ちょっと不思議小説一覧
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件
僕はずっと彼女のことを忘れられなかった。
それが初恋だということに気が付いたのは、彼女を失った後だったから。
高校生になっても、それは変わらない。
ただ彼女との思い出の場所を写真に残すだけの毎日。
そんな中、彼女との約束の場所で、僕は「彼女」と出会った。
彼女は自分のことを幼なじみの「未来」だと名乗る。
でも彼女が未来の訳は無いんだ。
だって未来は、七年前に僕をかばって事故で亡くなったのだから。
どうして彼女は「みらい」だと名乗ったのだろう。
彼女は、いったい何者なのだろうか。
それとも本当に彼女は未来なのだろうか。
そんなことはありえないと思いつつも、少しずつ僕は初恋を取り戻していく。
その結末に何が待っているかなんて、わからないまま――
この物語はある少年の切ない恋のお話です。
毎日19:10に更新します。完結まで執筆済みです。
文字数 34,562
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.04.26
‘高校には行かずにひとりずっと旅をしている少年、謙人。
廃線になった路線の線路上を歩いていた時に出会ったのは、自らをありすと名乗る少し変わった麦わら帽子の少女だった。
変わっていたのは彼女だけでなく、ありすの飼い猫のミーシャは唐突に皮肉めいた台詞を話し始める。
猫が喋るというあり得ないはずの事実に謙人は少し混乱していたが、ありすはそんな謙人をよそに、ずっと出来ていなかった自分の村のお祭り「春渡し」に参加してほしいと願う。
謙人は混乱しつつもそれを受け入れて、数日間だけ村に滞在する約束をして、訪れた村の中でありすの友人の女の子たちも含めて交流を深めていく。
だけどその中で皆はそろって「最後の夏だから」と気になる事を告げていた。
どうして最後の夏なのかは、誰も答えない中、「春渡し」は始まっていく。
祭りが進むにつれて、謙人は一つの村の、そしてありすの秘密を知っていく。
うそつきの麦わらのついていた、たった一つの嘘の秘密を――
彼女の秘密とは、うそとは、最後の夏の意味とは何なのか。
謙人は意味を知ると共に、探していた旅の目的を見つけていく。
このお話は少しだけ不思議な、切なくて、だけど優しいお話です。
イラストはテンさんにいただきました! テンさん、本当にありがとうございます!!
第6回ライト文芸大賞で奨励賞をいただきました。
応援してくださった皆様、そして選考してくださった編集部の方々、本当にありがとうございました。
文字数 114,220
最終更新日 2023.06.02
登録日 2023.04.28
ある晴れた日、名前のない野良猫が、しゃべるみかんを見つけて、2人で色々なところを冒険をしながら絆を深めていく物語
文字数 1,630
最終更新日 2023.02.27
登録日 2023.02.27
「私と一緒に死んでくれますか」
切り立った崖の上で見知らぬ少女が僕に死のうと誘いかけてくる。
鈴蘭のようなささやく匂いと、打ち付ける波の音が僕を誘う。
そして僕は現実に引き戻される。
それは僕が見た夢。だけど僕が見た夢は必ず現実になってしまう。
そんな中、クラスの仲間達と伊豆旅行へと向かうことになり、夢で見た未来が現実になろうとしている事を感じている。
そこに再び降りてきた未来は、双子の妹の麗奈をナイフで刺す自分の姿だった。
あり得ない未来に困惑するものの、旅行先では夢でみた見知らぬ少女、桜乃と出会っていた。
どこか不思議な桜乃に少しずつ惹かれるものを感じながらも、麗奈にくる未来を恐れ続ける。
そしてそこに僕がみた未来が現実になる。
僕はナイフに刺された麗奈の姿を、はっきりととらえていた。
麗奈を刺した犯人はいったい誰なのか。桜乃はなぜ僕に死のうと誘いかけるのか。
謎めいた彼女は何を知っているのか、わからないまま事態は急速に進んでいく。
僕が見た未来には必ず別れを伴ってしまう。
僕は「さよなら」を言わないように未来を変えられるのか。
絶対に未来を変えてみせると誓いながら、僕は犯人を捜す。
※表紙は花月夜れん様よりいただいたファンアートを入れさせていただきました。花月夜れん様、本当にありがとうございます!!
文字数 124,802
最終更新日 2023.01.12
登録日 2022.12.08
「ちょっと怖い」「ちょっと不思議」なショートストーリー集。
子供が読んで楽しめるくらいの怖さです。
語り手は小学生から高校生がメインです。
100話となり完結しました。
※他サイトでも掲載中です。
文字数 63,819
最終更新日 2022.12.30
登録日 2022.09.13
不動産会社に勤める梧桐湊人。何の変哲もない毎日を送っていた湊人の前に、突如ドッペルゲンガーが現れる。だが、よく都市伝説で聞くようなドッペルゲンガーとは少し様子が違う。
会社員の湊人と、そのドッペルゲンガーのミナトの物語。
登場人物紹介
梧桐湊人
・主人公
・キブシ不動産泉ノ橋店に勤務している
阿久津力也
・湊人の幼馴染
・キブシ不動産泉ノ橋店に勤務している
千明颯太
・汐音の兄
・湊人と力也の高校時代の同級生
千明汐音
・颯太の妹
・キブシ不動産泉ノ橋店に勤務している
三浦拓巳
・キブシ不動産泉ノ橋店に勤務している
文字数 2,127
最終更新日 2022.08.31
登録日 2022.08.31
家なし、職なし、貯金なし。
如月紗和子に残されたのは、家政婦のスキルと不思議なものを見る目。
途方に暮れる紗和子に追い打ちをかけるように、父が勝手に決めた婚約者と揉めている紗和子と愛犬の春ノ助を救い、手を差し伸べてくれたのは、亡き姉夫婦の娘を引き取り育てるシングルファザーの小花衣千春だった。
千春には、どうしてもすぐに結婚しなければならない事情があり、紗和子も親の決めた結婚を回避するため二人は契約結婚をする。
そこで紗和子は、家政婦のスキルを活かして千春親子の生活を整える日々を送るはずだったのだが、小花衣家に筍(たけのこ)を抱えた来客が――⁉
紗和子さんの美味しいご飯を通して繋がる絆の物語。
毎日19時更新予定です!
