ユイナには双子の姉、マアヤがいた。
産まれは1時間しか違わないのに、マアヤはすっかり姉貴面。
ユイナの意見は二の次。
自分が物事を決めるのが当然だと考えている。
文字数 1,291
最終更新日 2020.12.12
登録日 2020.12.12
会社の帰り道。
早く帰りたくて、いつもは通らない道を歩いていた。
「今日もだいぶ帰りが遅くなってしまった」
と、ぶつぶつ言いながら。
ふと、100mほど先に黒い塊が見える。
文字数 735
最終更新日 2020.12.12
登録日 2020.12.12
男は1人で雪山にチャレンジしていた。
朝から晴天に恵まれ、山の景色を楽しむ。
今までになく、順調に登山をしていた。
「なんて素晴らしい景色なんだ。今日という日を選んで良かった」
男はあともう少しでたどり着く所まで来ていた。
ヒューッ
文字数 659
最終更新日 2020.12.12
登録日 2020.12.12
兄はわがままで人を見下す人だった。
疲れた母は家出をしてしまう。
すると、兄の怒りは父と妹の私に向けられた。
そんなある夜のこと。
文字数 405
最終更新日 2020.12.05
登録日 2020.12.05
リッキーはケニーの家へと遊びに行きました。
庭で遊んでいると、家の中に花火があることに気づきます。
「あれ?」
「どうしたの?ああ、花火ね」
ケニーは花火を持って来て、「お母さんがもらったって言ってた」
「そうだ、庭で花火をやろうよ」
とケニーが誘います。
文字数 504
最終更新日 2020.12.05
登録日 2020.12.05
ロンは川に辿り着くと、そこには鉄でできた橋とツルでできた橋がかかっていました。
「どちらの橋で向こう側に渡ろうか」と悩んでいると・・・
文字数 311
最終更新日 2020.12.05
登録日 2020.12.05
新しい家に引っ越してから体調がすぐれない。
玄関のドアを開けると中から冷たい空気が吹いてくる。
トイレに入れば背後から背中を触られるって、もう怖すぎ!
部屋には邪気が漂っていて気分が悪くなる。
今日もまた、私の体を邪気が包み込む。
「ああ、早くこの家から出たい...」
家に帰るたびそう思う。
そんなある日。
文字数 1,083
最終更新日 2020.11.29
登録日 2020.11.29
俺の名前は祐二。
冴えないサラリーマンだ。
会社ではろくな仕事を与えられず、上司もデキない平社員って目で見下すんだ。
38歳にもなって出世すら見込めない俺に、家族も冷たい。
そんな俺は、どこにも居場所がなかった。
だから、居場所を見つけるために、繁華街へと足を伸ばしたんだ。
繁華街は歩いているだけでも楽しい場所だ。
ネオンが華やかだわ、人の熱気も感じられる。
それに、なんといっても美人が多い。
文字数 960
最終更新日 2020.11.28
登録日 2020.11.28
大学から帰ってきた俺は、午後から友達の博文と心霊スポットに行くことにした。
初めての心霊スポットに、行く前からワクワクしちゃう俺。
「こんなにも楽しい気持ちになったの、初めてだよ」
なんて、俺は心を躍らせた。
博文と落ち合った俺は、電車で2時間かけて郊外へと出て、洞窟のある方へと向かった。
文字数 996
最終更新日 2020.11.28
登録日 2020.11.28
逃げられない。
俺を追ってくる者から。
こんなことなら、あんなこと願うんじゃなかった!
仕事の疲れが溜まっているのか、俺は近頃よく夢を見るようになった。
夢の中で、俺は面識のない白髪のじいさんと向かいあってる。
文字数 1,036
最終更新日 2020.11.27
登録日 2020.11.27
ある所に、貧しい家に生まれのローザという女性がいました。
年齢は18歳。
もうお嫁に出してもいい年頃です。
しかし、家が貧しいため、結婚相手を探すお金がありません。
文字数 1,056
最終更新日 2020.08.05
登録日 2020.08.05
マリアン。
いつも兄弟の着たお古を着ているから、服は色あせて、破けています。
そんなマリアンの前に、身なりの汚れたおじいさんが現れました。
ヒゲは長く伸びてボサボサ。
しかし、マリアンは「よかったら家に来てくださいな」と誘うのです。
文字数 995
最終更新日 2020.08.05
登録日 2020.08.05