BL 強引 小説一覧
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件
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魔法も魔力も平均よりちょっと下。要領も悪くて失敗ばかり。何もうまくいかない僕は、貴族の家に生まれたけれど、屋敷の中では邪魔者。だから家を出て、王都を守る魔法使いとして、部隊に入り戦っていた。
そこでは、役立たずは邪魔をするな! とよく怒鳴られて、何度か嵌められて処分されたりもして、すっかり僕は疲弊していた。
そんな僕でも、心の支えはあった。
それは他の部隊と魔物退治に行くこと。その部隊の一つが、侯爵家の次期当主である魔法使いが隊長をしている部隊だった。
隊長は苛烈な性格で有名で、逆らう奴には容赦しない。侯爵家は拷問好き、なんて貴族の間で囁かれているくらいだ。
あんな冷酷な外道には近づきたくないと言って、貴族たちは彼を避けた。
だけど僕は、隊長の魔法と剣技に憧れていた。獰猛でありながら冷静、圧倒的な力を持つそれに魅了された。
もちろん彼には、部隊の端で彼らの補佐をして戦う僕なんか見えてない。
僕に向かって言うことはほんの少し。
「任務を遂行しろ」
「邪魔だ」
「失せろ」
「消されたいか?」
……このどれかか、命令だけ。
彼の部隊として魔物討伐をする最後の日、彼は、「もっと鍛錬を積むなら、今後も俺の部隊に入れてやってもいい」と誘ってくれた。
僕は喜んだけど、僕を誘った理由は、使いやすそうだから、らしい。
ちょっと寂しくなった。
それなら僕じゃなくても、命令に従う人ならいいってことかな……
彼は、従っていればいいと言ったけど、僕に彼の命じることをこなせるとは思えない。
僕は、その話を断った。彼には「後悔するぞ」って言われたけど、彼に迷惑をかけるよりいい。
それから僕は元の部隊に戻り、彼と会うことはなかった。
それからしばらくして、彼は、第二王子が率いる王家の部隊と共に大きな功績を上げ、侯爵家の当主になることが決まった。
僕は陰ながらお祝いするつもりだったけど、突然彼に呼び出されてしまう。
文字数 177,826
最終更新日 2025.12.06
登録日 2025.10.12
2
悪逆の限りを尽くした公爵令息を断罪しろ! そんな貴族たちの声が高まった頃、僕の元に、冷酷と恐れられる王子がやって来た。
その男は、かつて貴族たちに疎まれ、王城から遠ざけられた王子だ。昔はよく城の雑用を言いつけられては、魔法使いの僕の元を度々訪れていた。
ひどく無愛想な王子で、僕が挨拶した時も最初は睨むだけだったのに、今は優しく微笑んで、まるで別人だ。
出会ったばかりの頃は、僕の従者まで怯えるような残酷ぶりで、鞭を振り回したこともあったじゃないか。それでも度々僕のところを訪れるたびに、少しずつ、打ち解けたような気がしていた。彼が民を思い、この国を守ろうとしていることは分かっていたし、応援したいと思ったこともある。
しかし、あいつはすでに王位を継がないことが決まっていて、次第に僕の元に来るのはあいつの従者になった。
あいつが僕のもとを訪れなくなってから、貴族たちの噂で聞いた。殿下は、王城で兄たちと協力し、立派に治世に携わっていると。
嬉しかったが、王都の貴族は僕を遠ざけたクズばかり。無事にやっているのかと、少し心配だった。
そんなある日、知らせが来た。僕の屋敷はすでに取り壊されることが決まっていて、僕がしていた結界の魔法の管理は、他の貴族が受け継ぐのだと。
は? 一方的にも程がある。
その直後、あの王子は僕の前に現れた。何と思えば、僕を王城に連れて行くと言う。王族の会議で決まったらしい。
舐めるな。そんな話、勝手に進めるな。
貴族たちの間では、みくびられたら終わりだ。
腕を組んでその男を睨みつける僕は、近づいてくる王子のことが憎らしい反面、見違えるほど楽しそうで、従者からも敬われていて、こんな時だと言うのに、嬉しかった。
だが、それとこれとは話が別だ! 僕を甘く見るなよ。僕にはこれから、やりたいことがたくさんある。
僕は、屋敷で働いてくれていたみんなを知り合いの魔法使いに預け、王族と、それに纏わり付いて甘い汁を吸う貴族たちと戦うことを決意した。
手始めに……
王族など、僕が追い返してやろう!
