「揺れ」の検索結果

全体で1,607件見つかりました。
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ライト文芸 完結 短編
三十路を目前に控えた志保は、付き合って五年になる恋人・達也との関係に、どこか不安を抱えていた。 気が強くて、可愛げがない――そう言われた言葉が、ずっと胸に引っかかっている。 本当は結婚だってしたい。 でも、彼の好みは自分とは正反対で、どうしても自信が持てない。 そんな中、些細なことがきっかけで二人は大喧嘩をしてしまう。 いつもだったら何気ないメッセージを送れば仲直りできるのに、今は連絡ひとつ送れないまま、時間だけが過ぎていく。 ――このまま、終わってしまうのかもしれない。 強がりで素直になれない彼女と、想いをうまく伝えられない彼。 すれ違い続けた五年目の恋が、静かに揺れ動く。
大賞ポイント 10,844pt
文字数 4,724 最終更新日 2026.05.01 登録日 2026.04.30
青春 連載中 長編 R15
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
大賞ポイント 3,877pt
文字数 14,596 最終更新日 2026.01.30 登録日 2026.01.14
ライト文芸 連載中 長編
オリコンランカー。だけど専業にはなれない。四十七歳、兼業作家の“まだ終われない”人生譚。 あらすじ 四十七歳の佐伯真人は、出版社では名前の知られた現役ライトノベル作家だ。新刊を出せば発売週にオリコンランキングへ入ることもある。熱心に追いかけてくれる読者もいる。だが、それでも彼は会社を辞められない。印税だけで生活を支えるには、現実はあまりにも不安定だった。 昼は都内の会社で働く、ごく普通の中年会社員。会議に出て、部下に気を配り、上司に頭を下げる。職場の誰も、彼が現役の商業ライトノベル作家だとは知らない。夜になれば、家族が寝静まったあとにパソコンを開き、締切と向き合う。新刊が平積みされる朝も、レビューに心が揺れる夜も、翌日には変わらず出社しなければならない。 売れていないわけではない。夢を諦めたわけでもない。けれど、夢だけで生きていけるほど甘くもない。書店では名前があり、会社ではただの人。二つの顔のあいだで揺れながら、真人はそれでも物語を書くことをやめられない。 これは、若さも勢いも過ぎたあとで、それでもなお「好きなこと」を手放せない大人の物語。報われているはずなのに、どこか足りない。そんな人生の片隅で、今日も一人の兼業作家が新しい一行を書き始める。
大賞ポイント 638pt
文字数 343,327 最終更新日 2026.05.10 登録日 2026.03.27
ライト文芸 完結 長編
革命の夜、雪深き王国は静かに崩れようとしていた。 国王の命を受け、三人の王子王女たちは母の故郷、日本へと亡命する。異国の文化、異なる言葉、違う暮らし。 守られるだけだった王女たちは、そのすべてに戸惑いながらも、新たな日々の中で少しずつ、自分自身の“役割”を見つけはじめていく。 母の面影を追い、母国の誇りと少女らしい繊細さの狭間で揺れる長女ルシアーナ。 「王女」としての矜持を胸に、新しい場所で成長する次女ミッシェル。 そして、一家を支える長男ジェラードは、まだ幼い妹たちの背中を、静かに、そして確かに押していく。 家族の絆、異文化との出会い、忘れられた日常の温かさ。 遠い祖国を離れても、王家の花は新しい地に根を張り、咲こうとしていた。 これは、異国に咲いた王家の花が、いつかこの地で誇りを持って咲き誇るまでの、少し切なくて暖かい、家族と成長の物語。 作
大賞ポイント 586pt
文字数 98,488 最終更新日 2026.05.02 登録日 2026.04.02
ライト文芸 完結 長編
