元サヤではない小説一覧

3
 公爵令嬢のジェシカは、第三王子のパトリックと婚約していた。それなのに、夜会に参加するたびにパトリックに浮気現場を見せつけられてしまう。  そんな中、パトリックに婚約破棄を宣言されたあとに「ウソだよ、愛しているのは君だけだ」と言われて完全に見切りをつけた。 「キモッ! あっ、キモッというのは、平民の言葉で気持ち悪いという意味です」 ※やらかしている男性しか出てこない上に、たいしたざまぁもありません。
24h.ポイント 85pt
小説 11,807 位 / 184,189件 ファンタジー 1,743 位 / 42,279件
文字数 8,216 最終更新日 2024.01.12 登録日 2024.01.12
2
恋愛 連載中 短編
「ロクサーヌ・クライスト公爵令嬢っ!! 貴様との婚約は今日この時を持って破棄するっ!! そしてこのロッテ・ブラウン男爵令嬢と婚約を結ぶっ!!」 卒業パーティーでのダルロ・エリオット・シーズクリースト第3王子の発言に傍らにいたロッテは慄いた。 (え? まさか本当にそんなことを言うんですのっ!?) いつの間にか肩まで抱かれていたがロッテの胸中は暴風雨だった。 何故って今まさにダルロが憎々し気に睨んだ公爵令嬢の中身は――。 (ごめんなさい。マリーベル) 今日のために身代わりを頼んだ従姉妹なのだ。 そして『ロッテ』と呼ばれている自分は本当は――。 「ああ。こんなに震えて。もう何の心配もないよ」 甘く正に蕩けるような眼差しでこっちを見るダルロは、先ほど怒鳴っていた人物とはほぼ別人。 そこでスチャッ、と公爵令嬢(従姉妹のマリーベル)に向かい、 「これまでロッテはお前に数々の嫌がらせを受けてきたっ!! よって貴様を国外追放とするっ!!」 (は?) 会場内の皆が同じ空気になった。 何故こんなややこしいことになったかと言えば――。 第3王子ダルロの婚約者として王子妃教育を乗り越えてきたロクサーヌだったが、肝心のダルロとの関係は膠着状態だった。 ――会話は弾まない。 ――夜会でも目線が合わない。 ――学園でも一緒にすごしたことがない。 こんなないない尽くしの生活で、この先やっていけるのだろうか。 悩むロクサーヌに転機が訪れた。 とある事件でロクサーヌははダルロに偽名を名乗るハメになり、そこから王家を巻き込んでの一人二役が始まったのだった。 『もし、卒業までにロッテが自分の婚約者のロクサーヌ・クライスト公爵令嬢と気付かぬのであれば婚約を王家の責として解消する』 国王主導で取られたこの処置に意外と反論はなかった。 それほどダルロの態度が悪かったとも見られる。 そして卒業までの約1ヶ月、ロクサーヌは『ロッテ』になることになった。 (まさか、こんなことになるなんて) ※注 作中に出て来る恋愛小説は全て架空のものであり、既存のものとは何の関係もありません。
24h.ポイント 14pt
小説 32,358 位 / 184,189件 恋愛 14,111 位 / 56,030件
文字数 49,642 最終更新日 2023.12.21 登録日 2023.08.13
3
恋愛 完結 短編 R15
ララベル・キーギス公爵令嬢はキーギス家の長女で、次期女公爵になる事が決まっていた。 ララベルは、幼い頃から、ミーデンバーグ公爵家の後継ぎとして決まっているフィアンに思いを寄せていたが、キーギス家を継ぐつもりのララベルにとって、叶わぬ恋の相手の為、彼を諦めようと努力していた。 そうしている内に、彼女には辺境伯の次男である、ニール・メフェナムという婚約者ができた。 ある日、彼が他の女性とカフェで談笑しているところを見たララベルは、その場で彼に問いただしたが「浮気は男の本能なんだ。心は君の元にある」と言われてしまう。 彼との婚約は王命であり、婚約を解消をするには相手の承諾がいるが、ニールは婚約解消を受け入れない。 日が経つにつれ、ニールの浮気は度を越していき…。 ※史実とは関係なく、設定もゆるい、ご都合主義です。 ※中世ヨーロッパ風で貴族制度はありますが、法律、武器、食べ物、その他諸々現代風です。話を進めるにあたり、都合の良い世界観です。 ※話が合わない場合はとじていただきますよう、お願い致します。
24h.ポイント 127pt
小説 9,062 位 / 184,189件 恋愛 4,159 位 / 56,030件
文字数 28,891 最終更新日 2023.02.21 登録日 2023.02.16
3