 恋愛 2,698 位 / 67,539件
文字数 27,732 最終更新日 2026.10.12 登録日 2026.10.10
BL 完結 短編 R18
王立指南院の筆頭指南役リュシアンの仕事は、婚礼を控えた王族の男子に閨の作法を教えること。客の顔は覚えても、名前は覚えない。客に本気になったことは、8年間一度もない。 そこへ現れたのは、婚礼まで30日の王太子レオンハルト。手順書を求める彼に、リュシアンが最初に出した課題は「花嫁の名前を、私の目を見て呼ぶこと」だった。 人に命令しても、見られたことのない王子。人を見ることを教えても、自分は誰にも見せない指南役。教える者と教わる者の一線は、婚礼の日が近づくにつれて揺らいでいく。 けれど、王太子には異国の王女という婚約者がいて、指南役は売られてきた身。結ばれる道など、どこにもない――はずだった。
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小説 3,276 位 / 233,927件 BL 624 位 / 32,235件
文字数 26,846 最終更新日 2026.10.11 登録日 2026.10.08
ファンタジー 完結 短編
前世は苦情処理課。つじつまの合わない話を聞くと、頭が勝手に穴を探してしまう。 そのせいでロゼリアは、王太子の断罪を反射的に論破してしまった。200人の前で、三点も。 断罪されていた令嬢は、意中の人の妹。彼女が廃されれば、ロゼリアの縁談も消える。だから守るしかない。 問題は、論破するたびに王太子が目を輝かせることだった。 「これほど聡明な令嬢に会ったことがない!」 ――やめて。こちらを見ないで。
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小説 1,791 位 / 233,927件 ファンタジー 310 位 / 55,037件
文字数 36,009 最終更新日 2026.10.10 登録日 2026.10.01
ファンタジー 完結 長編
魔王城まであと一歩。 そこに立ちはだかったのは、魔王の娘リリスだった。 強い。無理だ。六回やって六回負けた。 正攻法で勝てないなら、方法は一つ。 惚れさせて、油断させて、隙をついて殺す。 勇者カイル、三年の旅で培った口説き技術の全てを投入する。 ――が、なぜか彼女は酒場で皿を洗い始め、 時給十二セロで初めての給料をもらい、 そして言った。 「父に会ってほしい」 魔王への挨拶が決まった。 まだ、殺す作戦は継続中である。
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小説 15,862 位 / 233,927件 ファンタジー 2,826 位 / 55,037件
文字数 71,522 最終更新日 2026.10.08 登録日 2026.09.28
大衆娯楽 完結 ショートショート
創業五十四年の写真館は、十二月末で店じまいする。バイト先の暗室にこもりきりの孫娘・灯さんは、作品を誰にも見せない。ある夜、手伝いに呼ばれた僕が見せられたのは、僕自身が写った十九枚の印画紙だった。「見てもいいけど、感想は言わないで」——その台詞を、僕は木曜の夜に返すことになる。
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小説 11,436 位 / 233,927件 大衆娯楽 202 位 / 6,150件
文字数 7,245 最終更新日 2026.10.08 登録日 2026.10.07
ファンタジー 完結 長編
戦争は5年目に入った。 弾も、パンも、馬の飼い葉も、駅の倉庫には溢れている。足りないのは、前線までの42キロだけだった。 19歳の女子少尉、イルゼ・ブランケ。士官学校計理科の第1期生で、着任早々、冬季攻勢の計画を計算して告げる。 「6日目に、弾が尽きます」 作戦参謀は笑い、軍団は止まらない。 それでも彼女は、倉庫の在庫を通貨にして、廃線を取り戻す。雪の中に、鉄道を敷き始める。 勝利は、数えられない。 数えられるのは、届いたものだけだ。
24h.ポイント 92pt
小説 10,952 位 / 233,927件 ファンタジー 2,122 位 / 55,037件
文字数 82,471 最終更新日 2026.10.07 登録日 2026.09.30
ファンタジー 完結 短編
乙女ゲーム『白薔薇の聖域』を237周した廃人は、気づけば作中の背景令嬢「メルティナ」になっていた。 立ち絵なし、台詞なし、ストーリーに一度も絡まない完璧なモブ。誰のフラグにも関わらないからこそ、彼女はどこへでも入り込める。 目的はひとつ。全ルートで断罪される悪役令嬢・アデルハイト様を、今度こそ救うこと。 けれど入学から数ヶ月、学園では攻略対象たちの様子が少しずつおかしくなっていく。ゲームにはなかった違和感の先に、物語の「仕様」を知り尽くしたモブだけが辿り着ける、裏ルートがあった。 「わたくし、ただのモブでございますので」 背景は、いちばん近くで世界を見ている。
24h.ポイント 724pt
小説 1,944 位 / 233,927件 ファンタジー 351 位 / 55,037件
文字数 11,559 最終更新日 2026.10.04 登録日 2026.10.04
恋愛 完結 短編
婚礼の夜、北の辺境伯アルヴィンは新妻ソフィアにこう告げる。「きみを愛する気はない」。 前世で「愛さないと言われた妻が溺愛される話」を三百冊読んできたソフィアは、内心で拳を握る。来た。ここから溺愛が始まる――。 期待しない。務めは完璧に果たす。自分からは絶対に求めない。教科書どおりに待つこと三年。帳簿を立て直し、領地の危機を救い、夜会では嫉妬作戦まで仕掛けても、夫の返事は「そうか」の一言だけ。 婚姻解消の期日が迫る春、ソフィアは初めて自分から夫に問いかける。差し出されたのは、ノルデンフェルト家に代々伝わる一冊の秘伝書だった。 三年すれ違い続けた夫婦の、遅すぎる溺愛コメディ。