*この物語はフィクションです。
*流血、暴力、暴言、ストーカーなどの表現があります。
*無断転載は固く禁じます。
文字数 114,311
最終更新日 2022.08.15
登録日 2022.03.26
三月六日。その日、僕は事故にあった――らしい。
そして三十六日間の記憶をなくしてしまった。
なくしてしまった記憶に、でも日常の記憶なんて少しくらい失っても何もないと思っていた。
記憶を失ったまま幼なじみの美優に告白され、僕は彼女に「はい」と答えた。
楽しい恋人関係が始まったそのとき。
僕は失った記憶の中で出会った少女のことを思いだす――
そして僕はその子に恋をしていたと……
友希が出会った少女は今どこにいるのか。どうして友希は事故にあったのか。そもそも起きた事故とは何だったのか。
この作品は少しだけ不思議な一人の少年の切ない恋の物語です。
イラストはいもねこ様よりいただきました。ありがとうございます!
第5回ライト文芸大賞で奨励賞をいただきました。
応援してくださった皆様、そして選考してくださった編集部の方々、本当にありがとうございました。
文字数 132,291
最終更新日 2022.05.23
登録日 2022.04.28
『ヤマビコさん』と呼ばれる者たちがいる。
ヤマビコさんの役目は、人の想いを手紙や文字などの形に起こしてもらい、それを歌詞として曲をつけること。そうして、歌詞を書いた人とヤマビコさんとで歌うことにより、本来であれば伝えられなかった言葉や、伝えきれなかった想いを距離や時間を超えて伝えることができる。
これはその中でも、とある「悲しい歌」を歌うヤマビコさんのお話である。
文字数 16,693
最終更新日 2022.04.30
登録日 2022.04.30
ドアを開けて覗いた。
外は静かで、もう皆学校に行ってて、誰もいなくて。
私は外をちょっと覗いて、あっちの方もこっちの方も見て。
遠くの廊下の先では太陽の白い光が床に差し込んでるのが見えた。
私は。
私は・・・。
少しの間、静かな廊下の周りを見ていて。
それから、やっぱり、頭を引っ込めて。
部屋の扉をゆっくり閉めた。
《『あの子』と少女は少しずつ、少しずつ、変わって・・・いく?》
《取り巻く世界も変わって・・・いく?》
**********
*只今、他の小説を執筆中です。
*そちらが落ち着いてから、《no2EX》を再開しようと思っています。
*****
・この作品は「小説家になろう」、「カクヨム」にも掲載しています。
文字数 493,984
最終更新日 2022.01.30
登録日 2021.12.30
時代考証がふわっとしています。しかし、今では差別的に見られる表現もあります。そういう時代だと思ってほしいです。
昔の日本、大学生の洋吉は死んだ叔父のものを整理していた。そんなとき、古本屋朝霧の店主、三津堂(みつどう)と出会う。そうして、黒い影が二人を襲う。
三津堂が見せる世界に、次第に洋吉は魅了されていくのだった。
嘘か、誠か、夢か、それを決めるのは読者であると、勝手に思っている次第。
文字数 129,662
最終更新日 2020.11.25
登録日 2020.07.29
子供の頃から夢の中で行きつけの本屋がある。高校に入学してから、その店に一人の男の子が現れるようになった。現実でも見覚えのない同年代の男の子だが、二年に進級した日に夢とそっくりの同級生、七森が現れた。夢では人懐っこい笑顔を見せてくれるのに、現実では無口で無表情な彼が次第に気になって、ひっそり観察してしまう女の子の話。
文字数 5,977
最終更新日 2020.11.22
登録日 2020.11.22
彼女が二人いる愛すべき莫迦と、恋人達(腹黒美女とオタク)が親友同士な円満な三角関係がホラーな体験をする短編集。ほのぼのな不思議系をまとめていきます。
文字数 1,320
最終更新日 2020.03.26
登録日 2020.03.25
文字数 2,326
最終更新日 2019.07.14
登録日 2019.07.14
文字数 3,987
最終更新日 2019.07.03
登録日 2019.07.03
文字数 2,172
最終更新日 2019.07.03
登録日 2019.07.03
文字数 1,426
最終更新日 2019.07.03
登録日 2019.07.03
文字数 4,045
最終更新日 2019.07.03
登録日 2019.07.03
特別な事は一つも無いけれど。
現実とリンクする非現実的な世界で
ちょっぴり不思議な生物達が織り成す
ありふれた日常のお話。
この作品に出て来る人物等は総て
『pixiv』での「神凪つらら」、『はてな』での「神凪愛雛」
『暁』での「柏木美月」、『アルファポリス』での私
……が考えた、オリジナルです。
サイト毎に作者名を変えてはいますが
中の人は私個人であり、私は一人であり
決して二次創作ではありません。念のため。
この作品は、ただいまの現実世界の状勢を鑑みまして、当面の間、開店休業とさせていただく事となりました。
再開は未定です。
文字数 2,568
最終更新日 2019.04.03
登録日 2019.04.03
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