母に理不尽に当たり散らされたことで家出した私は――見知らぬ世界に転移しました!?

幼い頃、同居していた祖母から言われたことがあった。
もしも嫌なことがあったなら、電話の下の棚から髪飾りを取り出して持っていって、近所の神社の鳥居を両足でくぐりなさい――。

 ◆

十七歳になった真琴は、ある日母に理不尽に当たり散らされたことで家出した。

彼女が向かったのは神社。

その鳥居をくぐると――?
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