真夏 小説一覧

6件
1

真夏の出来事(信号待ち)

ある真夏の出来事です。 ドキドキした話。 寝る前に読んでも怖くない話。
2

駅舎

夏の無人駅で、旅のスケジュールを詰め込みすぎた私は、上下線の見間違いで電車に乗り遅れてしまった。次の電車まで1時間。蒸し暑い待合室で時間を潰していると、白いポロシャツを着た巨漢の男性が現れる。彼も電車に乗り遅れたらしく、大きな体を揺らしながら同じ独り言を吐いた。男性は移動する本屋を営んでおり、夢の中で出会った「理想の本」を探し続けているという。やがて軽トラックで呼びに来た知り合いに連れられ、男性は去っていった。駅舎に再び訪れた静寂の中で、私は湿ったページの本をめくりながら思う——どこかにあるはずの理想に、私はいつか出会えるのだろうか。短い夏の午後、無人駅で交差した二人の「探し人」の物語。
3
4
5

旅 _ air girl _ 人

 透明少女。  それはその街の、地元の、一部の、女の子しか知らない女の子。夏休みの間にしか会えず、誰もあったことのないという少女。そんな蜃気楼のような噂。  街から街へと仕事を探しながら、バスに乗って旅をしている青宿悠人(あおやどひさと)。しかし仕事は見つからず、空腹が限界となりなけなしの金でラーメンを注文。そこでバスの少女と再開し、ある噂に逢会した。それが透明少女。  無職の青宿は、隣街の方が大きいと聞き、仕事を探しにあるき出すが…………街から出られない。  青宿は噂が流れる学校に通っているラーメン屋の看板少女「戀風祈鈴」と戀風の超過保護友人「神北水桜」クラスメイト「伊吹海星」「桜坂六合東」と共に謎解明のため行動を始める。
6

【短編連載】吸血鬼さん鍋を食べる

 これは本編の時系列とはそこまで関係ありません。  吸血鬼さんこと、ルーナ・A・龍ヶ崎は夏休みのある日、友達と鍋を食べることになった。  こんなに暑い日なのに、猛暑で熱中症警報が出てるのに、自宅でしかも私の家で鍋? マジで言ってますか。  あまり乗り気ではないらしいルーナは鍋を囲んで箸で突っつく。
6件