「い」の検索結果
全体で239,328件見つかりました。
ある女の切ない気持ちを描いた話
忘れないといけない男の存在を、自分の心臓部だと捉えて愛しくもあり離すには切なすぎる葛藤をユーモラスに映したハッピーエンドの人生物語。はたして、ハッピーなのでしょうか?!
文字数 739
最終更新日 2025.08.21
登録日 2025.08.21
大学の卒論提出を目前に三日三晩寝ずに机に向かっていた薬師寺來生(ヤクシジ・ライ)。
つい居眠りしてしまったところを少女の声が喚び覚ます。
「貴方の座右の銘を教えてください」
寝ぼけていた薬師寺來生が適当に答えてしまったが為に得た特殊なスキルは──唾液が回復薬になる代物だった!?
異世界召喚された大学生が異色なスキルでなんやかんやする物語。
文字数 10,585
最終更新日 2025.09.09
登録日 2025.08.31
ホテル ドゥ マリー横浜のクローク係、菱野舞香。
自分探しというミッションを叶えるために、25歳でホテルで働き始めてから3年が過ぎた。
彼女にはもうひとつミッションがあった。それは、愛知万博で心奪われた香水と同じものを探すことだった。
トラブルの予兆として、愛用の香水の香りが不快なほど「キツく」なる。その不思議な現象と連動するかのように、奇妙な夢も見るようになる。その夢に出てくる女性は古代エジプト風の装いをしていた。
開業25周年に向かうホテルの華やかな舞台で繰り広げられる、運命の再会と自己発見のお仕事ミステリー。
文字数 30,968
最終更新日 2025.12.06
登録日 2025.10.11
高校2年生の春、私たちの物語は動き出したーーー。
優しくて明るく、恋愛に少し鈍感な主人公ひなたと仲良し5人組のわちゃわちゃ感や、少し甘酸っぱくも切ない恋愛模様が描かれる最初の作品。
ーーーキミは誰と恋をする?ーーー
☆登場人物☆
・朝日 ひなた(あさひ ひなた)♀
明るくて誰にでも優しい高校2年生。
恋愛面に関しては鈍感。
みんなの事を誰よりも大切に想っている。
・加賀美 瑠夏(かがみ るか)♂
いつも強気で口が少し悪い。
幼馴染のひなたを誰よりも大切に想うが、素直になれずよく1人で葛藤してる。
中学の頃荒れていた時期があったけど、ひなたの存在に救われそこから恋心を自覚する。
天音とは仲が良いものの、彼に対して嫉妬が垣間見える。
・九条 天音(くじょう あまね)♂
面倒見がよく誠実なお兄ちゃんタイプ。
困ってる人がいれば優しく手を差し伸べる。
高校1年生の頃にひなたと瑠夏と出会いそこから友達だけど、最近ひなたに対しての気持ちを自覚。
態度などあまり表には出さないけど、周りからは結構わかりやすい。
・櫻井 悠理(さくらい ゆうり)♂
普段は落ち着いていて茶化したり軽口を叩いたりするが、時たま真面目な雰囲気をかもし出し、考えが誰よりも大人的。
ノリが良くて絡みやすい。
3人の恋愛模様を楽しみながら、時にちょっかいを出しつつ見守る。
・水樹 蛍(みずき ほたる)♀
明るく活発で少し気が強いけど思いやり深い女の子。
後にひなたの親友となり、みんなのお姉さん的存在に。
男子3人にも臆することなくハキハキと意見を言う。
ひなた達の恋愛模様を悠理と共に優しく見守る保護者的ポジションにつく。
・朝日陽翔(あさひはると)♂
ひなたの実の兄。
社会人2年目の22歳。
ノリが良く誰とでもすぐ仲良くなれる陽キャ。
でもひなたの事を1番に大切に思ってる。
家事全般こなせるスパダリ兄。
彼女は今いない。
ひなた達の恋模様を楽しんで見守ってる。
文字数 138,831
最終更新日 2026.01.25
登録日 2025.10.11
20代の頃、音楽はまだ夢だった。
バンドの名前は“チーズケーキ”。
甘くて、少しほろ苦くて、恋の味みたいだった。
出だしは、悪くなかった。
地元ではちょっとした話題になって、テレビCMのタイアップも決まった。
そして、ソニー・ミュージックとの契約。
スタジオにこもり、眠らずに音を重ね、ようやく夢が形になりはじめていた。
あの頃の自分たちは、きっと本気で「いける」と思っていた。
でも、現実はいつも静かに軋む。
ある日、ベースとドラムが同時に抜けた。
理由は単純だった。
「もう少し、現実を見たい」――彼らはそう言って去っていった。
音楽を置いて、それぞれの人生を選んだ。
それを責める気にはなれなかった。
むしろ、彼らの方が正しかったのかもしれない。
それでも、自分たちはまだ夢を手放せなかった。
だから、名前を変えた。
“MOSHIMO”。
もしも、あの頃の夢がまだ続いていたら――そんな願いを込めて、東京へ出た。
東京の街は、冷たくて、眩しかった。
スタジオ代も家賃も高くて、心だけが削られていく。
それでも歌った。恋を、痛みを、報われない気持ちを。
でも――気づけば自分は恋をして、そして、それが実ってしまった。
幸せになった瞬間、あの歌詞の痛みが消えていった。
甘酸っぱい恋の歌は、もう本当には響かなくなった。
30代半ばの女が、“叶わない恋”を歌い続ける姿は、
自分でも少し気持ち悪く感じるほどに、現実とかけ離れていた。
ファンは、きっと察していたと思う。
“片想いの痛み”を歌う声に、もうリアルがなくなっていることを。
それでもステージに立つたび、あの頃の自分を演じた。
夢を続けるために、嘘をつき続けた。
やがて、ボーカルが本当の幸せを掴み、MOSHIMOは解散した。
それは自然な終わりだった。
けれど、あのとき鳴らした音だけは、
今でも耳の奥でかすかに残響している。
――チーズケーキは溶けた。
甘さも、苦さも、すべて現実に溶けて消えた。
けれど、あの味を知っているからこそ、
もう戻れない時間が、今でも少しだけ愛しい。
文字数 832
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.10.30
あくまで魔界への門が開くまで、飽くまで悪魔であることを命じられた悪魔らしくないアーク・マクアと、悪魔になりたい熊の獣人の女の子アクーとの、あくまで一時的な共同生活の幕開け。
文字数 2,170
最終更新日 2025.11.01
登録日 2025.10.31
八本木の下里銀行で銀行員をしている奴島 翠はイタコの子、痛朗を連れて謎の死を遂げた彼氏の沖多 達吉の無念を晴らすべく事件の真相に迫る前代未聞のイタコミステリー!