【完結】あたしは天才じゃない。 『音楽の天使』と呼ばれる天才ヴァイオリニスト・管野紫帆。 その幼なじみであり、高校二年生のコンテスタント藤崎理久の視線は、いつも彼女を追っていた。 ふたりの間には、高校二年の支倉直が踏み込めない何かがあった。 特別なふたりの前で、直は自分が凡才だと突きつけられる。 嫉妬、劣等感、そして焦燥。 直は、その痛みさえ音に変えると決めた。 たとえそれが、「コンクールで勝てない」と言われた音だとしても。 ※既存シリーズ『Sarta Tsumugiya』(完結済)第5話のスピンオフですが単独で読めます。 ※番外編『空木と迷光』連載中です。 ※番外編集『泳ぎ方を知らないクラゲの話』不定期連載中です。 ※バイオリン(検索用/表記揺れ)
大賞ポイント 532pt
文字数 123,170 最終更新日 2026.04.15 登録日 2026.03.26
青春 完結 長編
「スキルが発現したら死ぬ」 自分に与えられたスキルと、それによって訪れる確実な死の狭間で揺れ動く高校生たちの切ない生き様を描く、青春SFファンタジー群像劇。「人の死とは、どう定義されるのか」を紐解いていきます。 ■こだわりポイント ・全編セリフで構成されていますが、なぜセリフしかないのか、は物語の中で伏線回収されます ・びっくりするような伏線を沢山はりめぐらしております ・普通のラノベや物語小説では到底描かれないような「人の死」の種類を描いています ・様々なスキルや事象を、SFの観点から詳細に説明しています。理解できなくても問題ありませんが、理解できるとより楽しいです
大賞ポイント 504pt
文字数 415,140 最終更新日 2022.09.12 登録日 2022.04.15
ライト文芸 完結 長編
七年ぶりに地元へ戻った朝倉は、図書館でかつて想いを寄せていた水野遥と再会する。 変わらない笑顔に安堵する一方で、彼女の言葉や振る舞いには、わずかな“ずれ”があった。 同じ説明を繰り返す。約束を思い出せない。名前がすぐに出てこない。 やがて朝倉は、遥が日々の出来事を手帳に書き留めることで、失われていく記憶をつなぎとめていることを知る。 「書いておけば、あとでわかるので」 彼女と過ごす時間の中で、朝倉もまた記録を書き始める。 だが、書くことで残せるものと、どうしても書けないものがあることに気づいていく。 記録と記憶のあいだで揺れながら、二人は同じ時間を持ち続けようとする。 それでも、こぼれ落ちていくものは止められない。 書けなかったことは消えていく。 それでも、確かにそこにあった午後は――消えない。
大賞ポイント 501pt
文字数 28,110 最終更新日 2026.04.25 登録日 2026.04.25
青春 完結 長編
冬樹と夏樹はそっくりな双子の兄妹。入れ替わって遊ぶのも日常茶飯事。だが、ある日…入れ替わったまま両親と兄が事故に遭い行方不明に。夏樹は兄に代わり男として生きていくことになってしまう。家族を失い傷付き、己を責める日々の中、心を閉ざしていた『少年』の周囲が高校入学を機に動き出す。幼馴染みとの再会に友情と恋愛の狭間で揺れ動く心。そして陰ではある陰謀が渦を巻いていて?友情、恋愛、サスペンスありのお話。
大賞ポイント 53pt
文字数 296,235 最終更新日 2025.05.19 登録日 2024.07.14
ライト文芸 連載中 長編
拍手が好きだ。自分に向けられたことは、一度もないけれど。  高校三年の三谷波瑠は、ピアニストを目指す幼なじみのコンクール書類を整え、小説家志望の後輩の原稿に感想を書き、進路に悩む下級生の推薦状を練る。 放課後活動支援部、通称ゆめ部のたった一人の部員。 誰かの夢を裏方で整えることが、波瑠の放課後のすべてだった。  高三の二学期、転入生の瀬戸内廻がゆめ部にやってくる。なんでもそこそこできるのに、なんにも本気になれないという廻は、ある放課後、波瑠に尋ねた。 「お前は、何がしたいの」 波瑠は答えられなかった。