狂気 小説一覧
201
その恋は、やさしく喰われた
彼女は恋をした。
ゴミ箱の中で交尾していたカマキリに。
気づけば日常がひび割れ、現実と幻想の境界が溶けていく。
それはただの妄想か、それとも――ほんとうの恋だったのか。
202
隣がうるさいんです
街の不動産屋に届いた一通の苦情メール
そこに隠された『狂気』とは…?
『オカシナ』人々を描いた5つの短編
203
からかぜ
ダンスが好きな普通の大学生・桃葉。平凡だったキャンパスライフは、動画配信者・楓との出会いで静かに狂いはじめる。ずれていく生活リズム、減り続ける預金残高も厭わずに、有償で手に入る愛の言葉を求める桃葉。そんな彼女を現実に引き戻すことができるものとは? ◆2020年太宰治賞一次通過作品です。
204
鎌倉呪具師の回収録~使霊の箱~
――恐ろしきは怨霊か、それとも。
土蔵珠子はある日突然、婚約者と勤め先、住んでいた家を同時に失った。
六年前、母に先立たれた珠子にとって、二度目の大きな裏切りだった。
けれど、悲嘆にくれてばかりもいられない。珠子には頼れる親戚もいないのだ。
住む場所だけはどうにかしなければと思うが、職も保証人もないので物件探しは難航し、なんとか借りることのできたのは、鎌倉にあるおんぼろアパートだ。
いわくつき物件のご多分に漏れず、入居初日の晩、稲光が差し込む窓越しに、珠子は恐ろしいものを見てしまう。
それは、古風な小袖を纏い焼けただれた女性の姿であった。
時を同じくして、呪具師一族の末裔である大江間諭が珠子の部屋の隣に越して来る。
呪具とは、鎌倉時代から続く大江間という一族が神秘の力を織り合わせて作り出した、超常現象を引き起こす道具のことである。
諭は日本中に散らばってしまった危険な呪具を回収するため、怨霊の気配が漂うおんぼろアパートにやってきたのだった。
ひょんなことから、霊を成仏させるために協力することになった珠子と諭。やがて、珠子には、残留思念を読む異能があることがわかる。けれどそれは生まれつきのものではなく、どうやら珠子は後天的に、生身の「呪具」になってしまったようなのだ。
さらに、諭が追っている呪具には珠子の母親の死と関連があることがわかってきて……。
※毎日17:40更新
最終章は3月29日に4エピソード同時更新です
205
ニナにまつわること
フリーターのカンダはいわゆる『地下アイドルオタク』。今日も、『推し』のために掛け持ちのアルバイトの一つである深夜の棚卸しバイトに勤しんでいた。辛さもあったが、この職場にはカンダと同じく地下アイドル好きのジンボという、同僚がいた。たまたま同じ作業に当たることになり、ジンボは寡黙であまり話し掛けてくることはなかった。しかしカンダは単調な棚卸しバイトの中に同志を見つけ『推しトーク』をする楽しみを見出しつつあったのだが……。
206
ドロドロ
自分の思う狂気を、思いつくがままに書きました。
207
殺してやる
超短編
※精神異常描写アリ
208
神秘の理
この世は諸行無常であり、万物は移ろわなければならない。この世界は完全ではない。絶対を望まぬ不完全な世界。そしてその不完全な世界に存在する一つの完全である魔術。完全がもたらした狂気は世界を少しずつ空回りさせていくのだ。過ちは繰り返され、歴史は因果応報である。故に我らは夢を見続け、滅び続けるのだ。
209
飽食の時代の哀れ
性格も食に対しての考えや体質もかけ離れた二人の女性。
それでも親しくしていたのが、やっぱり食については思うところがあって、とうとう耐えきれずに彼女の食欲は止まらなくなって・・・。
ホラーの短編小説です。
この小説を含めて8作を収録したホラー短編集を電子書籍で販売中。
詳細を知れるブログのリンクは↓にあります。
210
カエ
カエが行方不明になった。カエの行方を探しに、僕は旅に出ることにした。
211
返事は無かった。
「殴られるのと晩御飯がないの、どっちがいい?」
