血筋 小説一覧
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5件
1
水源を継ぐ家
幽霊よりも、親族が怖い。
弟が結婚を告げた日、古い佐伯家の親族会議で問われたのは、相手の人柄ではなく、その血筋だった。
四つの家の間で、長く婚姻を繰り返してきた一族。
外から嫁いだ亡き母も、かつて身辺を調べられていた。
祖父が決して触れさせなかった桐箱。
母の箪笥に残された調査書。
そして、山の奥にある古い水源。
家族の過去を確かめようとするたび、親族たちは口を閉ざし、同じ言葉を繰り返す。
「余計なことを調べるな」
まだ、何も調べていないのに。
優しかった祖父も、何かを隠していたのだろうか。
古い一族に受け継がれてきたものは、いったい何なのか。
幽霊も怪異もいない。
それでも、この家は怖い。
血筋と水源をめぐる、静かな因習ホラー。
2
絶対に男を好きにならないはずだった僕は、公爵家の血筋に敗北した
兄も弟も男しか好きにならない。
そんな“呪われた血筋”を持つ公爵家で、次男のレオンハルトだけは「自分は違う」と信じていた。
平穏な結婚、普通の人生。
それを望んでいたはずなのに。
兄の友人である無愛想な騎士団長・カイルと再会した日から、世界がおかしくなる。
触れられるだけで心臓が跳ねる。
視線を向けられるだけで息が苦しい。
しかも相手は、なぜか最初から距離が近くて……?
「お前もヴァレンティアだったな」
恋を認めたくない次男と、十年越しに想い続ける騎士団長の、貴族社会BLロマンス。
3
元兄嫁の妻と年上の未亡人と行き場のない愛人
兄の死により、兄の子を妊娠している兄嫁カトリーヌと結婚し、伯爵家の跡継ぎになったケビン。
しかし、兄を可愛がっていた父は、兄の子が産まれるとケビンを飛ばして兄の子を跡継ぎにすると言い出した。
兄の子が継ぐことに反対はないが、妻になったカトリーヌはケビンと閨を共にすることまで拒む。
騎士を辞めて家に戻ったのに、両親からも妻からも邪魔者扱いされたケビンは外で欲を発散するようになった。
ある日、未亡人ミシュリーとの逢瀬をジュリアという元同級生に見られ、彼女の境遇を知り部屋を貸す。
ジュリアはケビンの愛人になり、周りからは形だけの妻であるカトリーヌの方が離婚するべきではないかと言われるようになるというお話です。
4
冤罪見せしめ婚約破棄現場から救ってくれたのはストーカー?の不動の王子様でした
「貴様とは婚約破棄だ!」
この人が好きな訳じゃなかった。だから婚約が消えるのはまだいい。でも何故こんな人のたくさんいるパーティーで言われなきゃならないんだろう?
貴女の隣にいる見知らぬ女をいじめた?私の知らないことばかり告げる彼は私の話なんて全く信じず私を悪者扱いする。
これが通ってしまえば私のお先は真っ暗だろう。なのに、私はただそれを否定しかできない。それが真実とはいえ、否定するのは私だけだから誰にも信じてもらえないと涙を流しそうになったときだった。
「彼女はそんなことしていないが」
確信したかのような言葉で私の味方をしてくれたのは何事にも動じず表情ひとつ動かさない不動の王子と有名な第二王子。
何故貴方様が私を庇うのですか?
それは彼の言葉で理解することになる。
荷居人の婚約破棄シリーズ第六弾!第五弾までは本編完結済み!第四弾番外編は生涯連載中ですが1話完結型です!
他とは違う個性的なのを求めて頑張っております!
表紙はざらめ様に描いていただきました!
5
黄泉小径 -ヨモツコミチ-
死後の世界に通ずると噂される、村はずれの細道……黄泉小径。立ち入れば帰って来れないとも言われる、その不気味な竹藪の道に、しかしながら足を踏み入れる者が時折現れる。この物語では、そんな者たちを時代ごとに紐解き、露わにしていく。
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