「教養がない」の検索結果
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私はサラ・ブロック。伯爵令嬢だ。
母親から受け継いだ清楚な美貌のせいで、いつも従順さを期待される。
だけど、ただお飾りのように男の財産として生きる人生なんてつまらない。
「男に生まれていたら、国のために領土拡大しまくったのに」
そんなわけで、私はこの度イェーリス卿から婚約破棄を言い渡された。
粗暴、教養がない、妹を虐めるという汚点コンボを叩きつけられたのだ。
「ふんっ。馬鹿にしないでよね」
噂は瞬く間に広がり、社交界ですっかり相手にされなくなってしまった。
父親や親戚に迷惑をかけたのはまずかった。
なんとか名誉挽回を……と思っていた時、彼が現れた。
「サラ・ブロック。私の妻になってほしい」
ギルベルト公爵オリヴァー・ヤン・フェダーク。
生まれつきの痣を隠し、決して素顔を見せないという、あの。
「仮面の公爵様!?」
興奮して叫ぶ私に、彼は微笑んでこう言った。
「その強さ、気に入った」
差し出される手を握り、私の胸は熱く踊った。
この時はまだ、彼の本当の秘密を知りもしなかった。
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(※他「エブリスタ」様に投稿)
〇2020/9/20、サラの娘たちの物語を連載スタートしました!
それぞれカラーが違い、単発でもお読み頂けます。ご覧頂けましたら幸いです。
長女アン『あなたを守りたい ~婚約破棄でも男装して追いかけて、王妃ルートに乗りました~』
次女セリーヌ『あなたを縛りたい ~絶世の美女ですが脳筋王を転がして、王妃ルートに乗りました~』
三女ソフィア『あなたにはもう騙されない ~オレ様に恋した小悪魔炸裂な姫ですが、王妃ルートに乗りました~』
文字数 16,075
最終更新日 2020.09.13
登録日 2020.09.05
ミルスカ帝国は講和条約を破棄し、最後の大戦を仕掛けた。
そして対同盟軍が勝利し、再度、講和のための政略結婚が持たれる。
ミルスカは帝政を廃し、トラウゴットの属国となった。
新国王ダミアンは、裏切り者だ。
「俺を殺しにきたな、ソフィア」
「いいえ。でも、あなたを苦しめるためなら私はどんな事だって致します」
あの破られた講和条約──私たちは平和の象徴となるはずだった。
大人たちが戦争をやめると信じ、幼い私たちは綺麗な恋をしていたのに。
「私たちに刃を向けたあなたには、極上の地獄をお返しするわ」
「お前が望むなら骨を砕かれ火炙りにもされよう。ただ、寂しくて泣く覚悟があるのなら」
悪びれもせず言い放った元許嫁のダミアンを、私はまだ愛している。
愛しているから、憎い。憎い、憎い……!
「この血を絞り出せば、お前はもう一度俺を愛してくれるのか……!?」
そう、私たちは深く愛しあっている。
だから、憎悪の渦に呑み込まれていく。
そして支配国トラウゴットから嫁いだ私、王妃ソフィアの暗殺計画が動き出した。
♡気高い姫君とオレ様国王の命懸け復縁ラブストーリー♡
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※『仮面の公爵様と悪役令嬢 ~教養がないと婚約破棄されましたが、王妃ルートに乗りました~』主人公サラの、三女ソフィアが運命の愛憎劇に悶えます。
※この物語だけでお読み頂けます。もしご興味を持って頂けましたら、ソフィアの両親の物語『仮面の公爵様~』をご覧いただけますと幸いです。
文字数 9,462
最終更新日 2020.09.29
登録日 2020.09.21
ミルスカ帝国の猛攻から亡命してきた小国バレクの王子カミーユ。
私は彼と兄妹のように育ち、許嫁でもあった。
「アン、君との婚約を正式に破棄するよ。さよなら」
「……カミーユ」
優しくて誠実なカミーユは、私の全てだったのに。
ずっとずっと彼と一緒に生きて、彼を支えていくと思っていたのに。
国を立て直すため帰国するカミーユは私を捨てた。
「……馬鹿にしてもらっては困る」
私とカミーユはひとつ。
私は長い髪を切り落とし、少年兵に扮して彼の船に乗り込んだ。
「君がいてよかったって、言わせてやるわ」
だって私は、カミーユがいなければ生きていけないのだから。
彼無しの人生なんて意味がない。
♡男装の姫君と温厚王子の航海ラブストーリー♡
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※『仮面の公爵様と悪役令嬢 ~教養がないと婚約破棄されましたが、王妃ルートに乗りました~』主人公サラの、長女アンが運命の恋に命をかけます。
※この物語だけでお読み頂けます。もしご興味を持って頂けましたら、アンの両親の物語『仮面の公爵様~』をご覧いただけますと幸いです。
文字数 9,758
最終更新日 2020.09.25
登録日 2020.09.20
猛攻するミルスカ帝国がどうしても墜とせない軍事国メムノドロス。
同盟のため脳筋王に嫁ぐ事になった私セリーヌは、もったいないくらいの美女だ。
「おおおッ! 美人だ!!」
「今夜、私に指一本でも触れたら──殺します」
母方からは美貌を、父方からは知性を受け継いでいる。
それに脳筋の扱い方なら、充分、心得ている。
二王制からなるメムノドロスの若き王バルドメロは、逞しい美丈夫。
そして最強の戦士……素敵すぎる!!
「セリーヌ! 今日も美人だな! ツンとしていても素敵だ!」
「指一本でも私に触れたら──」
色に溺れさせてはせっかくの脳筋が鈍るから、飴と鞭が必要。
私はこの燃えるような恋心をひた隠し、メムノドロスの軍隊を掌握してみせる。
打倒、ミルスカ帝国!!
♡燃える才女と脳筋王のほのぼのラブストーリー♡
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※『仮面の公爵様と悪役令嬢 ~教養がないと婚約破棄されましたが、王妃ルートに乗りました~』主人公サラの、次女セリーヌが運命の筋肉に萌えます。
※この物語だけでお読み頂けます。もしご興味を持って頂けましたら、セリーヌの両親の物語『仮面の公爵様~』をご覧いただけますと幸いです。
文字数 7,943
最終更新日 2020.09.28
登録日 2020.09.20
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