幼い頃、何度も聞かされたセリフ。
毒親に育てられた娘の末路を描く、サスペンス系のお話です。
※本作はフィクションです。作中に偏見的な発言が登場しますが、筆者の思想とは一切関係ありません。
※AIは使用しておりません
※別サイトにも掲載
212
【完結】皮肉な結末に〝魔女〟は嗤いて〝死神〟は嘆き、そして人は〝悪魔〟へと変わる
宝生高等学校に通う音無希津奈(おとなしきづな)は、その名前の通り〝絆〟を大事にする女子高生である。
彼女のクラスには二人の回夜がいる。回夜歩美(かいやあゆみ)と回夜光輝(かいやこうき)。二人は双子……という訳ではなく、親戚である。男の回夜光輝はクラスの、そして学校でも評判の美少年。対して女の回夜歩美はクラスでも特に友人もいない孤独な文学少女。
そんな二人をクラスメイトに持つ音無希津奈は、母親が最近になって木田という男性と再婚を考えているという事情があった。木田さんは悪い人ではない。だけど……。音無希津奈は煮え切らない自分の感情にバイト帰りフラフラと夜の街を散策する。そこに――
「こんばんは、音無さん。〝絆〟について、こんなお話を知っている?」
回夜歩美は微笑んで〝絆〟について語り、
「歩美には気を付けろ。あいつは……〝魔女〟だ」
後からやって来た回夜光輝は警告する。
そして――音無希津奈が所属する友人グループでも、変化が起きる。
これは……『回る夜を歩く者』を自称する〝魔女〟回夜歩美が遭遇する少女達のお話。皮肉の効いた、狂気に触れていく少女達の物語。
※表紙はpixivの【えむ】様よりお借り致しました(https://www.pixiv.net/users/23834991)。
■R4/8/13 24hポイントが9,514ptでライト文芸2位になりました。ありがとうございます。
……しかし何故? 完結してから三カ月くらい経っているのに、何故いきなり急上昇したのでしょうか?話分かる方いらっしゃいましたら、感想でお聞かせ下さい。
213
月曜日の彼女
彼女には、私の他に六人の男がいた。
火曜日の男、木曜日の男、土曜日の男……。
順番に、彼らを排除していった。
彼女は少し悲しむだけで、また月曜日に笑顔でやって来た。
そしてある日、私は彼女の全てを手に入れた。
214
死者のための水槽
被害者でいるより、加害者になる方が息がしやすい。
スマホという処刑台から、あなたは逃れられるか。
SNSの執拗ないじめによって「私」を殺され、息を潜めて生きる女子大生・結奈。
彼女は『死生学』の講義で、同じく妹をネットの悪意で亡くした青年・蓮と出会う。
「妹を殺した仮想の死の正体を暴きたい」
そう語る彼に、同じ傷を持つ被害者として共鳴していく結奈。
しかし、彼が大事に持ち歩く「死んだ妹のスマートフォン」には、結奈の想像を絶するおぞましい秘密が隠されていた——。
狂っているのは彼か、私か、それとも顔のない群衆か。
被害者ぶるのは、もうやめよう。
人間の底知れぬ業と自己欺瞞を冷徹に抉り出す、ラスト1行の猛毒。
読み終えた後、あなたの信じる「現実」が泥に沈む。
215
『ヨウタ日記』 幼馴染の狂気
主人公の真辺陽太と幼馴染で学園一のマドンナ、東麗花。生徒会も務め学業も優秀、容姿端麗な完璧ヒロイン。しかし、彼女にはとある恐ろしい『秘密』があった。――ヨウタが見たある日記は、彼女の狂気を映し出していた。
216
〇〇〇・庵原の純愛
法医学者(司法解剖医)の庵原は、恋をしている。人の脳、そして人体という最も身近であり、宇宙の如く深淵なものに。
庵原は恋している。仕事でよく言葉を交わす、優秀な刑事である犬星謙介に。
どちらにも、甘く恋をしている。どちらをも、熱く愛している。
だから、こうしました。
いわゆる『私だけに優しい〜』ものをベースにした医師✕刑事のサイコホラー強め片思いものです
※挿入なし
※解剖等グロテスク描写あり
