「歯」の検索結果
全体で1,325件見つかりました。
「世界を救ったあとの話を、誰が書くだろう。」
――最強エルフと転生少女の、静かなスローライフ。
世界を揺るがした戦いが終わり、
ウエスの森の丸太小屋には、再び穏やかな日常が戻ってきた。
転生九十九回目のエルフ・フィーネと、
転生一回目の少女・リリィ。
神竜、女神、精霊神、ドリアード、そして猫耳の少女。
少し不思議で、どこか賑やかな“家族”は、
今日ものんびりとした時間を過ごしている。
しかし、その静けさは長くは続かなかった。
ある日、森の奥から現れた一人の放浪者――
それは、かつて世界に名を轟かせた伝説の魔王ミカエルだった。
帰る場所を失い、長い彷徨の末に辿り着いた丸太小屋。
思いがけず始まる、魔王との共同生活。
一方で、
フィーネの中には消えきらない“声”が残り続けていた。
三司祭メルティナの残滓。
世界のどこかで蠢く不穏な影。
国々の緊張と、静かに進む運命の歯車。
「この“のんびり”が、少しでも長く続きますように」
そう願いながら、
彼女たちは今日も紅茶を淹れ、食卓を囲む。
――だが、世界は決して放っておいてはくれない。
平穏な日常の裏で、
新たな因縁と選択が、静かに動き始めていた。
これは、戦いの後を生きる者たちが、
それでも“暮らすこと”を選び続ける物語。
文字数 67,627
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.02.06
御厩透嗣(みまやとうじ)が目を覚ましたのは、九州北部の山中に建つ私立精神療養施設――胎生心理研究院だった。
自分の名前は分かる。
だが、年齢も、職業も、家族の顔も思い出せない。
記憶の中に残っているのは、たった一人の女だけだった。
廻谷まひる(めぐりやまひる)。
夏の海辺で笑ったこと。
古い映画館で手を握ったこと。
二人きりで結婚を約束したこと。
そして婚礼の夜、真昼の細い首を、自分の両手で絞めたこと。
透嗣を担当する精神科医・薬師鼎(やくしかなえ)は、まひるという女性は存在しないと告げる。警察にも戸籍にも、彼女の記録はない。透嗣が抱いている恋愛と殺人の記憶は、長期昏睡と精神的外傷によって作り出された妄想だという。
しかし研究院の夜には、まひるの声がする。
閉ざされた窓の外から、壁の内側から、使われていない院内電話から。
「早く思い出して。
あなたが私を殺す前に」
病棟で出会った少女・終夜水琴(しゅうやみこと)は、自らを「まひるになり損ねた九番目」と名乗る。
水琴は透嗣を、ある日は兄と呼び、ある日は夫と呼び、別の日には父親と呼ぶ。そして透嗣の顔を見つめるたび、懐かしそうに言う。
「また若くなったのね」
研究院の旧病棟には、明治末期から現代までに撮影された患者写真が残されていた。
時代も名前も異なる男たち。
だが、全員が透嗣と同じ顔をしている。
その男たちの隣には、必ず一人の女が写っていた。
廻谷まひると同じ顔をした女。
彼らがたどり着いたのは、透嗣の祖父とされる精神医学者・御厩胎一郎(みまやたいいちろう)が提唱した、異様な学説だった。
胎恋遺伝説。
恋愛感情は、個人の経験から生まれるものではない。強烈な愛情や執着、嫉妬、殺意は生殖細胞に刻まれ、胎児へ受け継がれる。
特定の物語、匂い、音、顔を、母体を通じて胎児へ与え続ければ、生まれた子供に「特定の人間を愛する心」を作ることができる。
透嗣とまひるは運命の恋人なのではない。
