【完結】天才強言士の少年ユルは、世界救済の旅だと知らない(上)
肉体の力や物質の特性を強化する強言士(ブースター)の少年、ユルは幼女を手にかけていた国府の要人をタコ殴りにした罪で終身投獄されている。
幼少期の環境の影響で素直になれない彼の供述によると、動機は、顔が気に食わなかったから。
彼の強さを見込んで面会に来た国府の最高権力者は、こう言った。
「その蛍石(フルオライト)と共に、世界を回ってきて。受けてくれるなら釈放してあげるよ」
ユルは蛍石と共に旅へ出た。
旅の先で出会う獣化の少女と、大災厄級の等級を持つ使徒。
旅の道中、ユルは知ることになる。
世界にとって、自分の旅が何を意味しているのかを。
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