恋愛 本屋 小説一覧
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前回「音占い」「貴方のご相談の音をお聞かせください」1
の、主人公川村風花が慕う先輩、谷口修二の目線からの物語です。
📚
本を愛し、静かな時間を大切にしてきた谷口修二。
気がつけば、同じように紙の本を愛する後輩、川村風花の存在が心に入り込んでいた。
ようやく芽生え始めた関係を試すかのように、突然の転勤辞令。
本屋の静寂、雨の夜、言えなかった言葉。
そしてクリスマスカードに込められた想い。
「音占い」
「貴方のご相談の音をお聞かせください」1
では描かれなかった彼の胸の内。
彼女の「勇気」と彼の「後悔」が交わる時、物語
はもう一度動き出す。
小説1主人公(川村風花)を読んでから、小説2主人公(谷口修二)を読んでいただくと、同じ出来事が違う角度から立体的に見えて、小説1だけでは見えなかった面白さがあるのではないかと思います。
文字数 4,142
最終更新日 2025.08.23
登録日 2025.08.23
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自分に自信が持てず、空元気で、占いを拠り所に
生きてきたOL川村風花。
偶然出会った、名前と生年月日を打ち込むだけで、自分の内面を見抜く不思議な「音占い」
画面越しに寄り添い、背中を押してくれます。
憧れの先輩との会話、本屋のデート、そして突然訪れる別れ…。
そんなとき「音占い」も消えてしまいます。
誰に聞いても、誰も見たことのない「音占い」
「音占い」が残したものは
「自分らしく生きる」という花言葉と、少しだけ勇気を持てる自分だった。
「音占い」実態は…?
占いと人の出会い、不思議で優しい成長の物語です。
ぜひお読みいただきコメントなどいただけると、とても嬉しく励みになります。
今後ともよろしくお願いいたします。
文字数 6,452
最終更新日 2025.08.14
登録日 2025.08.14
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「私たちは、遅すぎる青春の只中にいる」
小さな古本屋を時折営みながら、画家、ライターとしても活動している朝霧紗雪(さゆ)。長年工場のバイトを続けながら猫のルークと静かな日々を送る榎本多希(タキ)。三十半ばを過ぎるまで、東京にてそれぞれ孤独の中、必死に暮してきた二人は、銀座の画廊、そして浅草の読書会で出会う。
しかし、二人は決して人には言えない事情をお互いに抱えていた・・・・。不器用ながらも近づく二人に、疫病、そして貧困と周囲の身勝手が巻き起こす事件が降りかかってゆく・・・。
文字数 196,081
最終更新日 2024.06.26
登録日 2021.03.11
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「おコメブックス」。都内某所のビルの中の一角にある本屋さん。そこはラノベをほぼ取り揃えている、いわば聖地。そして店舗限定の特典が付いてくるお店の一つであった。
そんななか高校2年生になった佐田修哉は、自身の生き甲斐である超人気ラノベの特典のため、授業が終わると同時に全力で「おコメブックス」に向かう。しかし彼は今まで一度も特典をゲットできていない。遠すぎるのだ。学校から2時間もかかる。
しかし毎度のごとく彼がしょんぼりする姿を見つめる、本当に可愛い店員さんがいて……
文字数 7,274
最終更新日 2023.05.20
登録日 2023.05.17
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子供の頃から夢の中で行きつけの本屋がある。高校に入学してから、その店に一人の男の子が現れるようになった。現実でも見覚えのない同年代の男の子だが、二年に進級した日に夢とそっくりの同級生、七森が現れた。夢では人懐っこい笑顔を見せてくれるのに、現実では無口で無表情な彼が次第に気になって、ひっそり観察してしまう女の子の話。
文字数 5,977
最終更新日 2020.11.22
登録日 2020.11.22
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