※サイコホラーですが犬星(受)は最後まで無事です。庵原(攻)の倫理観については諦めてください
217
命は軽い
ヒーローと悪人。
命の重みと命の軽さ。
世界はどうしようもないほどに傾いている。
※小説家になろう、ノベルアッププラスにも掲載しています
218
小さな恋の物語 ~ちいさな狂気のものがたり~
俺には好きな人がいます…
相手は学校一の美少女と言われている
身の程知らずなのはわかっている
だから見ているだけ…
見ているだけなんだ
ずっと見ているよ……
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
一応ストーカー物なのでR18付けておきます
219
甦る妻
【あらすじ】
その日、会社をリストラされた中沢は、夕食のステーキを口に運びながらも喋りつづける妻の蠢く唇を見ていて殺意をいだく。中沢は「妻が浮気をしている」そう思いこんでいた。
殺意をいだきながら、中沢もまたステーキを口に運び、赤ワインを飲んでいるうちに酔いが回ってしまった。妻に支えられながら2階の寝室に入り、ベッドに倒れこむように横になると、急速に闇に引き込まれてしまったのだった。
ふと目を覚まして時計を見ると10時を過ぎており、中沢は3時間ほど眠ってしまっていた。
ベッドから出て、1階に下りリビングに入ると、妻がスマートフォンで誰かと話していた。
中沢はとっさにキッチン身を隠すと、神経を集中して聞き耳を立てた。
相手の話しにうなずきながら、妻の声は歓喜していた。
浮気相手の男なのだと中沢は確信した。そのとたん、胸に狂気が芽生え、それは嫉妬の炎となり、こみ上げる怒りと憎悪が中沢の理性を断ち切った。中沢は妻の背後へと近づいていき、それに気づいてふり返った妻の首を絞めて殺害した。
殺してしまった妻の身体をシーツにくるみ、車のトランクに入れて山林へと運ぶと、中沢は地中に埋めて自宅へともどった。
翌日、解雇されたにもかかわらず、会社のあるオフィスビルの前まで来てしまい、しばらくそのオフィスビルを眺めていた。行くあてもないまま新宿の街を徘徊し、夕刻にになって自宅へともどってリビングのソファに坐っていると、死んだはずの妻が姿を現したのだった。
パニックに陥る中沢だったが、キッチンで夕食の料理を作っている妻の背を見ていて、「妻を殺したのは、悪い夢だったのだ」と思うようにした。しかし、中沢はまた、妻を殺してしまう。
中沢はそうして、妻を殺すという日々をくり返すこととなってしまった。
まるでメビウスの環のように、そこから逃れることは出来ないのだった。
220
この世界に来た“俺”は全員発狂する——次は俺の番だ
【選べば何かを失う世界で、全部壊すことを選んだ男の話】
「その日、一人の青年を犠牲に、世界は救われた」
———だが、それは“俺”じゃない。
この世界に来た“俺”は、例外なく発狂する。
次に壊れるのは、俺だ。
気がつけば俺は、神話生物が“当たり前にいる異世界”にいた。
しかも精神交換によって、この世界の“俺”と入れ替わっている。
部屋に残されていた一冊の手記。
『何番目かわからない僕へ』
そこに書かれていたのは、最悪の事実だった。
———この世界に来た“俺”は、例外なく発狂する。
221
バタフライ・ナイフ -アゲハ舞い飛ぶ さくら舞い散る4-
人気俳優の樫井秀孝は、複数の未成年に手を出していた事が発覚し、メディアで大きく騒がれ芸能活動を自粛。
その波紋は、被害者の一人である僕にもふりかかる。顔出しで被害者リストがネットに流れ、その挙げ句、暴漢に襲われてしまう。
そんな中出会ったのは、妖艶で色香の強い男性──若葉。
若葉との何気ない生活は、僕の求めていた家族そのもので。穏やかに過ごせる毎日を、幸せだと感じていた──筈だった。
初めて知る過去。
そして、若葉の本性と、アゲハの秘めた想いとは……
†††
『アゲハ舞い飛ぶさくら舞い散る』シリーズ第四作!