何世代にもわたる実験によって、互いを愛するよう作られた男女なのかもしれない。
やがて透嗣は、研究院地下に保存された婚礼事件の記録を発見する。
過去百年の間に、何人もの花嫁が婚礼の前後に殺害されていた。
一人目からは髪。
二人目からは歯。
三人目からは舌。
その後も、眼球、皮膚、声帯、子宮が失われている。
それらは猟奇殺人の戦利品ではなかった。
歴代の花嫁たちから身体と記憶を集め、一人の完全な「廻谷まひる」を作るための部品だった。
二人の愛は、どこまでが実験なのか。
植え付けられた愛は、偽物なのか。
誰かに作られた感情であっても、失う苦しみまで偽物と呼べるのか───。
文字数 32,914
最終更新日 2026.08.11
登録日 2026.08.11
汚いものに蓋をしても、決してなかったことにはならない。そう思いながらも、死体に土をかぶせ続けた。
大学二年生の小山内(おさない)は資産家の箱入り娘である魚住(うおずみ)を殺害しようと目論んでいた。着々と準備を進めていく中で、魚住から大学一年生のカメラ女子、久保田を紹介されたことをきっかけに、徐々に計画の歯車が狂い始めていく。廃墟でのポートレート撮影を通じ、久保田との情事を重ねた末に、小山内に訪れた結末とは。
殺人と承認欲求、SNSの闇を描いたクライムサスペンス。
一昨年の文学フリマに出展した「HAUNT 廃墟短編集」に収録したものです。
紙の本はこちらから↓ BOOTH(https://booth.pm/ja/items/2528553 )
文字数 46,677
最終更新日 2022.06.30
登録日 2022.06.23
…光。安っぽくて、まぶしすぎる白い光。
それが全ての始まりだった――異世界召喚。
ハーレム? 英雄讃歌? 愚かな幻想は、血と泥と裏切りで塗りつぶされた。
名前はシオン・ブラックソーン。
臆病で、無力で、声すら上げられぬ雑草。異世界でもそれは変わらなかった。
手の甲に脈打つ勇者の紋章は、嘲笑の焼印でしかない。
王都オーレオンの喧噪は遠く、貴族の冷笑、兵士の侮蔑、民衆の好奇の視線――全てが皮膚を針で刺す。
ここはRPGではない。
痛みも死も、全てがリアルすぎる。
約束した緑の森は、永遠に幻のままだ。
なぜ、あの時? なぜ、俺の目の前で?
漆黒の馬車。引き裂かれるような悲鳴。白いワンピースが、赤く、赤く、汚れていく。
俺はただ、地に這い、指を噛み切り、声を失った。ガーヴィンの冷たい視線。レオナ王女の、天使のような笑顔の裏にある、底知れぬ闇。
十字架。
木の棘が肉を抉る。鉄釘が手首を貫く。
王都の石畳を、裸の傷だらけの体で引きずられる。
埃と唾と石。
「裏切り者!」「魔族の手先!」「神への冒涜者!」
群衆の憎悪が渦巻く。
歓声? 罵声? 全てが耳の中で歪む。
空は、なぜこんなに青い?
栄光尖塔の白亜の塔身が、なぜ輝いている?
…これが、勇者? これが、救世主? お前たちが、望んだ世界か?
死。
それは終わりではなかった。
魂が引きちぎられる苦痛。闇。そして、獣の咆哮が、喉の奥から沸き上がる。
目が開く。毛皮。鋭い爪。異形の肉体。
荒野の風が、新しい傷跡(古い傷は消えない)をひりひりと撫でる。
部族の同胞たち。鈍い温もり。僅かな安らぎ。
…それすら、奪われた。
「邪魔だ、魔物どもが」。
笑い声。まだ温かい肉塊。引き抜かれた牙。金歯が、ガチャリと袋に放り込まれる音。
俺は、またしても、隠れ、震え、何もできなかったのか? …なぜ、生きるものは、互いに喰らい合う? なぜ、弱きものは、踏み躙られる?