そう思って対峙したはずなのに、僕を連れ出した王子は、なんだか様子がおかしい。「この馬車は気に入ってもらえなかったか?」だの、「酒は何が好きだ?」だの……それは今、関係ないだろう……それに、少し距離が近すぎるぞ。そうか、喧嘩がしたいのか。おい、待て。なぜ手を握るんだ? あまり近づくな!! 僕は距離を詰められるのがどうしようもなく嫌いなんだぞ!
文字数 62,527
最終更新日 2025.09.05
登録日 2025.08.22
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モノモノ文具お客様相談室に勤務して三年が経つ和泉透は、毎日の様に寄せられるお客様からの苦情にうんざりする日々を過ごしていた。転職は考えてはいるが、特にやりたい仕事もない。幼少期にあこがれていたヒーローのような仕事があればいいのにとは思いつつ、転職活動も本気ではやっていなかった。
そんなある日、帰り道でたまたまひったくりに遭った老婦人を交番に連れて行くと、運よくひったくりの犯人が警察官に捕まえられており、老婦人が警察官に感謝している現場を目撃する。それを見て、警察官がヒーローのような仕事に思えた和泉は警察官への転職を決意した。
しかし、警察学校に入った直後、担当教官となったのは、高校生の時に付き合っていた元カレの一ノ瀬仁だった。一ノ瀬の積極的なアプローチに混乱しつつも訓練をこなしていく中で、一ノ瀬に「透の事がまだ好きだ」と告白される。しかし、昔起こしたトラブルがトラウマでもう恋愛はしないと誓っていた和泉はその告白を断るが……。
文字数 47,899
最終更新日 2024.02.24
登録日 2024.02.23
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6
森に住む魔法使いに仕える執事のセリューが、同僚の執事に迫られる話。基本的にずっとイチャイチャしてる話です。
「ネコの慰み者が恋に悩んで昼寝する話」のスピンオフで、これだけでも設定等が分かるように書いています。こちらのみでもお楽しみいただけます!
*ムーンライトノベルズにも掲載しています
*全41話
文字数 163,076
最終更新日 2023.09.24
登録日 2023.09.18
7
集団暴行を受けていた裕也を助けたのは竜崎と名乗る男。怪しさ満点な男との出会いによって裕也の日常は変化していく。
押しのけてもめげずに付きまとってくる。しまいには愛の告白までされた。意向に反して深まる関係にいい加減うんざりしていたある日、聞かされたのは竜崎の生まれが極道一家だという事実だった。
極道倅×フリーター/強気攻め×強気受け
しょうもない男たちの時々バイオレンスな恋物語
ヤ〇ザはそんなに出てきません。
※10年以上前に書いていた小説のため必要に応じて修正を加えておりますが、登場人物や組織名等基本設定に関しては一部を除き変更しておりません。この物語はフィクションです。実在する人物、団体とは一切関連がありません。
※ストーリー上、反社会的な組織や集団に関する記述があります。暴力行為やその他の犯罪行為を肯定する意図は一切ありません。
※過去に書いて公開していた範囲は114話までです。
文字数 567,903
最終更新日 2023.08.27
登録日 2021.10.24
8
大学生の律は付き合っている彼女に頼まれて、彼女の親友カップルと気乗りしないダブルデートをすることになる。
迎えた当日、親友の彼氏として待ち合わせ場所に姿をみせたのは、映画館のスクリーンから飛び出してきたような絶世の色男・瀬川だった。
気弱な律は、デート中でもあちらこちらから女性の視線を集めまくる瀬川に苦手意識を持つ。
その後は瀬川から何度か飲みに誘われながらも、のらりくらりと誘いを躱していた律。しかし偶然、瀬川に再会してしまって……。
本能レベルの危機感で逃げようとする律を、次第に本性を現わしていく最悪の男・瀬川が手加減なしで奪っていくダークなヤンデレBLです。【第一部完結済】
