「押さえる」の検索結果

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駿河敦彦(するがあつひこ)18歳は頭を抱え病んでいた。 「なぜ、どうして僕だけにはないんだよ?」 他の人には当たり前にある、あるものが敦彦にはない。 長い爪を立てて押さえる頭、額にあるもの。彼らの種族の象徴ともいえる大事なもの。 角。鬼の角だ。 敦彦も、他の皆も、この世界に存在するヒトの形をした種族は全員が鬼。 人間は絶滅した。 欲に溺れ狂う、他種族に害をなす人間は鬼によって滅ぼされた。 はずだった。 鬼が突然、人間のように欲に溺れ狂ってしまう病気”人化病”にかかると元に戻ることはない。 殺すしかない。 忌み嫌われる人間。そんな、人間のように角のない敦彦は。 幼なじみの女鬼、市之瀬和紗(いちのせかずさ)と父親に背中を押されある決意をする。 和紗が、父上が僕を鬼だと証明してくれる。なら僕は僕なりに生きよう。 和紗が幸せに生きていけるように支え、守ろう、と。 人間の居ない世界で、鬼は人間の復活と戦う。
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小説 185,602 位 / 185,602件 ファンタジー 42,696 位 / 42,696件
文字数 34,804 最終更新日 2020.04.16 登録日 2020.02.07
手首のところを逆の手の指でむにゅっと押さえると手首に玉みたいなのが浮き出てくる     その数には個人差があるらしく、その数と将来の子供の数が比例するという噂が教室の中で飛び交い、一人一人みてまわる女の子が現れたことがあった
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小説 185,602 位 / 185,602件 エッセイ・ノンフィクション 7,842 位 / 7,842件
文字数 834 最終更新日 2020.10.23 登録日 2020.10.23
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品) 死の間際、陰陽師の師が「そちの出自のことを知りたくば、江戸の智徳殿にお会いするのだ」という言葉と江戸へ向かえというせりふを遺したために京を旅立つ伊左衛門。  江戸について早々、“狐憑き”の女性に遭遇し老女に襲いかかろうとするのを取り押さえる。彼女は大店の内儀であり成り行きから“治療(じょれい)”をすることになる、彼の除霊は、後世いう心理療法のことだった――
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小説 185,602 位 / 185,602件 歴史・時代 2,386 位 / 2,386件
文字数 78,834 最終更新日 2024.05.29 登録日 2024.05.28
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