…見ろ。
貴族街が燃え上がる。絹の衣装が、脂の塊と化して溶ける。黄金の装飾が、哀れな塊に変わる。
逃げ惑う影。絶叫。肉の焦げる匂い。
かつて俺を唾で汚した広場は、今、炎と恐怖で満ちている。
そして、お前の番だ。
栄光尖塔――偽りの光の柱よ。
大地が呻く。業火は王都を舐め、栄光の尖塔は崩れ落ちる。
灰と炎の舞う廃墟の頂で、俺は立つ。
魔狼の巨躯は、まだ血と硝煙の匂いを纏う。
非勇者は今、己が刃と業と問いかける
文字数 108,497
最終更新日 2025.08.24
登録日 2025.08.09
風を失った都市で、世界はゆっくりと止まりつつあった。
蒸気と歯車が支配する灰色の街で、青年・イオリは亡き祖父が追い求めた
“世界の音”の謎に触れる。地下鉄道跡で出会った小さな火のアーティファクト──
熾天歯車《Ignis Gear》。それは四元素のひとつであり、
失われた風へと繋がる最初の欠片だった。
イオリは静かな感性で世界の歪みに耳を澄ませながら、
火・水・地・風という四つの“記憶”を辿る旅に出る。
停止した世界に再び風を呼び戻すために。
スチームパンクと幻想が交差する、静謐で切ない長編シリーズ。
イオリが聴く微かな音に、あなたもそっと耳を傾けてほしい。
文字数 260,438
最終更新日 2026.09.23
登録日 2026.02.15
「ああ、ゾーイ。愛しているよ。願わくば君の世界が俺だけでありますように」
最愛の人に深く愛されて、幸せなはずなのに。
同時に息苦しさも感じてしまう。
ゾーイは常々思っていた。
息ができなければ、誰も生きられない、と。
「だからわからせるの!ルーカスに!重たい愛を!」
こうしてゾーイ・アシュレイ伯爵令嬢による、わからせ作戦が幕を上げた…。
果たして、ゾーイの婚約者、ルーカス・ヴァレンタイン次期公爵はゾーイによってわからされてしまうのか?
婚約者を愛しすぎている次期公爵
VS
わからせたい伯爵令嬢
目には目を!歯には歯を!重たい愛には重たい愛を!
ヤンデレ?ラブコメ!開幕!
*****
短編です!
全5話で終わる予定です!
ヤンデレのいるラブコメです!
毎度の如く男が大変重いです。
苦手な方はご注意ください。
よろしくお願いします!
文字数 16,629
最終更新日 2026.04.11
登録日 2026.04.11
息長(おきなが)筋の皇女の忍坂姫(おしさかのひめ)は今年15歳になった。
だがまだ嫁ぎ先が決まっていないのを懸念していた父の稚野毛皇子(わかぬけのおうじ)は、彼女の夫を雄朝津間皇子(おあさづまのおうじ)にと考える。
また大和では去来穂別大王(いざほわけのおおきみ)が病で崩御し、弟の瑞歯別皇子(みずはわけのおうじ)が新たに大王として即位する事になった。
忍坂姫と雄朝津間皇子の婚姻の話しは、稚野毛皇子と瑞歯別大王との間で進められていたが、その事を知った雄朝津間皇子はこの婚姻に反対する。
そんな事になっているとは知らずに、忍坂姫は大王の指示で、雄朝津間皇子に会いに行く事になった。
忍坂姫一行が皇子の元へと向かっている最中、彼女達は盗賊に襲われてしまう。
それを助けたのが、1人の見知らぬ青年だった。
そして宮にて対面した雄朝津間皇子は、何と彼女を盗賊から救ってくれたあの青年だった。
母親から譲り受けた【見えないものを映す鏡】とは?
