「平成 西暦」の検索結果
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――2039年8月、千家春文は学校で奇妙な石碑を見かける。
「夢子、あの石碑って……」
「えぇ、ずいぶん古い物ですね。確か100年前の戦没者の慰霊碑だとか。この辺りも空襲で燃えたらしいですわ……」
「へぇ……夢子、詳しんだな」
「まぁ、でも……いえ。何でもないです」
何だか歯切れの悪い言い方をするな……とも思ったが追求する必要もなく、僕達はそのまま千草に校内の案内をして周り、無事に学校説明会が終わった。
………
……
…
テーブルには新聞が置いてある。何気に手に取り、目を疑った。
『1939年8月9日月曜日』
「は?え?1939年?え?」
何度か見直したが西暦は1939年だった。指折り数える。
「えぇと……令和、平成があって……その前が昭和……あっ、書いてある。昭和14年……!?」
新聞は漢字と平仮名表記ではあるが、所々意味がわからずペラペラと捲る。
………
……
…
100年前の世界へタイムリープした春文。そこで起こる数々の出会い、別れ、試練……春文の運命は?
無事に元の世界へ帰る事はできるのか!?
「10年後の君へ」と交わる世界観のファンタジー
「100年の恋」――最後までお楽しみ下さい。
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執筆 2024年1月8日〜4月4日
公開 2024年4月7日
著・ざこぴぃ。
文字数 102,110
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.06
西暦2029年地球は核の炎に包まれた。
第三次世界大戦だ。
まぁとは言っても文明は滅びなかった。
国、文化、人命、多大な犠牲の元、人類は学んだ。
世界平和など幻想だ。
人類が滅亡しても争いは続く。
弱肉強食は動物としては自然だ。
平和や平等、自由。そう言った知的で人間というものを証明するものを維持するのは多大な努力と警戒が必要だという事を人類は学んだ。
暴力性を認め、受け入れ制御せねば滅びると、欲望を力にしなければならないと。
西暦2030年、元アメリカ合衆国某所にて記憶媒体実験中のスーパー量子コンピュータが意識を持ち、その提案の元地球連邦が発足。彼はこの年を人類歴0年とした。
彼の指示の元、彼らは急速に版図を広げた。
人類歴50年地球連邦改め人類連邦が正式に発足。量子コンピュータが蓄えた知識を元に地球の文化の復興支援開始。
人類歴53年量子コンピュータが争いの元となるだろう自らの命を断ち、人類への最後の貢献とした。
以後高度なAI生命の作成は禁じられる。
人類歴55年 人類圏拡大計画が発足。
未だ残る汚染の除去や宇宙開発への技術開発が進められる。
人類歴58年初のワープ航法の実験成功。
その後連邦は防衛組織宇宙艦隊を設立。本格的な近隣星への入植、防衛力強化に力を入れる。
同時に宇宙探査計画も小規模ながら進められる。
人類歴100年宇宙艦隊初の友人宇宙探検艦ホープ探検任務に着く。
人類はさらなる宇宙へと足を進めた。
それから300年の人類歴400年、探査船トウキョウにて、こんな変な歴史を歩んだ未来に転生した平成の男がもう一度やり直そうとするところから物語は始まる。
文字数 11,829
最終更新日 2019.07.26
登録日 2019.03.17
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