「祈る」の検索結果
全体で152件見つかりました。
主人公【マサムネ】35歳は、何度も……何度も夢に見る。
過去の過ち、自分の無力さ。忘れられるはずのない、逃げてしまったあの時の記憶。
いつからかは分からない。人々は【箱庭】と呼ばれる限られた世界でしか暮らすことが出来ず。生活する為の資源を【ダンジョン】から採取し、日々生活を送っていた。
そんな人々には、生まれながらにして“才”と呼ばれる個体差が存在していた。
そしてそれを──。
“──戦う者”
“──祈る者”
“──作る者”
っと呼ばれる三種類に、人々は分類分けをした。
資源を回収できるのは、もっぱら“戦う者”と“祈る者”だけ。当然の様に格差は生まれ、お互いの関係性は悪くなる。
“作る者”のマサムネは、そんな中。心を通わせることのできる仲間を見つけ。世界を広げるべく、ダンジョン攻略に挑んでいた。
──挑んで居たのだが……。
独自の世界観が織りなすファンタジー世界で、マサムネは仲間と共に、どれだけ夢を追い続ける事が出来るのだろうか?
そしてオッサンは今日も魔剣を生み出したがらない。
文字数 81,319
最終更新日 2020.08.03
登録日 2020.06.15
文字数 4,459
最終更新日 2016.12.14
登録日 2016.12.14
迷宮都市ウルテラにはあるウワサがあった。曰く、「迷宮の中に屋台がある」というものである。場所は「迷宮内のどこか」としかわからない。だが、その屋台に行ったものは絶賛する。「あそこはオアシスだ。」と。そして、「また出会いたい。」と。ゆえに、今日も冒険者たちは祈るように迷宮へ潜る。迷宮屋台に出会うために。
/食べることが好きで、物語に食べ物の話が必ず入ってしまうので、思い切って食べることメインの話を作りました。舞台は迷宮ですが、戦闘シーンはほぼ出て来ません。1話5000字ほど。ネタを思い付いたときにだけ書くので、不定期更新です。
登録日 2015.02.17
「この世に生まれて来るべきではない命などひとつもない」
「生まれて来ない方がよい人間などひとりもいない」
ーーまったくどこのどなたが、そんな戯言抜かしやがるんでございましょう?
恐らく斯様な方々は、おぎゃあと生まれて臍の緒切られたその日から、よっぽどお幸せに生きて来なすった、世間知らずの大馬鹿野郎とお見受け致します。
そんな輩は腹が立ちます殺意が湧きます、あぁこの物の言い様、ひねくれ者の私怨にて何卒御勘弁を。
けれど斯様な方々も、誰ぞに心身魂に、人の尊厳痛めつけられ、ようやく改心なされれば。
この世に神仏なしと御心改められしことあらば。
どうぞ我々【天誅殺師】が、御用命承ります次第。
はてさてそれは、
ーー死者の「うらみすだま」でござんしょか。
ーー生者の「すくいすだま」でござんしょか。
暁に祈る巫女様の、御顔に次にとまりしは、死霊の黒蝶か生霊の白蝶か。
さすれば丁半壺振って、賭けてみましょか【天誅殺師】ーー。
⚠️本作は、前作の「天誅殺師 鴉ノ記」の続編、第2シリーズとなりますが、前作の元締め「曼陀羅院鴉」のキャラ設定を大幅に変更致しました。
名は「天狗浄眩黒羽(あめくじょうげんくろう)」に改名し、容姿、服装、性格等、変更点が多数ありますが、
「いいんだよ、細けぇこたぁ」
ーーの精神でお許し頂けると幸いです。
他のキャラと世界観は、前作とあらかた同じです。
この度、ペンネームも浅永マキから比嘉環(ひが・たまき)に変更致しましたので、改めましてよろしくお願い致します。
文字数 113,420
最終更新日 2024.05.31
登録日 2023.04.14
印道導《いんどうみちびき》は、天国道《てんごくどう》で死人の声を伝達する役目をしている。
何時も、誰かの大切な人に最後の伝えられなかった言葉を届ける。
毎日、その仕事をしながら祈りを捧げている。
文字数 1,947
最終更新日 2023.06.13
登録日 2023.06.13
イリヤの王女、リリィはお城の中の平凡な暮らしに飽き飽きしていた。冷淡な母親の仕打ちに耐え、素敵な王子さまがやってくるように祈るだけの日々。いつこのお城から出られるのだろう?
ところが、隣国エイダとの戦争が始まった時から、リリィの運命は不吉なものへと変わってゆく。父王は戦争から戻らず、リリィは隣国の王、エズラと結婚しなければならなくなる。しかも、その王は残酷極まりないことで有名だった。イリヤの王女は祖国への愛と、一女性としての夫への愛に揺れ動いてゆく……
文字数 18,955
最終更新日 2024.06.01
登録日 2024.03.22