SF 研究者 小説一覧
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1
【連作短編054】 蟻 全37話 ―悲しみの有無、不明―
脳だけ、アリの体に引っ越す。
研究者・篠原夏生は、没入型生体模倣システムを使い、クロオオアリの一員として巣の中を生きる実験を始めた。匂いで動き、匂いで止まり、理由ではなく構造に従って運び続けるうちに、一つの問いが残った。
《悲しみの有無、不明。》
やがて助手の村瀬が潜入し、被験者の田所が加わり、三人はそれぞれ別の深さでアリになっていく。研究室の床には白い猫、ハルがいた。ただいるだけだった。
意識とは何か。個とは何か。そして、消費される側に何かが残るのか。
全三十七話。
2
しかし、眠い。
ある国で、僕はワクワクドリームプログラムの研究開発プロジェクトの責任者として、日々仕事をしている。そのプログラムにより、人間は三つの夢を見ていて、それぞれでマルチバース的に人生を歩んでいる。しかし、眠い。気づくと僕はうとうとしていて、瞼の裏の黒を見ていた。ああ、眠る。夢が始まる。そして僕は人間原理となり、人類ではなくなった。そんな僕の選択で、全ての夢が消去され、そうして人類は永遠の眠りについた。※pixivの「第2回日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト」に、昔応募した作品です。あらすじが、ほぼすべての内容です。よろしければご覧下さい!
3
おBAKA研究室!
超天才のくせに超おBAKAな研究者と平穏無事な生活をしたい助手のドタバタコメディ!
4
天才は勝手すぎる
「何か無礼がありましたか、伊月山先生」
「お前らの存在自体が無礼だよ、五月雨」
「それは、失礼しました」
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伊月山正夫は、人体の欠損した部位を死体で補充する〈人体欠損部位補充手術〉の第一人者であり天才研究者。
対する五月雨隼人は、人間の脳を動物の頭蓋の中に入れ、人間に動物の身体を与える〈人体脳動物移植手術〉の第一人者であり天才研究者だった。
俺は天才であり、研究者のトップも俺。素晴らしい頭脳を持ちながらも傲慢で勝手の極みの伊月山には、ある悩みがあった。老いによる腰や肩の疲労。研究を続けるために、若い身体が欲しい。疲れを知らない強靭な身体が欲しい。
伊月山は思い至る。それは、ある恐ろしい計画だったーー。
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伊月山シリーズ第1作
▼1.5作目
『俺の周りは馬鹿ばかり』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/381773949/18064318
▼2作目
『葬送曲はお前だけに』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/381773949/489067519
▼3作目
『アイラブユーはもう言わない』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/381773949/390084540
5
葬送曲はお前だけに
【伊月山シリーズ2作目】
伊月山正夫
「ようやく跪いたなぁ、五月雨ぇ」
五月雨隼人
「危険察知能力が高すぎですよ、伊月山先生」
間野誠司
「……お前は天才だよ。分かってる」
榊康則
「怖い。そう、一言で言うと、怖いです」
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間野の身体の中で意識が共濁した伊月山は、騙されて殺された恨みを晴らすために五月雨を殺そうとする。
対する五月雨は、伊月山に今度こそ本当に死んでもらうために、伊月山の意識を消す研究を開始した。
自分の身体を操り、五月雨に危害を加えようとする伊月山に、間野も自由にさせないように抵抗するが、いつか身体が乗っ取られてしまうのではと不安がよぎる。
ある日、伊月山は、人体欠損部位補充手術ができる後継がおらず、伊月山研究所が手術を断っていることを知る。
このままじゃ俺の研究所の権威が落ちる。
伊月山は五月雨に命令した。
「俺を俺の研究所に行かせろ」
――意識が共濁した伊月山と間野。
そして伊月山を永遠に消したい五月雨と、五月雨にも自分と同じ苦痛を味わわせたうえで殺したい伊月山。
生き残るのは、誰?
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伊月山シリーズ2作目
▼1作目
『天才は勝手すぎる』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/381773949/483063302
▼1.5作目
『俺の周りは馬鹿ばかり』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/381773949/18064318
▼3作目
『アイラブユーはもう言わない』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/381773949/390084540
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クライオジェニアンの手紙
地質学の研究所に勤める倉部が学生時代に見つけた不可思議なガラス質の物体が、超古代クライオジェニアンの頃のものだと分かり、しかもそれに文字のようなものが書かれていたことで、彼の研究チームは世界的な注目を浴びる。
これは世紀の大発見をした若き研究者が、人間関係を苦手としたことで思いもよらない結末を迎えることとなった、サイエンス・ミステリである。
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