キャラ文芸 妖小説一覧
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文明開化が花開き、明治の年号となり早二十数年。
かつて妖と呼ばれ畏れられていた怪異達は、文明開化という時勢の中、人々の記憶から消えかけていた。
母親を流行り病で亡くした少女鈴(すず)は、母親の実家であり数百年続く名家、高梨家へ引き取られることになった。
高梨家では伯父夫婦から冷遇され従兄弟達から嫌がらせにあい、ある日、いわくつきの物が仕舞われている蔵へ閉じ込められてしまう。
そして偶然にも、隠し扉の奥に封印されていた妖刀の封印を解いてしまうのだった。
多くの人の血肉を啜った妖刀は長い年月を経て付喪神となり、封印を解いた鈴を贄と認識して襲いかかった。その結果、二人は隷属の契約を結ぶことになってしまう。
付喪神の力を借りて高梨家一員として認められて学園に入学した鈴は、学友の勧誘を受けて“あやかし探偵俱楽部”に入るのだが……
妖達の起こす事件に度々巻き込まれる鈴と、恐くて過保護な付喪神の話。
*素敵な表紙イラストは、奈嘉でぃ子様に依頼しました。
*以前、連載していた話に加筆手直しをしました。のんびり更新していきます。
文字数 41,030
最終更新日 2024.02.29
登録日 2023.12.30
もののけが蔓延る都。
そんな折宮廷内でも、もののけが人に姿を変え紛れ込んでいると噂が……
騒ぎを収める為に呼ばれたのは古くから陰陽道を受け継ぐ張家の娘である瑞蘭。
瑞蘭は表向きは中級妃として後宮へ入内。
そこで出会ったのが美しい妖、燗杰。
燗杰は後宮から出て行けと言うが、聞く耳持たない瑞蘭。
そんな折、もののけを操る黒幕と対峙すると……
文字数 16,791
最終更新日 2023.08.03
登録日 2023.07.17
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