※ ※ ※
ストーリー上、女の子が登場します。女の子との身体接触は手を繋ぐくらいです。
続編を予定していたため、第一部終了後の攻め視点にはセフレ等の描写があります。
読み手を選ぶかもしれません。苦手要素がある方はご注意下さいませ。
ムーンライトノベルズ、pixivでも投稿しています。
文字数 64,804
最終更新日 2023.04.27
登録日 2021.10.22
9
文字数 11,240
最終更新日 2023.04.06
登録日 2023.04.06
10
文化祭の出し物で、不本意ながら執事とメイドに変身させられた、葉山と真壁の二人。
執事の真壁には、マジでヤバい秘密があった… 嘘だろう…目を覚ませ、真壁…
これは、あまりにイケメンな執事と可愛すぎるメイド…学園内でともに有名になってしまった男二人の、その後のおまけのお話。
※Rー18指定となりますのでご注意ください。
文字数 16,481
最終更新日 2022.11.04
登録日 2022.09.05
11
社会人である信濃には苦手な同僚がいる。今宵の酒の席でも彼は色んな人と杯を交わす。……だけに飽き足らず、何故か自分の元までやってくる。他社員からも真面目だけが取り柄とされ、薄暗い雰囲気と喋らないことから避けられている自分の所にまで。
彼、瑛二が自分にしつこく絡んでくる理由は不明。どんなにつれない反応を取っても瑛二は変わらず自分の所まで回ってくる。
だが、ついに理由あって寡黙を貫き通す信濃が、瑛二に自分が彼とだけ喋らない事実を目の当たりにされて、沈黙していた彼らの関係に亀裂が走る。
絡みたがるお節介焼き(α)×絶対に避けたい寡黙(Ω)
※かつて別名で公開していた作品になります。
文字数 16,803
最終更新日 2022.10.21
登録日 2022.10.21
12
鬼畜ドSな小悪魔×腐男子 サディスティック・ラブ
「─漫画みたいなこと試させてよ。」
隠していたBL趣味を生徒会書記にうっかりバレてしまった。誤魔化せない状況に、口止めをしたが、逆に興味を持たれてしまう。黙秘する代わりに要求されたのは、BL漫画と同じことをすること!?BLは趣味で俺はそっちの趣味は無かったのに、回数を重ねるごとに拒めなくなっていき…?
前作『触れた肌が熱かった』スピンオフ
※前作を読んでいなくても読めます。
鷹也と和美の話が気になる方はぜひ前作も見に行ってやってください
■キャラ
加藤学(かとう まなぶ) 高校3年生
前作、桜坂和美の友達。腐男子。
和美と鷹也の関係に興味津々。自分は違ったのに薫に趣味がバレたことで、BL展開に引き込まれてしまった。少女漫画みたいな恋愛に憧れているので、優しくされたい。
秋山 薫(あきやま かおる) 3年生
生徒会書記。鷹也とは腐れ縁。
可愛い顔して人によって態度もキャラも変える小悪魔。家庭教師に女を教えらたことが忘れられず一夜限りの相手、セフレに溺れるようになった。快楽主義者で、愛を知らない。あるキッカケで学に気を持つようになる。
【重複投稿】
Blove、fujossy、ポケットBLノベルクラブ、エブリスタ、アルファポリス、魔法のiらんど、カクヨム、ノベラボ、ツギクル、プリ小説、ハーメルン、NOVEL DAYS、FC2
文字数 4,768
最終更新日 2022.03.06
登録日 2022.02.26
13
織部 理 は自分がΩだということを隠して生きている。Ωらしくない見た目や乏しい本能のお陰で、今まで誰にもΩだとバレたことはない。ところが、ある日出会った椎名 頼比古という男に、何故かΩだということを見抜かれてしまった。どうやら椎名はαらしく、Ωとしての織部に誘いをかけてきて……。
攻めが最初(?)そこそこクズです。
オメガバースについて割と知識あやふやで書いてます。地母神の様に広い心を持って許してください。
文字数 208,302
最終更新日 2021.11.28
登録日 2021.10.31
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