その問いの形をした穴が、ずっと前から胸の真ん中に空いていたことに、気づいてしまったから。  幼なじみのピアノの才能は、遠い舞台の上でますます輝いていく。後輩の小説は、波瑠の知らないところで誰かの心を動かし始めている。みんなが前に進む。でも、波瑠だけが客席に座ったままでいる。  支えているつもりだった。でも本当は、自分自身と向き合うことから、ずっと目を逸らしていただけなのかもしれない。  夢を追って家族を置いていった父。才能を信じることをやめた母。十六年間閉ざされていた書斎の奥に眠る、一枚の絵。  すべてが繋がったとき、波瑠の足元が揺れる。  海が見える丘の上の高校で過ごす、最後の半年間。  夢を持てない少女が、夢を持てないまま、自分の足で立ちあがるまでの物語。  あの日、コンクール会場の暗い客席で流した涙の意味を、波瑠はまだ知らない。
大賞ポイント 49pt
文字数 21,013 最終更新日 2026.05.08 登録日 2026.04.09
ライト文芸 完結 長編
満月の夜、女警察官・源(みなもと)加代子(かよこ)が仕事を終えて帰宅すると、鍵をかけたはずの部屋の扉が開いていた。 警戒しながら部屋に入ると、開いた窓辺に立っていたのは、一度満月の夜に口づけを残して消えたはずの男――光源氏だった。 「わからぬ……戻ってこれた……」 かつて突然現れ、現代に戸惑いながらも、加代子と奇妙な同居生活を送り、やがてホストクラブで圧倒的な人気を得た平安の貴公子。 あまりにも切なく、美しく別れたはずの相手が、まさかの再来。 感動の涙を返せと怒る加代子だったが、再び目の前に現れた光源氏を前に、胸の高鳴りを抑えられない。 しかも今回の光源氏は、以前より少しだけ現代に慣れ、相変わらず女たちを惹きつける天性の魅力は健在。 再びホストクラブに立てば、初日から店を揺るがす大人気。 シャンパンタワーに指名の嵐、売上はうなぎのぼり。 だが、どれほど女性たちに囲まれても、光源氏の心が向かう先はただ一人――加代子だけだった。 一方の加代子もまた、彼を“面倒な居候”として突き放しきれない。 むしろ、一度失ったからこそわかる。 隣にいてほしいこと。 帰ってきてほしかったこと。 そして、もう一度失うのが怖いことを。 なぜ光源氏は再び現代に戻ってきたのか。 この再会は奇跡か、それとも、また訪れる別れの前触れなのか。 満月の夜に始まり、満月の夜に揺れる、時代を超えた恋の続き。 あの光源氏が、再び現代で大暴れ。 けれど今度こそ、本当に選ぶのは“運命”ではなく、“愛した人”。 切なくて、甘くて、少し笑えて、最後まで目が離せない。 物語から抜け出した光源氏と、彼に振り回されながらも惹かれていく女警察官の、再会から始まる時空恋愛譚。
大賞ポイント 35pt
文字数 79,690 最終更新日 2026.05.10 登録日 2026.04.15
青春 完結 長編
奪わせない。君も、その未来も。――「三センチ」の距離に隠した、不器用な主将と天才後輩の独占愛。 【あらすじ】 弓道部副部長の**湊(みなと)**は、誰よりも早く道場に通うストイックな男。だが、その胸のうちは一学年下の後輩・**葵(あおい)**への「届きそうで届かない想い」で揺れていた。 指導という大義名分の下、重なる手と手。あと数センチで触れられる距離。 二人の淡い関係は、宿敵・成瀬の「彼女を奪う」という卑劣な宣戦布告によって激変する。 「お前が、眩しすぎるんだよ」 焦りからスランプに陥り、崩れていく湊。 追い抜かれる恐怖、そして狂おしいほどの独占欲。 崩壊寸前の湊を救ったのは、葵の真っ直ぐな鼓動だった。 「私を助けようと思わないでください。……私を、隣に立たせてください」 部内戦、合宿での密かな夜、そして運命のインターハイ予選。 宿敵との決戦を前に、二人は「先輩・後輩」の境界線を超え、一つの放物線を描き始める。 弓道に懸ける一途な情熱と、独占欲強めな主将の不器用な溺愛。 静寂の道場で育まれる、青春弓道ラブストーリー!
