【完結】婚約破棄された公爵令嬢、やることもないので趣味に没頭した結果


サンカレア公爵令嬢オリビア・サンカレアは、恋愛小説が好きなごく普通の公爵令嬢である。

そんな彼女は学院の卒業パーティーを友人のリリアナと楽しんでいた。

そこに遅れて登場したのが彼女の婚約者で、王国の第一王子レオンハルト・フォン・グランベルである。

彼のそばにはあろうことか、婚約者のオリビアを差し置いて、王子とイチャイチャする少女がいるではないか!

「今日こそはガツンといってやりますわ!」と、心強いお供を引き連れ王子を詰めるオリビア。

やりこまれてしまいそうになりながらも、優秀な援護射撃を受け、王子をたしなめることに成功したかと思ったのもつかの間、王子は起死回生の一手を打つ!

「オリビア、お前との婚約は今日限りだ! 今、この時をもって婚約を破棄させてもらう!」

「なぁッ!! なんですってぇー!!!」

あまりの出来事に昏倒するオリビア!

この事件は王国に大きな波紋を起こすことになるが、徐々に日常が回復するにつれて、オリビアは手持ち無沙汰を感じるようになる。

学園も卒業し、王妃教育も無くなってしまって、やることがなくなってしまったのだ。

そこで唯一の趣味である恋愛小説を読んで時間を潰そうとするが、なにか物足りない。

そして、ふと思いついてしまうのである。

「そうだ! わたくしも小説を書いてみようかしら!」

ここに謎の恋愛小説家オリビア~ンが爆誕した。

彼女の作品は王国全土で人気を博し、次第にオリビアを捨てた王子たちを苦しめていくのであった。
 
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