最後の恋 小説一覧
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1
雨のち、最後の恋
猛暑が落ち着き、秋の気配が混ざり始めた九月の雨の日。
主人公・水野瑛(みずの・えい)は、亡き夫・雄大(ゆうだい)の三回忌法要を終えた。
この春から県外の大学へ進学し、一人暮らしを始めた息子の結人(ゆいと)を駅まで見送り、静まり返った古いアパートへ一人帰宅した瑛。息子の靴も消え、雨の音だけが響く部屋で、瑛はふと「夫の声」が思い出せなくなっている自分に気づき、激しい寂しさと恐怖に襲われる。
あんなに愛し、毎日体温を感じていたはずなのに、時間が経つにつれて雄大の存在が少しずつ「過去の綺麗な思い出」へと変わっていく――。
遺影の前で一人佇みながら、瑛は彼と初めて出会った高校時代の雨の日を思い出す。
オメガと判明し、優秀なアルファの弟ばかりを偏愛する両親から見捨てられて荒れていた自分に、「俺のマネージャーになってそばにいてほしい」と真っ直ぐに手を差し伸べてくれたのが、一つ年下の特待生・雄大だった。
あの日から二人で駆け抜けた眩しい青春と、深めてきた愛。
止まってしまった時間の中で、瑛の「最後の恋」のあとの、静かで切ない日々が幕を開ける。
文字数 36,058
最終更新日 2026.08.27
登録日 2026.08.14
2
初恋で最後の恋
ひとつの恋の人生の話です。
他サイトでも公開してます。
感想数 0
文字数 6,705
最終更新日 2019.02.08
登録日 2019.02.08
3
最後の恋は神様とでした
*普通の恋愛物語を楽しみたい方は、ご遠慮ください*
永遠の愛がここにありました――
人間である主人公が恋をしたのは、何もかもが永遠の世界に生きる男性の神様だった。
しかし、神が人間に恋をするはずもなく、身分違いもはなはだしい。それでも、主人公の心に芽生えた想いが色あせることはなかったが、現実は非常に厳しかった。
主人公の存在すら知らない神は、永遠に別れることのない、最愛のパートナー――女性の神とめぐりあってしまう。結婚するまで秒読みだと噂されるのに対して、人間として生きている主人公は離婚を繰り返し、ズタボロの人生を送ってゆく。
それでも、究極の片思いは忙しい毎日に埋もれ、消えそうになっては、また思い出してを何度も繰り返す。忘れたいのに、忘れることがまるで赦されていないように。
そうして、十四年後に、お釣りが来るほどの幸せで、主人公の元へ恋は結婚として、新しいスタートを告げに来たのだった。
嫌いという言葉を使わない人だけが真実の愛に出会える。
*この作品は、小説家になろう、エブリスタ、カクヨムにも掲載されています。
感想数 0
文字数 369,907
最終更新日 2020.01.18
登録日 2019.11.04
4
ラストビューイング
悲壮感漂う、有川道夫50歳。
原因は、30年以上勤め上げた会社からの、リストラ宣告ではない。
足取り重く帰路につく道夫は、10年寄り添った内縁の妻に、ある事実を告白する。
君がそばにいてくれるだけで、幸せだった。
愛情溢れる短編作品。
感想数 0
文字数 17,046
最終更新日 2020.02.05
登録日 2020.01.26
5
空っぽの私は嘘恋で満たされる
【本編完結済みです】
私は彼に出会い恋をした。初恋だった。
でもその初恋は、死んでから知ったもの。
成就することは絶対にない、初恋。
奇跡のおかげで、私は仮初めの時間を生きている。限られた時間内でしか、私は私を保てない。
そんな私が、告白なんて出来ないでしょ。そもそも、住む世界が違うからね。
だから、代わりに私は君にこの言葉を告げるわ。最高の笑顔でね。
「ありがとう」って。
心の中で「大好き」って告げながら。
ありきたりなことしか言えないけど、君に会えて、本当に私は幸せだった。空っぽだった私を君は満たしてくれた。
これは、最後まで君に嘘を突き通すことを選んだ、私の物語。
そして、私の嘘を知らずに、世間知らずの女の子に付き合ってくれた、心優しい君の物語。
感想数 1
文字数 103,765
最終更新日 2025.05.11
登録日 2024.07.07
5件