注:本作品は実際にあった事件をヒントにしている部分を含みます。
◇◇◇
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在の人物・団体・名称等とは一切関係ありません。
また法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
222
彼に服を預けてはいけない
主人公・榊は、世界的に評価される衣服修復師(レストアラー)である。彼はどんなに傷んだヴィンテージの衣服も、魔法のように元通りにする技術を持ち、依頼人からは「聖人」のように慕われている。しかし、彼には誰にも言えない異常な執着があった。彼は衣服の修復中、その服が最も摩耗し、持ち主の身体的特徴や「生」の痕跡(皮脂、汗、摩擦による劣化)が色濃く残る部分を密かに切り取り、代わりに新品同様の布を完璧に縫い合わせている。
彼が切り取った「人生の残骸」は、彼自身が日常的に着用する下着の裏側に、パッチワークのように縫い付けられている。榊は、他人の人生が最も激しく「擦れた」部分を自分の肌に直接触れさせることでしか、己の孤独を癒やし、生を実感することができないのだ。
物語は、没落した貴族の未亡人・九条夫人のドレスを修復する過程を描く。夫人の虚栄心や過去の栄光が染み付いた布片を自らの胸元に縫い付け、彼女の人生を「摂取」する榊。外見上は完璧に社会に適合し、紳士として振る舞う彼だが、その内側では他人の「摩耗」を渇望する狂気が渦巻いている。彼は今日もまた、完璧な修復を装いながら、人々の人生から大切な記憶と魂を、静かに、そして確実に掠め取っていく。
223
陽葵の笑顔に僕は夢中だ。
僕らは間違いなく誰かを愛していた。
守りたかった。必要とされたかった。家族になりたかった。
その想いは、善意も、執着も、依存も、犠牲も区別しないまま絡み合い、
やがて取り返しのつかない悲劇へと辿り着く。
誰かのために選んだ行動が、別の誰かを壊し、
それでもまた別の誰かを救ってしまう――
そんな歪な連鎖の果てに残ったのは…。
それは正しい愛ではない。
健全な救いでもない。
でも僕ら確かにそれを愛だと思うんだ。
これは、
愛することで壊れた物語。
そして、誰にも祝福されない愛の形…。
224
【ヤンデレストーカーは 貴方のパパだと言い張り今夜貴方の親に成り変わって溺愛する話。】
貴方が目を覚めると、自分を"パパ"と自称する知らない人が
貴方を押さえつけ笑顔で話し始めてー…?
225
増悪
それは増悪する。
『君の全てをくれ』
226
【本怖】狂気の都市伝説 ― あなたは、この都市伝説を知らない。
日本から海外まで、実際に語られている都市伝説。
「聞いたことはある」
でも――その詳細を、あなたは知らない。
この本では、都市伝説の由来や内容を紹介した後、
その都市伝説を題材にした恐怖の物語が始まります。
※閲覧注意※
霊感の強い方、心臓の弱い方にはおすすめできません。
完全自己責任でお読みください。
できれば昼間に。
夜に読むと、眠れなくなる可能性があります。
――あなたは、最後まで読めますか?
