「ミンミン」の検索結果

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恋愛 連載中 短編
ミーンミンミンミーーーーーーン これはとても暑い夏の物語 ある男の子と女の子が 出会うお話
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小説 184,873 位 / 184,873件 恋愛 56,185 位 / 56,185件
文字数 474 最終更新日 2017.08.30 登録日 2017.08.30
ファンタジー 完結 ショートショート
ミーンミンミンミンミン 俺は森戸幸。 築22年のアパートで一人暮らし をしている大学3年の男だ。 ある日。バイトから帰宅して 一息ついていると、 ピンポーン 電子音が響いた。 (誰だこんな時間に。。) 「はい、どちら様?」(ガチャ) ドアを開けた途端、 「アタシアタシ!」と言って 見覚えのない女性が 駆け込んできた。 (どこかで会ったっけな?) そんなことを考えている暇ではない。 「いやいや、ちょっと待って下さい!」 制止するようなジェスチャーをすると、 「入っちゃダメ?」 瞳を潤ませた彼女を見て、 見事に俺の良心は痛んだ。 それに、彼女は怪我をしていた。 よく見ると膝を擦り剥いていて、 見た目はとても痛々しい。 偶然、俺も転んだばかりで 他人事とは思えなかった。 という訳で、手当のために 一時的に家に上げることにした。
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小説 184,873 位 / 184,873件 ファンタジー 42,488 位 / 42,488件
文字数 5,536 最終更新日 2022.07.23 登録日 2022.05.01
恋愛 連載中 長編 R18
それはいつもの風物詩で、少女はいつも春を断ち切っていた。 『時坂亜矢さん、貴女の事が好きです!』 『──ごめんなさい』 そう言って断ったのは何度目か…もうかれこれ10年になる。幼馴染みの彼の一途な想い…出来れば少女も『答えたかった』。 …そうしにければ彼を、大切な男の子を守れない──。 「お帰りなさい、亜矢。さあ、いつものように可愛がってあげようね♡」 「………っ、はい…お父さん」 震える手で父の寝室で服を、下着を脱いでいく…。 この父から。 守れるのは私だけだから…。 ミーンミンミンミーンッ──… ミーンミンミンミーンッ──… ミーンミンミンミーンッ──… セミの鳴き声が嫌に耳にリフレインした。 畳の上の万年床、脱ぎ散らかした高校の制服、靴下、黒地に紫揚羽蝶の紐パンティー、揃いのブラジャー…その上に父のトランクスが置かれた。 敷き布団の上に押し倒された少女は──感情を置き去りに静かに哭いていた。 これは退廃的な関係を強いられる少女を救い出す物語────なのかもしれない。
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小説 184,873 位 / 184,873件 恋愛 56,185 位 / 56,185件
文字数 11,754 最終更新日 2023.06.26 登録日 2022.07.22
「あなたの寿命は1日です。」 その言葉で私は知った。明日、私は死ぬのだと。 まだ何も心の準備ができていない。 まだ先生が言っていることが嘘なのではないかとすら思っている。 この短すぎる命のためにも、この日だけは外出の許可が出された。 ジリジリと地面から感じる熱い陽炎、ミンミンとうるさい蝉の鳴き声、公園でキャーキャーと奇声を上げながら走り回る子供たち、なんでもない日常が私の周りに飛び交っている。 でもこの景色が私にとっては久しぶりの光景だった。 まだ明日死ぬという実感が湧いてこない私は、帰り道にある松崎神社に寄ることにした。 病院から10分ほど歩いてやっとその神社に着いた。 この空気、日差し、匂い、音、全てが私にとって懐かしい思いをさせてくれる。      子供の頃、一番仲の深かった友達の町山くんとよくこの神社に遊びに来ていたことを思い出す。  そういえば、町山くんは今どこで何をしているのだろうか。高校受験に失敗した僕は中学卒業以来、町山くんとは一回も会っていない。会っていないどころか共通の友達との会話の話題にすらならなかった。  でも、今となってはただただ会いたい。あんなことやこんなことを一日中話したい。でも、私にはそんなことすらできない。なぜなら、明日私は死んでしまうから。  そんなことを考えていると、死ぬのが少し嫌になってきた。
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小説 184,873 位 / 184,873件 ファンタジー 42,488 位 / 42,488件
文字数 567 最終更新日 2022.05.20 登録日 2022.05.20
SF 連載中 長編
1話 ミーン。ミーンミンミンミン。 8月31日。夏の終わり。 カーテンを締切、PCモニターの明かりだけが灯る部屋で机に座りFPSに没頭する 夢咲 信也 16歳。 死ねゴミ共 カチャカチャ 何奴も此奴も芋りやがって…! ヤバっ…!! チッ! カス。 撃ち殺された自身のアバターをに向かい舌打ちし、背もたれに全身を委ね天井を見上げる。 3秒程たち傍らに置いてあるスマホを手に取り時刻を確認する。 AM4:35 もう朝か。そりゃ腹も減るわな。 キィッー。高い音を出すゲーミングチェアーから約10時間ぶりに二足歩行を行う。 コンビニ行こ…。 PC画面をつけたままジャージ姿で部屋を出る。 軽く買い物をし足早に店を出る。 足を止め薄暗い空を見上げ呟く信也 何時から…こんな人生になったんだろう 子供の頃は楽しかったな… 信也! 後ろから透明感が有るが甘い声が静寂に満ちた歩道に響き渡る。 …っ! 肩をすくめ驚き、声のする方へ目を向ける信也。 そこには胸元まである黒髪に白のTシャツ、水色の短パン姿と、とてもラスな格好の女の子が後ろに手を組み立っていた。 3秒程時間がたっただろうか。 ただ生きていたら何とも感じない短い時間だが、信也には走馬灯の様に様々な記憶が交錯し10分は静寂を取り戻したように感じていた。 ゆっくり口を開く女の子。 久しぶりだね…! 信也! これでもかと目を見開く。 と同時に身体に力が入らなく成り視野が狭まり色彩が失われ倒れていると実感しながら目の前が空に向かって行く。 目の前が真っ暗に成り意識を失う。 俺はこの聞き慣れた声を覚えている。 まだ俺がちゃんと人をしていた時代の記憶…。 9年前 信也は小学2年生。 夏休み前に引越し9月1日夏休み明けで新しい小学校に転校していた。 今日から新しいクラスの仲間になる夢咲信也君です。 ぱちぱちぱちぱち。 担任の先生の紹介で頭を軽く下げ誘導された席へと向かう信也。 作業とかした拍手と好奇の目に苛まれながらも席に着き座る。 はい!では、授業を始めます。 教科書の… 帰りの会が終わり教科書をランドセルに終い帰り支度を進めていると、前に座っていた女の子が後ろを振り向き椅子の背もたれに片手を着き無垢な笑顔で話しかけてくる。 信也君ってどこに住んでるのっ? えっ。7丁目… そうなのっ!? 私もだよっ! じゃ!一緒に帰ろ! 立ち上がり信也の机に両手を押し当て前かがみで話しかける。 えっ…あっいいよ…。 斜め下を向いて問に答える。 本当?!やった!! 私ね!結衣って言うのっ! 今日からよろしくねっ!! その声は透明感が有りとても甘い声をしていた。
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小説 184,873 位 / 184,873件 SF 5,122 位 / 5,122件
文字数 1,538 最終更新日 2021.09.04 登録日 2021.09.04
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