この不思議な鏡の導きによって、彼女はどんな真実を知ることになるのだろうか。
前作『大和の風を感じて~運命に導かれた少女~』の続編にあたる日本古代ファンタジーの、大和3部作シリーズ第2弾。
《この小説では、テーマにそった物があります。》
★運命に導く勾玉の首飾り★
大和の風を感じて~運命に導かれた少女~
【大和3部作シリーズ第1弾】
★見えないものを映す鏡★
大和の風を感じて2〜花の舞姫〜
【大和3部作シリーズ第2弾】
★災いごとを断ち切る剣★
大和の風を感じて3〜泡沫の恋衣〜
【大和3部作シリーズ第3弾】
☆また表紙のイラストは小説の最後のページにも置いてます。
☆ご連絡とお詫び☆
2021年10月19日現在
今まで大王や皇子の妻を后と表記してましたが、これを后と妃に別けようと思います。
◎后→大王の正室でかつ皇女(一部の例外を除いて)
◎妃→第2位の妻もしくは、皇女以外の妻(豪族出身)
※小説内の会話は原則、妃にたいと思います。
これから少しずつ訂正していきます。
ご迷惑をお掛けして、申し訳ありません。m(_ _)m
文字数 123,380
最終更新日 2021.08.16
登録日 2021.07.13
2分ですべてを忘れる男・森過雨。
紙とペンだけが、彼を現実に繋ぎ止める唯一の手段だった。
担当医の双葉は、強烈な「殺人予感」に苛まれながら、彼に「彼は敵じゃない」と書かせようとする。
しかし、ペンは途中で切れ、紙には「彼は敵」の文字だけが残された。
その瞬間、歯車は逆回転を始める。
全編が時間を遡る逆構成で綴る、戦慄の心理サスペンス。
文字数 1,490
最終更新日 2026.05.13
登録日 2026.05.13
「精霊に嫌われた」エルフと「聖霊に愛された」エルフの物語。
生まれた時に守護精霊の加護を受けられなかった男エルフの『ミスティ』。エルフなら当たり前のように見える精霊の姿も見えず、声も聞こえない『ミスティ』は村人から『無(ニクス)』と嘲られ、村ではぞんざいな扱いを受けて生きてきた。
そして「聖霊に愛された」エルフの女の子『ルーミィ』の命を救った事から、運命の歯車が回り始める。
「みんなが嘲るのは当然さ。だって、僕は『無(ニクス)』だから」
「大丈夫、私はずっと味方だよ。ミスティおにーちゃん♪」
なぜ『ミスティ』は「精霊に嫌われている」のか。それは物語が進むにつれて明らかになっていくと同時に、過酷な運命が『ミスティ』を翻弄する。
全てを諦めてしまった『ミスティ』と、明るさと天賦の才で彼を支える健気な女の子『ルーミィ』との幻想世界英雄譚。運命に翻弄される二人の物語を、一緒に楽しんで頂けたら幸いです。
前作で応援してくださった皆様ありがとうございます。
スローペースになると思いますが、連載していきますので、宜しくお願い致します。
文字数 75,437
最終更新日 2020.04.27
登録日 2020.04.12
ギリシャ神話の神々を名乗る集団が日本各地にダンジョンを生成。
放置していてはじわじわとそのダンジョンは広がって行き、対処する手段は攻略してボスを倒す事だけ。
しかし、自衛隊なんかじゃ歯が立たず、銃火器による武装をした米軍も返り討ちに。
そんな時、『大和コーポレーション』の謎多き女社長≪HIMIKO≫が立ち上がった。
なんと、≪HIMIKO≫はダンジョンを攻略する様子を生配信している! しかもV体の姿で!
そして、人々は前例に倣う。
皆≪HIMIKO≫に憧れて、ダンジョンが発生した際にはドローンを飛ばして配信するのが通例となっていた。
つまり、今はダンジョン配信が大ブームなのだ。
スマートフォンアプリ『MAGATAMA』と『KAMIGAKARI』を使ってヴァーチャルアバターの鎧を纏い、スマートフォンを武器として、ギリシャの神々からの侵攻を防ぐ為に、戦い続けている。
文字数 6,779
最終更新日 2023.10.04
登録日 2023.10.04
当たり前の生活とは、どの様な物だろうか。
買い物をする、友達と遊ぶ、仕事をする、遊びに行く・・・色々あるだろう。
そんな当たり前の日常の中に、もう一つ常に存在し続けてしまう日常が、日本には存在した。
「毎日必ず誰かが殺人鬼に襲われる」
警察、自衛隊、国家・・・
全ての勢力を注ぐも、全く歯が立たない。
そんな殺人鬼がある日突然日本に現れ、
「当たり前の日常」と呼べる物は、全く別の物に姿を変えてしまった。
いつソレに出会ってしまうのか?