文字数 3,598
最終更新日 2025.11.06
登録日 2025.11.06
公爵令嬢ルトは、ある日自分が「わがまま放題の末に王子に婚約破棄され、悲惨な末路を辿る悪役令嬢」であるという運命を悟る。
彼女は平穏な平民生活を勝ち取るため、あえてシナリオ通りに「婚約破棄」を狙い、周囲から嫌われるための「悪行」を開始する。
文字数 54,497
最終更新日 2026.01.12
登録日 2026.01.12
戦国時代の日本と似て非なる異世界の島国・和国。
皇祖神を奉じる神宮の社領・伊勢では、圧政に耐えかねた民衆が、天竺より来訪したという龍神の加護を受けて蜂起した。神宮を倒して下克上に成功し、一揆衆による新体制となった伊勢は、幕府や近隣州とにらみ合いつつも、特産品である医薬の交易を再開した。
「龍神様の霊験あらたかな伊勢の薬はいらんかね。労咳(ろうがい)、疱瘡(ほうそう)、蝮毒(ふくどく)、癌(がん)、治らぬ病などありはせぬ。お代は一服百文也。少々値は張るが、命の代価と思えば安い物。銭がなければ、代わりに赤子一人でも結構だよ」
旅の薬売り兼人買いが主人公の、和風ファンタジーです。
※贄食(にえじき)…いけにえを食すという意味の、私の造語です。
登録日 2014.04.20
若くして最愛の妻を亡くした男は、葬儀前夜、悲しみに呑まれ生きる気力さえ失いかけていた。静まり返った部屋で祈るように「おいで」と呟いた瞬間、妻が夢とも現実ともつかぬ姿で現れ、「死は永遠の別れではない」と告げる。そして、いつか“あちら”で再会できること、だから悲しみだけに囚われず笑顔を捨てないで生きてほしいと、優しい約束を残して去っていく。
初七日を過ぎ、男は妻の最後の手紙を読み返し、涙の中で「逢える日まで生きる」と誓う。日々の暮らしの中で痛みは消えないまま形を変え、それでも少しずつ笑えるようになる。やがて季節が巡り、男が人生の終わりを迎えた夕暮れ、再び妻が若いままの姿で現れ、彼は約束を果たした安堵とともに「ただいま」と心の中で告げながら、茜色の空の向こうへと旅立っていく。
文字数 3,946
最終更新日 2026.02.04
登録日 2026.02.04
男は気がつくと、人間ながら竜の子供として異世界に転生していた。
その竜は『神獣』と呼ばれ、人々から神と崇められる五体の魔獣の内の一体だった。
自分たちをチヤホヤしない人間を懲らしめるために、神獣たちは各自で人間の子供を育てる。
男も父と慕う竜の神獣のもとで大切に育てられ、力をつけること二十年。
『神獣の子』として育った男は自由を求めて旅立つのだった。
その先にある広大な世界を知るために。自分と同じ神獣の子と会うために。
登録日 2015.07.04
東広島の老舗和菓子屋の娘・桐島葵、二十八歳。恋人に別れを告げられた夜、彼女は泣きながら餡を炊き、それを捨てられずに冷凍した。
翌朝、幼なじみのライバー・森下凛からLINEが届く。「横川で和菓子カフェをやろう」——。
なぜ和菓子なのか。なぜ横川なのか。二人は夜ごと横川の街で語り合い、夢に向かって走り始める。しかしその傍らには、凛のフィアンセが抱える秘密、父が封印してきた横川の記憶、そして葵自身が親友に言えずにいる「小さな嘘」が、静かに影を落としていた。
路地裏で出会った小学生・蓮との縁が、二人の背中をそっと押す。信頼と裏切り、善意と沈黙が交差する横川の夜を越えて、和菓子カフェ「咲餡」はやがて扉を開く。
甘さの奥には、影が要る——。祖父の言葉が、すべての答えだった。
文字数 37,640
最終更新日 2026.03.13
登録日 2026.03.13