遺品 小説一覧
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7件
1
「僕の軍服を脱がせていいのは、あなただけです」〜針仕事しか能がないと追放された私、遺品の銀鋏で年下英雄を救ったら激重執着で囲い込まれました~
仕立て屋令嬢フロランスは、元婚約者の悪徳商会長に技術を搾取された挙句「針仕事しか能がない女」と借金を背負わされ追放される。彼女の裁縫箱には、伝説の宮廷縫製師だった師匠の形見——【断裁の白銀鋏(シザー・オブ・テミス)】があった。布地だけでなく、人に縫い付けられた悪意や呪詛の魔力糸だけを肉体を傷つけずに断ち切る魔導鋏。
最前線の要塞都市へ流れ着いた彼女の前に現れたのは、国家最年少で総督に就任した若き英雄フェリクス。呪われた軍服に蝕まれ狂乱寸前の巨躯の年下総督を、フロランスは冷静な採寸と銀鋏の技で救い出す。呪縛から解放された若き総督は、澄んだ敬語の裏に獰猛な独占欲を宿し、「僕の身体の形を覚えた責任、取ってくださいね」と仕立て台の上で迫り――。
2
事務机の虫と蔑まれた私が答案改ざんを暴いたら、冷徹な王弟公爵に囲い込まれました〜閉ざされた地下書庫で、氷の理事長代行に毎夜狂おしく乱される〜
王立貴族学園の地下大図書室で「事務机の虫」と嘲笑われ、膨大な古文書整理に没頭する伯爵令嬢クラウディア。彼女の首元には、学園創設者にして初代学長だった大叔父の形見——【真実開示の黄金鍵】があった。秘匿された結界を解き、羊皮紙に隠された真実の筆跡を浮かび上がらせる鍵。
学園を牛耳る派閥貴族のカンニング事件の濡れ衣を着せられ、不当退学の査問会にかけられたクラウディアは、鍵と書誌学の実務力で地下金庫の改ざん原本を暴き出す。現場に現れたのは、腐敗した学園を改革すべく乗り込んできた若き理事長代行・アルベルト王弟公爵。「他人の悪意は見通せても、俺のこの飢えの正体は読めんのか」と、閉ざされた地下禁書庫で逃げ場なく迫られ――。
3
冷酷公爵の渇きを遺品の測量儀で治めたら、吹雪の天幕で激重執着されました〜貧乏男爵令嬢、泥まみれの職能で大公の唯一無二に囲い込まれる~
北境の寒村を治める貧乏男爵家の令嬢アデレード。領地を侵食する強欲な隣領伯爵から「借金のカタに側室になれ」と理不尽に迫られていた彼女の手には、王国屈指の名測量士だった亡き祖父の形見——【真鍮の絶対測量儀(グラディウス)】があった。土地の境界、地下水脈、さらには「証言の虚偽の質量」まで物理的な針の振れで指し示す精密測定器具。
アデレードは泥まみれになりながら凍てつく泥炭地に杭を打ち、伯爵が提出した公図の偽装を暴く。現場へ中央査察官として乗り込んできたのは、「北境の凍傷公爵」と恐れられる冷徹無比な大公ヴォルフラム。「他人の嘘は見通せても、俺のお前への飢えは計測不能だ」と、吹雪で閉ざされた天幕の中で逃げ場なく迫られ――。
4
冷徹生徒会長の過剰魔力を調律したら、激重執着で逃がしてくれません〜劣等生と笑われた貧乏令嬢ですが、眼鏡を外されて毎夜激しく愛されています~
王立貴族学園の魔導工学科で「魔力適性Eランクの落ちこぼれ」と蔑まれ、整備班の下働きを押し付けられていた男爵令嬢クララ。だが彼女の胸元には、早逝した天才技師の父が遺した【解析の白銀細工眼鏡】があった。魔力波長や回路の歪みを可視化するこの眼鏡で、クララは建国式典の巨大舞台に仕掛けられた国家転覆級の自爆トラップを発見する。
現場に現れたのは、過剰魔力による頭痛に苛まれる冷徹な生徒会長ユリウス公爵令息。「予を生体アースに使え」と狭い床下で密着し、トラップを解除する二人。しかし過剰な熱を帯びたユリウスは、眼鏡を外したクララの無防備さに理性を焼き切られ、暗がりの中で激しく組み敷いて……。
5
鉄血の風紀監査官を青い煙で正気に戻したら、調薬台に組み敷かれました
王立貴族学園の薬草園の隅で「泥臭い薬草女」と蔑まれる子爵令嬢エレナ。彼女の懐には、かつて宮廷筆頭調香師だった亡き母の形見——【真実燻蒸の青銅香炉】があった。調合したハーブの煙であらゆる精神毒や幻覚香を強制中和するその香炉で、エレナは学園内で流行する「魅了の香水」が、他国による生徒たちの精神支配を狙った禁忌の洗脳薬であることを見抜く。
陰謀を追う中で、学園に乗り込んできた冷酷無比な特務風紀監査官・レオンハルト侯爵。敵の猛毒トラップを浴びて理性を失いかけた巨漢の騎士を、エレナは香炉の清冽な煙で救い出す。しかし、毒から解放された監査官の灰青色の瞳は、香炉の煙を纏うエレナ自身の柔らかな肌と薬草の香気に、毒以上の狂おしい飢餓感を露わにして――。
6
Sarta Tsumugiya
服には人の人生がある。たとえそれが、亡くなっている人だとしても──。
とある街にある仕立屋『Sarta Tsumugiya』(サルタ・ツムギヤ)。
物静かな店主・紬屋科子(つむぎやしなこ)と黒猫の麦(むぎ)。
小さな店で交わされる、ささやかな依頼。
これは、布と記憶と小さな後悔の物語。
7
年下の冷徹法執行卿を解毒したら、激重執着で逃がしてくれません〜薬師令嬢、遺品の瑪瑙乳鉢ですべてを純化したら調薬室で甘く乱される~
王宮筆頭調剤師の令嬢ロザリーは、義妹に毒殺未遂の濡れ衣を着せられ追放される。下町の薬舗で静かに暮らす彼女の傍らには、亡き母の形見——【純化の瑪瑙乳鉢】があった。成分比率を精密に分離・可視化し、いかなる劇毒も無害化、または真実の解毒薬へ反転精製する魔導乳鉢。
ある雨の夜、人工的な遅効性熱毒に冒された若き近衛騎士団長ディートリヒ侯爵が担ぎ込まれる。三歳年下の冷徹な法執行卿を、ロザリーは冷静な調剤で救い出す。毒熱から覚めた青年の琥珀色の瞳は、彼女の調薬の手元と白い肌に狂おしい飢餓感を宿し、「僕の身体を解毒した責任、取ってくださいね」と調剤台の上で迫り――。
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