そんな恐怖に怯えながら生活を余儀なくされるのが、当たり前の日々へと変わってしまった。
対策も出来ず、打つ手無し。
そんな事許される訳がない。
いつか殺されるかも知れない恐怖の中、ただソレに従い続ける訳にはいかない。
そんな殺人鬼への強い怒りと憎しみを持ち結成された「殺人鬼確保部隊」と、殺人鬼による戦いの物語である。
文字数 869
最終更新日 2024.01.09
登録日 2024.01.09
陸に上がった魚の様に、口をパクパクさせているタクヤの姿に悍ましさを感じる私は、急かす夫の言葉に腹立たしさを感じながらも、仕方なしに乳房を口に含ませていった。
するとそれを咥え込むタクヤの口が乳房全体に、まったりと絡みつき、舌先だけが敏感な部分の先っちょをチロチロと擽っていく。
傍から見れば母乳を吸っている様にしか見えないが、咥えられた私には高度なテクニックで愛撫されてるようにしか思えない。
何も知らない夫はそんな私たちを微笑ましく見ているが、それに耐える私は全身をプルプルと震わせて、反応してはならないと、難しい数式を頭に思い描いていった。
気を抜くと声が出そうなほど上手な舌使いは何とも巧妙で、じわじわと乳首が甚振られて、私の呼吸が徐々に乱れていってるのに、それすらも気付かれてはならなかった。
私の乳首は自分の息子の口の中で、歯の無い歯茎で甘噛みをされたり、舌に乗せられて転がされたりを、淡々と繰り返されてジンジンと熱くなっている。
男性経験は夫を含めて何人かこなしているが、乳首だけで絶頂を迎えさせられた事など、私は今までの経験で一度も無い。
まるで匠の様に熟練されたタクヤの舌技は、どうにかして堪えているだけで、気を抜くといつ絶頂を迎えさせられても可笑しくないほどだった。
死に物狂いで他の事を考えて、乳首から伝わる快感から逃れようとしてるのに、タクヤの愛撫は一向に治まる気配がまるでなかった。
乳首を咥えながらニヤ付くその顔は、まるで私をあざ笑うかのようで、弱いところばかりを延々と攻め続ける舌先は、身体中を性感帯の様にじわじわと敏感にさせいく。
夫に気付かれまいと微かに息を荒げる私は、乳房を吸い続けるタクヤの姿を見て居られずに、天を見上げて大きく深呼吸を繰り返していった。
その虚ろな瞳は焦点も定まらず、何もないところを当ても無く延々と彷徨い続けている。
「清美…具合が悪いのか?…顔が真っ赤だぞ?」
今話しかけられても返答すらできないのに、夫は心配して私に声を掛けながら、その虚ろな顔をしつこく覗き込んでいく。
絶対に感じてる事を悟られたくない私は、タクヤの入念な愛撫を堪えながら、夫の言葉に答えようとその顔にゆっくりと目を向けていった。
「う、うんっ…す、少しぃ…熱があるだけだよぉ…」
上擦った私の声とトローンとした顔をする私の可笑しな様子に、夫は眉間に皺を寄せて首を傾げていく。
そんな事を言いながらも、タクヤに咥えられた乳首が今口の中で、ゆっくりと舐めまわされているとは、夫は思ってもいないだろう。
登録日 2024.04.06
アーステラに突然訪れた悲劇。宇宙人の襲来。
宇宙人達はアーステラの人類を値踏みするようにして攫っていく行為を繰り返す。
家族を引き離し、恋人を引き裂き、友人を奪い続ける。
蛮行と言うにふさわしい行為に人類も反撃を試みるがーーー
全く歯が立たぬ宇宙人達に、次第に疲弊し絶望する事しかできなくなっていた。
繰り返される宇宙人の人類に対しての蛮行。
だが、それは真実を知らないアーステラの人類側から見た一辺倒の解釈だったのだった・・・
だがーーー
宇宙人側も知らない。
この惑星には「ウーガー・S・ラブレス」と言う嫌われものと、自身を誰よりも弱い世界最弱の「魔王」と名乗る痴れ者がいる事を
文字数 30,926
最終更新日 2023.08.19
登録日 2023.07.28
文字数 1,049
最終更新日 2021.10.13
登録日 2021.10.12
考古学に代わり、物理と心理の「完全演算」で過去を解明する22世紀。一人の少年がシミュレータに打ち込んだ設定が、50万年分の人類史を狂わせた。
男の性欲に限界がなかったら、世界はどうなるのか? 22世紀の地球環境シミュレータを使った、一人の思春期男子による歴史IF実験!