227
あなたの好きなものならば。
大好きなあなたのために。
228
こどくなみんな
十五歳の時、両親を殺した。
手元に落ちていたガラスの欠片で父親の喉元を引っ掻くと、ぎゃあぎゃあとやかましい叫び声を上げて、しばらく床をのたうち回ったのち、それまでの騒ぎが嘘のように静かになった。
動かなくなった父親の隣で母親が震えている。
「成大ちゃん、ママは成大ちゃんの味方よ? だからそれを置いて、ね? ね?」
腰を抜かした母親は足元にしがみつき、ガラスの欠片を置くように説得してきた。
うるさいのはいやなので、指示に従って欠片を置くと、母親は安堵したように息を吐いた。
部屋の入り口に横たわる父親の死体を飛び越え、キッチンに向かう。
そして戸棚を開けて包丁を取り出した。
「せ、成大ちゃん⁉︎」
うるさいのはきらいだ。
この酒臭い部屋も、ゴミが散乱していて、怒号が響く小さな箱庭も。
「うっ」
腹部にどっぷりと包丁が食い込んだ母親が小さな悲鳴をあげる。
包丁の柄を離すと、母親はふらふらとベランダにつながる割れた窓の方へと後ずさった。
「た――」
この家にある刃物はあの包丁だけではない。
母親がうるさい声をあげる前に、流し場に置かれたままにされていた果物ナイフで喉元を掻き切った。
母親の口からひゅうひゅうと空気が漏れる音がする。
しかししばらくするとその音も止んだ。
これでやっと静かになったのだとほくそ笑んだ。
―― 登場人物は全員人殺し――
229
軍国商売
1939年、戦火の中国広東省。
昭和通商の片桐は、タングステン鉱石を求め匪賊と取引に挑む。
銃撃戦の中、狂気じみた胆力で首領を圧倒し、部下の山田を人質に残し上海へ。
命懸けの交渉と戦闘を描く、緊張感溢れる歴史冒険譚。
参考文献:『阿片と大砲』
230
スイカ割りの歌
ある村で流れるスイカ割りの歌
それはとても恐ろしい歌
231
むごたらしき異形の者となった俺は罪深き快楽を味わいながらもやっぱり人を愛さない・試し読み
ホラー漫画を愛好するヨウタは、高嶺の華のような男女二人が同じ趣味の友人。
引け目を覚えながらも、共通の趣味を通して仲良くしていたのが、大学生になって二人が異国の地へと旅立ったときから運命の歯車が狂いだして、この世のものと思えない残虐非道な仕打ちを受けることに・・・。
ホラーの現代ものBL小説です。R18。
男女の三角関係で、すこーしだけ女性との描写あり。
かなり、胸糞なエログロ描写があるのでご注意。
こちらは試し読みになります。
本編は電子書籍で販売中。
詳細を知れるブログのリンクは↓にあります
232
君の言葉と僕の傘
“僕”は扇山 千弦(おうぎやまちづる)
“君”は大野 百福(おおのももふく)
僕は家庭の事情というありきたりな肩書きを背負って柏木中学校に転校してきた、みんなから物珍しいと注目を浴びる転校生。君、大野 百福は顔も性格も平凡で友達もそこそこいて学力も平均をキープしているただの女子生徒。
そんな僕らの共通点、それは____
転校生と平凡娘が送る目的も目標もない大冒険が今ここに描かれる。
233
あなたは微笑む
うふふ・・・
手のひらには、小さな小瓶。
貴方のワイングラスに2滴。
わたくしのワイングラスにも4滴。
貴方に見えない様に落とす。
とても効果が、ありますのよ?
どうぞ、お飲みになって?
夫を信じられなくなった妻の狂気に巻き込まれて行く夫。それでも妻を愛する夫。
5話で完結です。中途半端で気持ち悪い終わりかたです。
234
ァ”狂ア”気ァ”のア”正ァ”気ア”とァ”正ア”気ァ”のア”狂ァ”気ア”
11時までに眠くなれないと
明日が来る恐怖と不安で焦りで目と意識が冴え、
日付が変わると何もかもどうでも良くなって
2時辺りになるとTwitterにも飽きてきて
3時を来えると虚無感がある
4時になると罪悪感が出てきて
5時になると罪悪感やら焦燥感やらで
誤魔化せない自己嫌悪で自分の首をしめる
俺には何もない
人は終わるに終われない期間が一番苦しく辛い
仰向けになり眠くなった気になってうつ伏せで
ゾンビのように無気力に身を任せながら
唾液の染みてない場所に顔を移動させ数十分。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「はぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁあぁああああ
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
ああああァァぁぁあああぁぁぁぁッッッッあ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なぁ、もしも生まれ変われるならお前は何になりたい
俺は・・・・・・・・・・・・生まれ変わりたくない
235
我
違和感は積み重なる。
そしてやがて、花開く。
血と脳液の花を。
236
私が彼氏を殺すまで
一見見れば当たり障りのない、訳ありの恋人同士。
「私は彼を愛してる。」
「彼も私を愛してる。」
彼女は一風変わっていた。
そんな彼氏も変わっていた。
変わり者同士の
これは彼女のお話。
「私は彼を殺したい」
※フィクションandノンフィクション