大賞ポイント 30pt
文字数 27,362 最終更新日 2026.05.08 登録日 2026.04.27
ライト文芸 連載中 長編
※ライト文芸ランキング完結時8位ランクイン作品 瀬戸内海の穏やかな海を舞台に描く、青春と恋の物語。 高校生・航は、水泳に打ち込みながらも、自分の限界に揺れていた。 それでも仲間や大切な人に支えられ、もう一度前を向こうとする。 戦時を生きた祖先たちの記憶に触れ、失われたものと残された想いを知る航。 人を想うことの価値は、どんな奇跡よりも尊い――。 青春と戦争、現在と過去が静かに交差する、切なくも美しい物語。 小さな花のように咲く“いとおしい時間”を、あなたへ。 ※物語後半にマスコットキャラ「カエルッパ」が主役のハートフルストーリーを追加します。 カエルッパはあなたの無くした物と、 心の忘れ物を刈り取ります。 忘れ物は再びあなたのもとへ……
大賞ポイント 26pt
文字数 75,707 最終更新日 2026.05.10 登録日 2026.02.06
ライト文芸 連載中 長編
41歳。 私は、結婚を“数字”で決めようとしている。 年収、安定、将来性。 条件は揃っている。だから、間違いないはずだった。 そんなある日。 婚活の帰り道で、ひとりの少年と出会う。 小学五年生のその子は、なぜか私を見て――泣いた。 「やっと会えた」 そう言われた瞬間、胸の奥がざわついた。 理由はわからない。けれど、どこか懐かしい。 その子の父親とも出会う。 数字では選ばないはずの人なのに、なぜか一緒にいると落ち着いてしまう。 正しい選択をしたいだけなのに。 どうして、こんなにも揺れるのだろう。 ――これは、数字では測れなかった感情の話。
大賞ポイント 21pt
文字数 34,479 最終更新日 2026.05.10 登録日 2026.04.29
現代文学 完結 短編
 夫の前に置かれた一枚の白紙――離婚届。  不倫をした妻・恵は、罪を隠さず向き合うため、自らの髪を剃り落とし丸坊主となる。  坊主の頭皮に当たる風、街の視線、同僚との会話、母の優しい言葉、そして祖母が残した手紙。  すべてが彼女に「嘘を隠さない生き方」を迫り、同時に「新しい自分」を照らし出していく。  夫・聡はなお揺れていた。怒りと愛情、赦しと不信、その狭間で立ち尽くしながらも、丸坊主の妻を見つめることで「終わりではなく、続ける余白」を見つけていく。  ――髪は伸びる。心もまた、切らなければ伸びない。  不倫から始まった断髪が、「罰」から「再生の証」へと変わるまでを描く、夫婦の物語。 井上 恵(いのうえ めぐ) 三十代前半の女性。編集会社勤務。 不倫をしたことをきっかけに、夫との関係が大きく揺らぐ。 罪を隠さず向き合うため、自ら髪を剃って丸坊主になる。 坊主頭を通じて、風や光、他人の視線を正直に受けとめ、自分自身を取り戻していく。 井上 聡(いのうえ さとし) 恵の夫。会社員。 妻の不倫を知り、深く傷つき離婚を決意するが、彼女の断髪を見て迷い始める。 怒りと愛情のあいだで揺れながら、再び妻と向き合う決心をしていく。 藍(あい) 恵の後輩。編集部の若手社員。 先輩である恵の変化を間近で見て大きな影響を受け、自らも髪を短く切る。 「嘘をつかない姿勢」に憧れ、恵の心の支えとなっていく。 恵の母 穏やかで温かな性格。娘の坊主頭に驚きつつも「似合っている」と肯定する。 血縁ならではの優しさで恵を支え、彼女の選択を受け入れる存在。 祖母 故人。戦後の混乱期を生き抜き、若い頃に断髪を経験した。 生前に恵へ残した手紙が、後に「坊主は再生の象徴」であることを伝える重要な道標となる。 吉岡カウンセラー 中年の男性カウンセラー。 恵と聡が向き合う場を整え、「坊主は終わりではなく始まり」と言葉で示す。 夫婦が再生へ進むきっかけを与えた第三者。
大賞ポイント 16pt
文字数 24,219 最終更新日 2026.01.29 登録日 2026.01.15
ライト文芸 連載中 短編
愛を知るために、龍は空から落とされた。 駐車場で拾ったのは、傷だらけの白い蛇だった。 巫女の家に生まれ、“ヒトではないもの”が見える少女・美雨は、いじめられていた小さな白蛇を助ける。 その正体は、龍の子・ミズチ。 力を失ったまま、人の世界で「アイ」と「ベツリ」を学ぶために落とされた神の子だった。 甘えん坊で、やさしくて、どこか不器用なミズチ。 半分に割ったコロッケ。 湯気の向こうのマグカッププリン。 そんな何気ない日々が、いつしか当たり前になっていく。 けれどそれは、永遠ではない。 やがて訪れる、避けられない別れ。 ――十二年後にしか開かない“空の門”。 「それでも、あなたを好きになってしまった」 これは、 神と人のあいだで揺れながら、 愛を知り、 別れを知り、 それでも忘れられなかった二人の、 “約束”の物語。 ※本作はシリーズ作品です。続編に『君ハ巳ノ運命のヒト』があります。
