ヒューマンホラー 小説一覧
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7件
1
五年前に埋めた夫から、午前三時に電話がかかってきた
午前三時、知らない番号から電話がかかってきた。受話口から聞こえてきたのは、低く掠れた男の声だった。私が一生忘れられない、あの声だった。
「英子、会いに来てくれよ。俺たち、ずいぶん会ってないだろ」
その瞬間、全身の血が冷たくなった。あれは夫、森川蓮司の声だった。けれど蓮司は、五年前に死んでいる。彼は私を終わりのないDVの地獄へ引きずり込んだ。ある夜、限界を迎えた私は包丁を彼の胸に突き立て、遺体を家の裏にある杉林へ運び、土の中に埋めた。
翌日、私は村の人たちに、蓮司は遠くの建設現場へ働きに行ったと告げた。
電話を切ったあと、私は一睡もできなかった。けれど翌朝、蓮司は足を引きずりながら、血だらけの顔で玄関先に現れた。冷えきった目で、じっと私を見ていた。
「どうして会いに来なかった?」
彼の手が私の首にかかった。私は必死にもがいたが、やがて完全に息ができなくなった。次に目を開けたとき、私はまた午前三時に戻っていた。手の中では、スマートフォンがまだ震えていた。
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文字数 16,469
最終更新日 2026.07.17
登録日 2026.07.17
2
そこにあるもの
【「両親が、決して僕に見せなかった兄の最期の姿が、スーパーの食肉売り場には常に並んでいるんです。あれらは食材で、食べ物で、焼いたり煮たりして食べるもので、それは当たり前のことで、わかっているつもりです。でも、僕には、間違いなく、お兄ちゃんの肉の群れなんです」】
手料理の好きな女性と、食事に恐怖感を抱く男性の、ランチと、電車での小話です。
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文字数 6,102
最終更新日 2025.12.26
登録日 2025.12.26
3
生温いこんな世の中じゃ
いつも明るく笑顔の絶えない、千野 美子
美子はいつも彼氏を絶やさなかった
そんな美子は、人とは違うおかしな一面が…?
美子の周りを取り巻く不穏な事件と彼女の秘密とは…?
感想数 0
文字数 1,118
最終更新日 2023.03.02
登録日 2023.02.01
4
ヒューマンホラーのショートショート集
手短に人間恐怖を体験したいという方にオススメのショートショート集を随時更新していきます♪
感想数 0
文字数 2,481
最終更新日 2024.09.20
登録日 2024.09.19
5
金魚の飴細工
汐那の父は、会社の同僚で家族ぐるみで親しくしていた
親友・好花の母との不倫を疑われ、社内で問題となり
地方への転勤の辞令が下りて家族で引っ越しをした。
好花は先回りして自分に都合がいい作り話を吹聴し、
汐那は学校で孤立、不登校になってトラウマに。
新たな街に着くも、不安でざわつく心を鎮めようと
宛もなく歩いていると、気が付けば神社の前にいた。
そして、目に止まったある狐の置物と好花の姿が
重なって見えてしまい、思わず手が出て割ってしまう。
すると突然、金魚の飴細工屋という屋台が出現した。
店主は、好きな金魚飴を一つ選んで金魚鉢に入れて
「ある日にち」まで必ず毎日一回水を入れ替えれば
狐の置物を割った罪から赦されると告げられる。
毎日言われるがままに水を入れ替える汐那。
しかしこれは狐への贖罪ではなく、
汐那が 犯した別の罪に対しての救いの手だった。
感想数 0
文字数 8,639
最終更新日 2026.07.24
登録日 2026.07.24
6
1ページ小説(1)
一日の終わりにサクッと読める1ページ小説
感想数 0
文字数 1,407
最終更新日 2024.03.27
登録日 2024.03.27
7
レビュー ★☆☆☆☆ ~その星が死を招く~
「兄ちゃん俺、殺される」
高城彬(たかぎあきら)に届いた弟からのメッセージ。
その日から弟、十和(とわ)は姿を消した。彬は行方を掴むため、十和の身辺について調べ始める。
次第にわかってきたのは、十和がある『レビューサイト』で様々なユーザーと交流していたことだった。そして十和と交流のあったユーザー『すずむし』が殺害されていることを知る。
【 その星が 死を招く 】
日々、星の数ほど増えていく「レビュー」。
人は、評価されることを嫌うくせに、安易に他人を評価する。
代償など、考えもせずに。
※公募に出すぞ!と勢いこんだは良いものの、サボりすぎて断片と単語だらけの文章になってしまったーい状態なのでそのうち気が向いたら(&気合があるときに)整えたり続き書いたりすると思いまっす!!!
要は間に合わなかったよ!!という話でござる!!
鬱な話は鬱な時に♪またメンタル死んだら書きにきまーっす!弟が助かるかは私もわからん!!
文字数 15,131
最終更新日 2025.03.28
登録日 2025.02.21
7件