国家崩壊 小説一覧
小説AI検索
4件
1
実家も国も私を捨てたが、私を愛さないと国が滅びる。絶望する人々を特等席で眺め、冷徹な王子の腕の中で思考停止する。
持参金がないという理由で家族と祖国から追放された私は、実はこの国を支える“加護”そのものだった。
私が去った瞬間、王都の結界は崩れ、国は崩壊へ向かい始める。
そんな私を拾ったのは、冷徹と噂される隣国の王子。
「やっと見つけた。お前は俺のものだ」
捨てられたはずの私は、気づけば滅びゆく祖国を背に、彼の腕の中で溺愛されていた。
2
陛下、猫侯爵閣下を出陣させてください
国王アルフォンス三世は、何よりも猫を愛していた。
お気に入りの白猫ミルクに侯爵位を与えたことを皮切りに、猫たちは次々と貴族になっていく。爵位には俸禄がつき、専属の侍従や料理人が置かれ、ついには猫だけのための豪華な宮殿まで建設された。
猫侯爵のための高級馬車が王都を走り、人々は道を譲って頭を下げる。貴族たちは王の寵愛を得ようと猫へ贈り物をし、やがて政策さえ猫の気まぐれで決められるようになっていった。
その一方で、国境の要塞は崩れ、兵士への俸給は滞り、人々の不満は静かに積み重なっていく。
そしてある日、北方の部族が大軍を率いて侵攻してきた。
国王は軍へ出陣を命じる。
だが将軍は剣を置き、王へ告げた。
「我々より、はるかに高い俸禄を受け取っている臣下がおります」
侯爵には甲冑を。伯爵には槍を。
この国でもっとも大切にされてきた猫たちに、国を守っていただけばよろしい――。
猫を愛しすぎた王と、それを止められなかった国が迎える、少し可笑しく、最後には笑えなくなる亡国の物語。
3
婚約破棄されたので、滅びゆく祖国を見捨てました
メル=ヴォイス聖王国――そこは、“魔力”を穢れとして忌み嫌う国。
女神の授ける神聖力のみが許された、悪きものから守られた楽園だと思われて二百年。
唯一の公爵家の令嬢クオレ・クランスヴァルドは、幼い頃に第一王子マイルズの婚約者となった。
だが七歳の時、ミスリル鉱山で行方不明になったことをきっかけに、彼女は前世の記憶を取り戻す。
かつて龍脈を守護していた古きドラゴンとしての記憶を。
その代償として莫大な魔力を宿したクオレは、この国では生きていけなくなった。
ところが、王家はクオレが不治の病 “竜皮病” に罹り容姿が変化してしまったことを責め、婚約破棄を突きつけてきた。そして、穏便に婚約を解消する代わりに、公爵領を明け渡せと。
だが、それはクオレ達にとっても望んでいた結果だった。
「かしこまりました」
婚約破棄を機に、公爵家は領民全てを連れて国を捨てた。
誰も知らなかったのだ。
公爵領の繁栄を支えていたのが龍脈であり、クオレこそがその守り手だったことを。国を魔物から守っていたのも、神聖力などではなく、龍脈だったことを。聖女の結界など、初めから存在しなかったことを。
クオレが去った日から、王国は急速に崩壊を始める。
王城はダンジョンへと変貌し、教会には魔物が溢れ、肥沃だった大地は枯れ果てる。魔力を否定し続けた国は、魔力なくして生きられない世界の理から見放されたのだ。
一方、新たな土地へ移り住んだクオレ達は、龍脈と共に新しい国づくりを始めていた。
全18話。完結まで制作済み。1日1話、朝6時に投稿します。
※表紙はAI作成しました。
4
国とかもう、いらなくね?~フェイクニュースとハッキングで国境を無くす簡単なお仕事~
アカネは日々バズるのを夢見る動画投稿者。リンは女子高生の趣味ハッカー。
二人は隠れ家でダラダラと過ごしながら、ヒミツの計画を進める。
フェイクニュースとハッキングを駆使した世界規模の国家体制の崩壊。地球から国境と戦争を無くそうとした、二人の話。
4件