24h.ポイント 99pt
小説 10,575 位 / 233,927件 恋愛 4,728 位 / 67,539件
文字数 16,424 最終更新日 2026.10.03 登録日 2026.10.03
恋愛 連載中 短編 R15
王宮書記局の記録官補ロイ・エルストは、夜会の壁際で記録をとるだけのモブ。名前を覚えている貴族は、1人もいない。 ある夜、王太子が公爵令嬢リディアに婚約破棄を突きつける。彼女が「犯行」に及んだとされる時刻、ロイは書庫の当直で、彼女がずっとそこにいたことを知っていた。 罷免覚悟で提出した一枚の「訂正申立書」が、王太子と偽ヒロインを一気に転落させる。 行き場を失った悪役令嬢に私設書記として雇われたロイは、彼女の「借りを返す」宣言に振り回されはじめて——。返せば返すほど、なぜか借りが増えていく。
24h.ポイント 127pt
小説 9,053 位 / 233,927件 恋愛 4,065 位 / 67,539件
文字数 34,192 最終更新日 2026.10.03 登録日 2026.09.28
ファンタジー 連載中 長編 R15
乙女ゲーム『銀薔薇の檻』の世界に転生しました。わたしはヒロイン役の男爵令嬢、リディア・アシュフォードです。 悪役令嬢オクタヴィア・ヴァレンシュタインも、転生者でした。 入学式の翌日、あの方は完璧な日本語でこうおっしゃいました。 ――おつかれさまです。 前世より、ずっと性格が悪くなっておられました。 未来を知る力を使って、邪魔な令嬢を修道院へ送り、商家を潰し、周囲の人間を次々と破滅させていく。 しかも、未来を知っていることを決して口にはしません。 証拠を残さず、誰にも疑われない。 そんなあの方に、わたしは何もできませんでした。
24h.ポイント 42pt
小説 17,118 位 / 233,927件 ファンタジー 3,016 位 / 55,037件
文字数 47,548 最終更新日 2026.10.02 登録日 2026.09.26
ファンタジー 完結 短編
乙女ゲームの世界に転生した私は、立ち絵すらないモブ令嬢。断罪イベントのスチルの隅で、悪役令嬢と一緒に退学させられる「取り巻き」のひとりだった。 生き残るため、ゲーム知識で悪役令嬢イザベラに取り入り、取り巻き筆頭の座を手に入れた。彼女を断罪ルートから逸らせば、私も助かるはずだった。 けれど現実のイザベラは、ゲームよりずっとクズだった。無実の侍女に盗みの罪を着せて、真冬の路上に一家を放り出す。しかも嫌がらせの指示書をすべて私に代筆させていたのは、いざという時に私を身代わりにするためだった。 だったら、断罪イベントは予定通り起こしてあげる。 ただし、ゲームの結末ほど優しくはしない。 「私、字を間違えるたびに、お嬢様に直していただきましたよね」 誤字に赤を入れずにはいられない悪役令嬢と、わざと字を間違え続けたモブ令嬢の、ざまぁ短編。
24h.ポイント 1,002pt
小説 1,355 位 / 233,927件 ファンタジー 225 位 / 55,037件
文字数 12,685 最終更新日 2026.10.02 登録日 2026.09.27
ファンタジー 完結 短編
「あなたが編成に入った隊は、平均出力が12パーセント低い」 その数字は、正しかった。 王立第三魔術団の補助術士ニナ・アシュフィールド、19歳。 技能は【減衰】——触れた術式の出力を落とすだけの、無能技能。 彼女は編成表から名前を消され、団を追われる。 去り際、彼女は一通の報告書を出した。 高出力の術を撃った翌日、術士の魔脈に「粘るもの」が残る。 痛みはない。どの測定機器にも映らない。 だから報告書は「保留」として、綴りの37番目に沈んだ。 北の鉱山町ケルド。 坑夫は15で坑に入り、45でつるはしを置く。 体はどこも悪くないのに、掘れなくなる。誰も理由を知らない。 ニナはそこで、自分が2年間触れ続けてきたものの正体を知る。 そして7年後、王都から男が訪ねてくる。
24h.ポイント 106pt
小説 10,132 位 / 233,927件 ファンタジー 2,012 位 / 55,037件
文字数 14,725 最終更新日 2026.09.28 登録日 2026.09.24
恋愛 完結 短編
男爵令嬢ミレイユは、王太子の婚約者である公爵令嬢ベアトリスから嫌がらせを受けている。 濡れ衣ではない。全部本当だ。 ただ、隠し方があまりにも雑すぎる。自分の髪と同じリボンで靴を木に吊るし、頭文字入りのハンカチを現場に落とし、脅し文句を楷書で書く。 (馬鹿なの? うまく隠せよ) 困ったことに、王太子フェリクス殿下はこの嫌がらせを理由に婚約を破棄し、ミレイユに求婚するつもりでいる。男爵家に断るすべはない。しかも殿下の頭を通ると、ミレイユの「いいえ」はなぜか全部「はい」になる。 だからミレイユは今日も、自分がいじめられている証拠を拾い集めて、隠して回る。 卒業の夜会まで、あとひと月。 求婚を全力で回避したい男爵令嬢と、隠しごとが下手すぎる悪役令嬢と、アホな王太子の、約10,000字の短編です。
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小説 14,682 位 / 233,927件 恋愛 6,500 位 / 67,539件
文字数 9,363 最終更新日 2026.09.26 登録日 2026.09.26
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