50万年前のホモ・サピエンスに「1日15回射精可能」「賢者タイムなし」のチートを付与した結果、歴史の歯車は狂い始める。
条件は『男の不応期(賢者タイム)なし』『常人の5倍の精力』。
果てしない性欲を与えられた男たちは労働と闘争に狂い、史実より数万年早く文明を構築する。だがそこは、特権階級の女と性欲の薄い「賢者」たちが社会を支配し、あぶれた弱者男性が同性や獣に走る歪なディストピアだった!
文字数 31,412
最終更新日 2026.05.05
登録日 2026.05.05
王都直属の研究機関ーー
王立魔導開発研究所。
その地下深くには、存在を秘匿された禁忌の施設、
『第零研究棟』
が存在していた。
魔法の発展を名目に、多くの人々が被験者とし囚われる場所。
そこで一人の10歳の少年がとある禁忌の実験を受ける
名も持たぬその子は、研究者達の手により魔力暴走が起きてしまう。
暴走した魔力は青き炎となり研究所内を焼き尽くす。
異変に気づいた騎士や魔法団が急行するも歯が立たず、王都崩壊の危機が訪れていた。
だがそこに一人の青年が訪れた。
その名は『ルーク』
その青年は圧倒的な力で少年を鎮め、人知れず研究所から救い出した。
そして名も無き少年に
『イユキ』
という名を与える。
これは、
力になると誓った少年と
幸せにすると誓った青年の
友情と信頼の物語
〈say僕と君のためだから。〉
文字数 2,457
最終更新日 2026.06.14
登録日 2026.06.14
役に立たない会社員として振る舞っている男、角倉滝。
ブラック企業勤めなため、いくら働いても給料があがらないため貯金もない。
そんな折、目の前に女学生が男に背中を刺されようとする事件を目の当たりにする。
長滝は普通に女学生を助けたが、
油断していた所を男に刺されてしまい、意識を失いかけてしまう。
俺の人生は歯車が噛み合えばもっと上手くいっただろうにと、
嘆いた次の瞬間、世界が暗転し異世界に飛び立った。
二度目の人生は今度こそ上手くやろう、そうスローライフで!
※カクヨム、小説家になろうでも掲載しています。
文字数 36,406
最終更新日 2022.07.27
登録日 2022.07.13
【あらすじ】
幕末のある日、調子に乗り過ぎた岩倉具視は(主に公武合体とか和宮降嫁とか)、洛外へと追放される。
切歯扼腕するも、岩倉の家族は着々と岩倉村に住居を手に入れ、それを岩倉の幽居=「ねぐら」とする。
岩倉は宮中から追われたことを根に持ち……否、悶々とする日々を送り、気晴らしに謡曲を吟じる毎日であった。
ある日、岩倉の子どもたちが、岩倉に魚を供するため(岩倉の好物なので)、川へと釣りへ行く。
そこから――ある浪士との邂逅から、岩倉の幽棲――幽居暮らしが変わっていく。
【表紙画像】
「ぐったりにゃんこのホームページ」様より
文字数 7,245
最終更新日 2023.06.23
登録日 2023.06.19