ピュア小説一覧
お付き合いをし出してから半年が経過する高校生の枯木花(かれきばな)さんと加納(かのう)くん。順風満帆に見えるふたりだったが、枯木花さんは加納くんと触れるだけのキス止まりであることに悩んでいた。枯木花さんは生来から虚弱で、加納くんはいつもそれを気にかけてくれている。加納くんが「次」へ進む気になれないのは、自分の虚弱体質のせいかと悩む枯木花さんは、自宅の庭にある「願いを叶えてくれる蔵」に入ってみた。「蔵」のいわれなど信じていなかった枯木花さんだったが、しかしなぜか「願い」とは正反対に加納くんの態度がぎこちなくなってしまう。―― 一方、加納くんは近ごろ頻繁に見る「よくない夢」に悩まされていて……。
※夢の中かつ夢を見ている当人に不本意な形ですが、不同意の行為の表現(地の文のみ・具体的な描写なし)が含まれています。作者にはそういった行為を礼賛・推奨・助長する意図は一切ありません。あらかじめご留意ください。
※他投稿サイトにも掲載。
文字数 6,917
最終更新日 2023.12.02
登録日 2023.11.27
中学一年生の白石ツバサは、部活見学の時にソフトテニス部のコートでキラキラ輝いていた二年生・王寺先輩に一目惚れ。友達の春と共にテニス部に入部することに。
偶然龍之介が大のお菓子好きで「お菓子作りが得意な家庭的な子がタイプ」という話を耳にして、自分とは正反対のタイプだと落ち込む。
そんな時、ひょんなことから最近越してきたお隣さんが、同じクラスのクールなイケメン甘崎君であることが判明。
なんと彼には弟が四人いて、他界した母と忙しい父の為に、家事を一手に担う「オカン男子」だったのだ。クラスでのクールで真面目な姿とは全く違うエプロン姿の彼に初めは驚くツバサだったが、何かと世話をやく真白と徐々に距離を縮めていき……。
文字数 49,051
最終更新日 2023.08.02
登録日 2023.07.30
引っ込み思案で自分に自信のない津島芽衣子(17)。ある日、好きな男の子が「ボブヘアってふわふわしててかわいいと思う」と話しているのを聞き…?
シャイ×鈍感 とその周りの友人たちの高校最後の1年のお話。
*それぞれの登場人物とヒロインの関わりを丁寧にかいていきたいと思っています。ですので最初は特にヒロインの恋がなかなか進まないこともあると思いますが、温かい目で読んでいただけると嬉しいです。
2020/1/10
お気に入り、しおりありがとうございます!とっても嬉しいです。
文字数 36,760
最終更新日 2022.06.01
登録日 2020.01.04
文学好きの女子と男子がインターネットの趣味の交流サイトで知り合い意気投合。SNSを通して文学的な表現でのメッセージのやり取りを通して行く。次第に絆を深め、実際に会ってみたくなるも……
全てにおいて優秀過ぎる双子の妹と比較され、自己肯定感の低い女子と。生まれながらにして並外れて優れた容姿と能力の為、周りから持て囃され過ぎて人間不信となってしまった男子。二人の不器用で純粋な恋の物語。
※pixivにも掲載しています。
※軽い感じの短編です。深く考えずサラリと流して楽しめる方向けです。
※手紙形式の短編で表現してみる練習としてあげてみました、まだまだ要練習です。
文字数 4,045
最終更新日 2022.11.21
登録日 2022.11.21
完結しました。ピュアな高校の同級生同士。友達以上恋人未満な関係。
人付き合いが苦手な仲谷皇祐(なかたにこうすけ)は、誰かといるよりも一人でいる方が楽だった。
高校に入学後もそれは同じだったが、購買部の限定パンを巡ってクラスメートの一人小此木敦貴(おこのぎあつき)に懐かれてしまう。
一人でいたいのに、強引に誘われて敦貴と共に過ごすようになっていく。
はじめての友だちと過ごす日々は楽しいもので、だけどつまらない自分が敦貴を独占していることに申し訳なくて。それでも敦貴は友だちとして一緒にいてくれることを選んでくれた。
次第に皇祐は嬉しい気持ちとは別に違う感情が生まれていき…。
――僕は、敦貴が好きなんだ。
自分の気持ちに気づいた皇祐が選んだ道とは。
エブリスタ様にも掲載しています(完結済)
エブリスタ様にてトレンドランキング BLジャンル・日間90位
◆「第11回BL小説大賞」に参加しています。
応援していただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
ピュアな二人が大人になってからのお話も連載はじめました。よかったらこちらもどうぞ。
『迷いと絆~友情か恋愛か、親友との揺れる恋物語~』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/416124410/923802748
文字数 28,124
最終更新日 2023.10.30
登録日 2023.10.29
姫野波音(ひめの なみね)は、スポーツジムで水泳インストラクターとして働く24歳。
中学生の頃、初恋の相手である年上の少年・碧(あお)を交通事故で亡くし、それ以来好きな人ができずに過ごしていた。交際経験もなし。
ある日、スポーツジムのイベントで生徒たちと海へ行くことに。その最中、生徒の一人が沖に流されてしまい、波音は迷わず救助に向かう。しかし、生徒にライフジャケットを装着させたところで大波に襲われ、波音は水中深くへと沈み溺れてしまう。
その後、見知らぬ浜辺で波音は目を覚ます。だが、そこは元いた世界ではなく、別世界だった。
気絶した波音を発見し助けてくれたのは、『碧』と名乗る男性。波音の初恋の人と名前こそ同じだが、性格も見た目も全く違う。強引で、俺様で、時々優しい彼。波音は碧が気になって仕方がない。
異世界転移から始まる、波音の“二度目の初恋”物語。
*表紙イラストはtokarami様よりお借りしています。
文字数 77,196
最終更新日 2018.09.20
登録日 2018.09.09