大賞ポイント 16pt
文字数 5,579 最終更新日 2026.05.10 登録日 2026.04.18
ライト文芸 連載中 短編
女性ファッション誌編集者の香奈枝は、人気フードライターである親友・朝陽に密かに恋心を抱いていた。仕事を通じて出会い、美味しい食事を共にしながら、いつしか互いになんでも話せる大切な存在に。この穏やかな関係がずっと続けばいい――そう願っていた香奈枝だったが、ある日、朝陽の「結婚」が近いという衝撃的な噂を耳にしてしまう。さらに、彼の仕事を通じて築かれた二人の関係性にも変化が訪れる可能性が示唆され、香奈枝の心は激しく揺れ動く。 失恋の予感に胸を痛めながらも、いつものように朝陽と食事をすることになった香奈枝。そこで朝陽が語り始めたのは、「一生を共にしたいと思える、食事よりも大切な人」の話だった。彼の幸せそうな様子に、懸命に笑顔を取り繕う香奈枝。しかし、彼女が失恋を受け入れようとしたその時、朝陽から放たれたのは、予想もしない、あまりにもまっすぐな一言だった……。
大賞ポイント 13pt
文字数 12,969 最終更新日 2025.05.04 登録日 2025.04.30
現代文学 連載中 長編
「その匂いだけは、ずっと嫌じゃなかった。」 ――“におい”から始まる、静かであたたかい再会の物語。 図書館司書として働く28歳の綾香は、極度の嗅覚過敏を抱えながら日々を生きている。 満員電車の香水、職場の柔軟剤、すれ違う誰かの整髪料……「におい」が原因で、人との距離をうまく取れずにきた。 そんな彼女がある日、返却された古本に、ふと“懐かしい匂い”を感じる。 それは高校時代、美術室の午後に隣にいた、あの人の匂いだった。 名前も声も交わせなかった過去。 けれど「匂い」だけが記憶の中で確かに残っていた。 静かにすれ違う再会。 香りでしか距離を測れなかった彼女が、はじめて“人と寄り添う”ことを願いはじめる──。 「匂いは、思い出じゃない。  いまも、ここにいる証なんだ。」 五感が揺れる、心の再生ストーリー。
大賞ポイント 12pt
文字数 279,629 最終更新日 2025.07.05 登録日 2025.06.14
ライト文芸 連載中 長編
~僕は今日も授業中に 全く椅子をずらすことができない、 居眠りしたくても 少し後ろにすら移動させてもらえないんだ~ とある新設校で退屈な1年目を過ごした ごくフツーの高校生、高村コウ。 高校2年の新学期が始まってから常に コウの近くの席にいるのは 一言も口を聞いてくれない塩対応女子の煌子 彼女がコウに近づいた真の目的とは? そしてある日の些細な出来事をきっかけに 少しずつ二人の距離が縮まるのだが 煌子の秘められた悪夢のような過去が再び幕を開けた時 二人の想いと裏腹にその距離が再び離れてゆく。 そして煌子を取り巻く二人の親友、 コウに仄かな思いを寄せる美月の想いは? 遠巻きに二人を見守る由里は果たして…どちらに? 恋愛と友情の狭間で揺れ動く 不器用な男女の恋の結末は 果たして何処へ向かうのやら?
大賞ポイント 12pt
文字数 181,660 最終更新日 2023.01.31 登録日 2021.12.07
ライト文芸 連載中 長編
猫の人生は、ささやかな喜びでできている。日だまりの暖かさ、カリカリの匂い、そして愛する人の手の感触。この物語の語り手である小さな猫にとって、ララがいるから世界は完璧だった。しかし、その黄金色の日常の裏側で、影が色濃くなっていく。ララは、不治の病に侵されていた。主人の脆さを本能で感じ取った猫は、ただ見守るだけの日々を捨て、彼女の笑顔を守る騎士になることを決意する。ラベンダーのカーテンが揺れる家で、愛と別れ、そして猫の忠誠心を描く静かな物語が始まる。
大賞ポイント 11pt
文字数 902 最終更新日 2026.04.30 登録日 2026.04.30
青春 完結 短編
季節の変わり目に、新しい自分へ踏み出す決意を固めた主人公。長らく伸ばしていた髪を思い切ってバッサリと刈り上げるため、昔ながらの床屋を訪れる。揺れる心に呼応するかのように低く響くバリカンの音、さらりと落ちていく髪の感触、そして洗髪台で感じる解放感。 短くなった髪のその先に見えたのは、迷いや不安を抱えたままでも「新しい一歩」を踏み出せる自分自身の姿。髪を切るという小さな決断がもたらす、大きな変化と心の昂りを描いた物語。
大賞ポイント 10pt
文字数 11,146 最終更新日 2025.04.28 登録日 2025.04.28
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